【意外な真実】50円豆腐、安全性ヤバい!?→栄養士が回答!「添加物が気になる人はココ見て」ほっとする食べ方も
- 2024年11月17日公開

こんにちは、管理栄養士でヨムーノライターの安達春香です。
冷奴やお味噌汁など、毎日の食卓に欠かせない豆腐。スーパーで買うときに、安い豆腐を選んでも大丈夫?国産大豆100%のものがいいの?と迷ってしまいますよね。
今回は、豆腐を選ぶときのポイントをわかりやすく解説します!
豆腐は安さで選んでもいいの?
スーパーには、50円以下の激安品から300円ほどの高級品まで、さまざまな価格帯の豆腐が並んでいます。
「こんなに安くて味や安全性は大丈夫?」と気になる方もいるかもしれませんが、コスパ重視で選んでもまったく問題ありません。
価格の差は、原料や製法によるもの。例えば、安い豆腐には輸入大豆が使われています。
大豆の主な生産国であるブラジルやアメリカでは広い敷地で大量生産できるので、価格が抑えられるんです。
また、お高めの豆腐は豆乳を固めるために天然の「にがり」を使用するのが一般的。
対して、お手頃な豆腐には「塩化カルシウム」や「硫酸カルシウム」といった凝固剤が使われています。
安いものがダメなわけではないので、お財布と相談しながら好みのものを選びましょう。
こだわり派は「国産大豆100%」がおすすめ
豆腐の風味や品質にこだわりたいなら、国産大豆100%使用の豆腐を選ぶのがおすすめです。
国産大豆は風味豊かで甘みが強く、輸送による劣化がないため高品質なものがほとんど。
いつもはお手頃な豆腐にして、湯豆腐や冷奴のときは国産のものを選ぶなど、料理によって使い分けるのも良いですね。
添加物が気になる人は「消泡剤不使用」を選ぼう
豆腐を作る際、大豆をすりつぶしたものを煮るときに大量の泡ができます。
この泡が残ると食感が悪くなり日持ちも短くなるため、スーパーで安く売られている豆腐には「消泡剤」という添加物が使われています。
一方で、泡が立ちにくい特殊な設備を使ったり、手作業で泡を取り除いたりして消泡剤を使わずに作られた商品もあります。
普段から添加物を控えている人は「消泡剤不使用」と書かれたものを選びましょう。
日本豆腐協会「豆腐おでん」の作り方
『日本豆腐協会』の公式サイトに掲載されている「豆腐おでん」を作ってみました。具材は豆腐と長ねぎだけ。シンプルに豆腐の旨みを楽しめる逸品で、寒い日にぴったりですよ。
材料(豆腐1丁分)
- 豆腐(木綿でも絹でもOK)…1丁
- 長ねぎ…1本分
- 出汁…3カップ
- 塩…大さじ1/2~1
- 砂糖…大さじ1/2~1
- 酒…大さじ1
- オイスターソース…大さじ1
木綿豆腐は大豆の味が濃厚で味が染み込みやすく、絹豆腐はつるんとしたなめらかな食感が楽しめます。気分や好みに合わせて選びましょう。
今回は、煮崩れしにくい焼き豆腐を使いました。
作り方①長ねぎを焼く
長ねぎを食べやすい大きさに切り、フライパンで焦げ目がつくまで焼きます。
作り方②煮汁を用意する
鍋に出汁を入れて温め、調味料(塩、砂糖、酒、オイスターソース)を入れます。
作り方③豆腐と長ねぎを入れて煮る
適度な大きさに切った豆腐と①を入れ、豆腐がふんわりしてきたら火を止めます。煮物は冷めるときに味が染み込むので、少し時間を置きましょう。
食べる直前に温め直したら完成です!
【実食】出汁が効いたやさしい味付け
おでんというと練り物から旨みが出ておいしくなるイメージなので、シンプルすぎる具材にちょっと心配。
物足りなさそうと思いながら食べてみると、信じられないくらい出汁が効いています。この味の決め手となるのが「オイスターソース」。
オイスターソースには旨み成分の「グルタミン酸」と「コハク酸」がたっぷり入っているので、おでんに入れると味に深みが出るんです。
そんな出汁を吸った豆腐はふんわりやわらか。上品な大豆の風味も楽しめて、ほっとするおいしさです。
自分好みの豆腐を見つけよう!
シンプルに見えて意外と奥が深い豆腐。価格や素材、添加物など、少しこだわって選ぶだけで、毎日の食事がもっと楽しくなります。
お気に入りの豆腐を見つけて、いろんな料理にチャレンジしてみてくださいね。

趣味は旅行と食べること。好きなものを一生健康に食べていたくて管理栄養士免許を取得しました。「おいしいものはガマンしない」をモットーに、栄養の知識やお悩み解決食材などをわかりやすくお伝えします!
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