「お願い!野菜室に入れないで」スーパー青果部直伝【レタスが長持ち!保存裏ワザ】知らないと損まとめ

  • 2023年10月13日公開

こんにちは、くふうLive!ライターのテツです。

サラダに入れる定番の野菜といえばレタスですが、みなさんは鮮度のいいレタスの見分け方や、正しい保存方法を知っていますか?

レタスは収穫後スーパーで陳列されている間も、冷蔵室で保存している間も、ずっと成長を続けているんです。そのため、冷蔵室に入れいていても成長を止めない限り、傷んでしまいます。

そこで今回は、「鮮度のいいレタスの見分け方」と「もう成長させない!レタスが長持ちする保存方法」を紹介していきますね。

鮮度のいいレタスの見分け方:「芯」と「葉」をよく見て

レタスを買うときは「芯の切り口」と「葉の状態」をチェックしましょう。

芯の切り口に「白い液体」があれば収穫したて

鮮度のいいレタスは、芯の切り口から白い液体がドバドバ染みでています。この液体は"乳草"と呼ばれる液で、レタスが傷つけられたときに細菌の侵入を防ぐ効果があると言われ、切りたての新鮮なレタスほど多く出るんです。

収穫されててから時間が経つと、ピンク色に変色していきます。芯の切り口の色は、一つの指標になりますよ。

「葉」がピンとしていたら収穫したて

あわせて、レタスの「葉の状態」もチェックしましょう。

新鮮なレタスは葉先までピンとしています。葉がシワシワしているもの、葉先が枯れているものは、収穫してから時間が経っているので避けましょう。

買うタイミングで注意が必要なのは、雨の日の翌日です。雨に当たったレタスは、外葉の中が枯れている可能性が高いので、買う日をずらすのもオススメです。

レタスを長持ちさせるには、「芯の成長点」を壊して

レタスは成長を止めることで、長持ちします。

なぜなら、レタスは収穫後も成長するために可食部の栄養を使ってしまい、その結果、味が落ちたり、傷みやすくなったりするからです。

そこで、レタスの芯にある「成長点」と呼ばれる、栄養を集める部分を取り除いたり壊したりする必要があります。

レタスの保存方法①レタスの芯に爪楊枝を数本刺す

レタスの芯に「爪楊枝を3本〜4本刺す」だけで、成長点を壊すことができます。

その後はレタスをキッチンペーパーでくるんで、密閉式の保存袋に入れて冷蔵室に入れましょう。

それだけ?と思われるかもしれませんが、これをするだけで1ヶ月以上長持ちしました。

レタスは野菜室ではなく、冷蔵室に入れて

買ったレタスを野菜室に入れている方も多いのではないでしょうか。実は野菜室に入れるのは間違っているんです。

野菜室に入れてはいけない理由は、レタスにとって野菜室の温度が高すぎるためです。

レタスの最適保存温度は0〜5℃ですが、野菜室の温度は3〜8℃。逆に、冷蔵室の温度は0〜5℃なので、レタスにぴったり!

ただし、冷蔵室は乾燥しやすいので必ずキッチンペーパーや新聞紙に包み、保存袋に入れておきましょう。

レタスの保存方法②レタスの芯を取り除く

レタスの成長点を壊すのではなく、取り除いてしまうという方法もあります。

レタスの芯は簡単に取り除くことができます。

レタスの芯を親指で強く押しましょう。これだけで、芯が外れます。

こちらは爪楊枝がなくても手軽にできますが、芯を取り除いたところから傷み始めるので、より長持ちさせたいなら、爪楊枝を刺す方法がおすすめです。

正しい保存方法で最後までおいしくレタスを食べて

今回は「おいしいレタスの見分け方と保存方法」を紹介しました。

選び方や保存方法を知ることで捨てる機会が減れば節約になり、フードロスの削減にもなります。

ぜひレタスを買ったときは今回の方法を実践してみてくださいね。

この記事を書いた人
スーパー青果部・テツ

スーパーの青果部で社員歴10年!野菜・果物について詳しいです。食べることが大好きで、日々おいしい食材を探してSNSで紹介しています。(Twitterのフォロワー数は52.5万人)青果物の豆知識や選び方を記事で紹介します!

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