ご飯をもっとおいしく!炊飯のプロが教える「正しい炊き方」や「温め直し」の裏技!

  • 2025年05月04日公開

こんにちは、ヨムーノ編集部です。

ご飯をもっとおいしく食べたい!そんなあなたに、管理栄養士や炊飯器のプロ、そしてマツコ・デラックスさんのちょっと意外なテクニックまで、今すぐ試せるご飯の知識を集めました。

「備蓄米」の基礎知識や、意外とみんな間違っていた「正しい炊き方」、冷蔵ご飯をふっくらよみがえらせる裏技など、ご飯ライフがもっと豊かになる情報満載です!

管理栄養士さんが教える!「備蓄米とは?」「いつものお米と違うの?」

最近話題の「備蓄米」ですが、実際どんなお米なのかよく分からない......という声も多いようです。そこで今回は、管理栄養士の安達春香さんに、普段私たちが食べているお米とどう違うのかを伺ってみました!

「備蓄米」とは、災害や食糧不足といった緊急時に備えて、国が計画的に買い入れて保管しているお米のことです。

この制度は、1993年の大凶作による「平成の米騒動」をきっかけに整備されました。当時は国産米が不足し、タイ米の緊急輸入など大きな混乱が起こったのです。

備蓄されるお米は、普段食べているコシヒカリやあきたこまちなどと同様、農家が丁寧に育てたもの。毎年約20万トンずつ集め、最大5年間にわたり低温倉庫で保管されます。

ほとんどが玄米で保存されており、白米よりも鮮度が保ちやすいのが特徴です。

保存期間が過ぎたお米は、フードバンクや子ども食堂などに活用され、食品ロスの削減にも貢献しています。

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タイガー魔法瓶"中の人"が教える!「美味しいご飯の炊き方」

ご飯は毎日食べるものだからこそ、ちょっとした味や食感の変化に敏感になりますよね。

タイガー魔法瓶の"中の人"に、「ご飯を美味しく炊く方法」を教えてもらいました。

教えてくれたのは...タイガー魔法瓶"中の人"

  • タイガー魔法瓶 商品企画第一チーム 炊飯器企画担当 辻本 篤史(つじもと あつし)さん

「土鍋ご泡火炊き」をはじめとする炊飯器の商品企画を担当しています。営業として家電量販店の本部を担当後、1年間のアメリカ研修を経て現部署へ。ケトルや電気ポットの商品企画に携わった後、ジャー炊飯器を担当中。(辻本さん)

おいしいご飯を炊くには、まずお米の計量が重要です。

1合は約150g・180mLですが、一般的な200mLの計量カップでは正確に量れないため、専用の米カップかデジタルスケールの使用がおすすめです。計量時は、カップから溢れた分を平らにすり切ることで、ちょうど1合になります。

次に、お米を洗う工程では、最初に使う水をすぐ捨てるのが大切。お米は最初の水をよく吸うため、長時間浸けるとぬかのにおいが移ってしまいます。

10秒ほどで捨て、指先でやさしく研ぐのがコツです。

また、水は冷たいものを使いましょう。お湯だと吸水が早まり、ぬか臭さが残る原因になります。

最近のお米は精米状態がよいため、強くこすらなくても大丈夫。優しく洗って、栄養とおいしさを守りましょう。

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マツコ・デラックスさん流「冷蔵ご飯の温め方」

冷蔵庫に入れたご飯、どうもパサパサでおいしくない…そんな悩みを持つ方におすすめなのが、TOKYO MX『5時に夢中!(2024年3月26日放送)』でマツコ・デラックスさんが明かした温め直し術です。

管理栄養士の安達春香さんが解説してくれました。

実は、ご飯に含まれるデンプンは冷蔵庫の低温で「老化」し、食感が悪くなってしまうんです。

でも、うっかり冷蔵してしまった場合は、水を使ってふっくら戻す方法があります。まず保存容器にご飯を入れ、水をひたひたに注ぎます。

その後、水をしっかり切ってから、電子レンジで加熱するだけ。目安は500Wで約2分。

水分を一度しっかり補ってから温めることで、パサついたご飯がふっくら炊き立てのような状態に。簡単なので、ぜひ一度試してみてください。

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この記事を書いた人
ヨムーノ 編集部

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