【渋滞の原因とは?】ネクスコ東日本が教える「渋滞を防ぐ」3つの運転テクニック|まさかのあの歌で解決

  • 2025年04月29日公開

こんにちは、ヨムーノ編集部です。

ゴールデンウィークなど、車でのお出かけが増える時期。渋滞には、できるだけ巻き込まれたくないものですよね。

今回は、「自分が渋滞の原因にならないために気をつけたい運転のポイント」について、ネクスコ東日本の渋滞予報士に教わりました。

ちょっとした心がけで、渋滞を防ぐ運転ができるようになりますよ!

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渋滞の正体は「ブレーキの連鎖」

渋滞は、事故や工事によって発生するイメージがありますが、実は多くが“自然発生”しているって知っていましたか?

渋滞の大きな原因は「後続車にブレーキを踏ませてしまうこと」。

たとえば、自分が急にスピードを落とす → 後ろの車がブレーキを踏む → さらにその後ろの車も……。

というように、ブレーキの波が後方へと伝わることで渋滞が広がっていくのです。

高速道路の渋滞の約7割が「自然渋滞」

ネクスコ東日本の渋滞予報士によると、高速道路で発生する渋滞の約7割が「交通集中渋滞(自然渋滞)」だそうです。

中でも起きやすいのが、「サグ」と呼ばれる場所。

これは下り坂から上り坂に差しかかる“くぼみ”のような地形で、無意識にスピードが落ちやすく、ブレーキの連鎖が起こりやすいポイントなんです。

渋滞ポイント標識を見かけたら要注意!

こうした無意識な速度低下を防ぐため、ネクスコ東日本では「渋滞ポイント標識」を設置しています。

標識を見かけたら、意識してスピードを一定に保ち、減速しすぎないように走行しましょう。

ちょっとした注意が、後続車のブレーキを防ぎ、渋滞の発生を抑えることにつながります。

車線変更はできるだけ控えて

「早く進みたい」という気持ちからついしてしまいがちな車線変更ですが、これも実は渋滞や事故の原因になりやすい行動のひとつ。

車線変更のたびに後続車にブレーキを踏ませることになり、ブレーキの連鎖が始まってしまいます。

なるべく今いる車線をキープして走行するのが理想です。

渋滞予報士が教える!「車間2秒」テクニック

最後にご紹介するのは、ネクスコ東日本の渋滞予報士おすすめの実践テクニック。それは、「車間は時間で計る」という考え方で、目安は「車間2秒」です。

たとえば、BPM120の曲なら2小節(約2秒)がちょうどいいタイミング。

BPMとは「Beats Per Minute」の略で、音楽のテンポを表す単位です。BPM120は1分間に120拍、つまり1秒に2拍のテンポを意味します。

『崖の上のポニョ』のサビでいえば、「ポ〜ニョポニョポニョ♪」までが約2秒。

この感覚をもとに、前の車と適切な距離を保つことが、渋滞と事故の両方の予防につながります。

渋滞を生まない運転を意識してみよう

ネクスコ東日本の渋滞予報士に教わった通り、渋滞を避けるためには、「自分が渋滞の中心にならない」運転がとても重要です。

  • サグや坂道ではスピードを落としすぎない
  • 車線変更は最小限に
  • 車間は2秒以上をキープ

こうしたちょっとした意識が、後続車への影響を減らし、全体の流れをスムーズにしてくれます。

みんなで気をつければ、連休中の移動もずっと快適に。ぜひ次のお出かけで、実践してみてくださいね!

この記事を書いた人
ヨムーノ 編集部

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