【渋滞の原因とは?】ネクスコ東日本が教える「渋滞を防ぐ」3つの運転テクニック|まさかのあの歌で解決
- 2025年05月24日更新

こんにちは、ヨムーノ編集部です。
ゴールデンウィークなど、車でのお出かけが増える時期。渋滞には、できるだけ巻き込まれたくないものですよね。
今回は、「自分が渋滞の原因にならないために気をつけたい運転のポイント」について、ネクスコ東日本の渋滞予報士に教わりました。
ちょっとした心がけで、渋滞を防ぐ運転ができるようになりますよ!
渋滞の正体は「ブレーキの連鎖」
渋滞は、事故や工事によって発生するイメージがありますが、実は多くが“自然発生”しているって知っていましたか?
渋滞の大きな原因は「後続車にブレーキを踏ませてしまうこと」。
たとえば、自分が急にスピードを落とす → 後ろの車がブレーキを踏む → さらにその後ろの車も……。
というように、ブレーキの波が後方へと伝わることで渋滞が広がっていくのです。
高速道路の渋滞の約7割が「自然渋滞」
ネクスコ東日本の渋滞予報士によると、高速道路で発生する渋滞の約7割が「交通集中渋滞(自然渋滞)」だそうです。
中でも起きやすいのが、「サグ」と呼ばれる場所。
これは下り坂から上り坂に差しかかる“くぼみ”のような地形で、無意識にスピードが落ちやすく、ブレーキの連鎖が起こりやすいポイントなんです。
渋滞ポイント標識を見かけたら要注意!
【ドライブまめ知識🚗🎶】
— NEXCO東日本(関東) (@e_nexco_kanto) April 22, 2025
NEXCO東日本では、#上り坂 #サグ での無意識な速度低下、そして速度低下に起因する渋滞発生を防ぐため、#渋滞ポイント標識 の設置を進めております⚠️
走行中に渋滞ポイント標識を見かけたら速やかな速度回復を意識しましょう🚗 pic.twitter.com/6feowZPLei
こうした無意識な速度低下を防ぐため、ネクスコ東日本では「渋滞ポイント標識」を設置しています。
標識を見かけたら、意識してスピードを一定に保ち、減速しすぎないように走行しましょう。
ちょっとした注意が、後続車のブレーキを防ぎ、渋滞の発生を抑えることにつながります。
車線変更はできるだけ控えて
「早く進みたい」という気持ちからついしてしまいがちな車線変更ですが、これも実は渋滞や事故の原因になりやすい行動のひとつ。
車線変更のたびに後続車にブレーキを踏ませることになり、ブレーキの連鎖が始まってしまいます。
なるべく今いる車線をキープして走行するのが理想です。
渋滞予報士が教える!「車間2秒」テクニック
【ドライブまめ知識🚗🎶】#事故と渋滞をダブルで予防 するには、#前を走る車との間隔を約2秒でキープ が効果的です❗️
— NEXCO東日本(関東) (@e_nexco_kanto) April 20, 2025
追突事故防止に加え、適度な車間がクッションの役割を果たし渋滞予防にもつながります🧐
混雑時はつかず離れずの約2秒の間隔キープを心掛けましょう!https://t.co/UZ8cktndx5 pic.twitter.com/fMsh2snpcl
最後にご紹介するのは、ネクスコ東日本の渋滞予報士おすすめの実践テクニック。それは、「車間は時間で計る」という考え方で、目安は「車間2秒」です。
たとえば、BPM120の曲なら2小節(約2秒)がちょうどいいタイミング。
BPMとは「Beats Per Minute」の略で、音楽のテンポを表す単位です。BPM120は1分間に120拍、つまり1秒に2拍のテンポを意味します。
『崖の上のポニョ』のサビでいえば、「ポ〜ニョポニョポニョ♪」までが約2秒。
この感覚をもとに、前の車と適切な距離を保つことが、渋滞と事故の両方の予防につながります。
渋滞を生まない運転を意識してみよう
ネクスコ東日本の渋滞予報士に教わった通り、渋滞を避けるためには、「自分が渋滞の中心にならない」運転がとても重要です。
- サグや坂道ではスピードを落としすぎない
- 車線変更は最小限に
- 車間は2秒以上をキープ
こうしたちょっとした意識が、後続車への影響を減らし、全体の流れをスムーズにしてくれます。
みんなで気をつければ、連休中の移動もずっと快適に。ぜひ次のお出かけで、実践してみてくださいね!

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