【大根の冷凍保存方法】超長持ち!「爆速で味しみしみ」激ウマ&時短食べ切りレシピ4選も
- 2024年10月01日更新
こんにちは、管理栄養士でヨムーノライターのmonchiです!
今が旬の「大根」。煮物、味噌汁、サラダ、大根おろしなど、様々な料理に使える万能な野菜ですが、特に寒い時期は火を通して食べると、体がぽかぽか温まって美味しいですよね。
そんな大根ですが、"生のまま冷凍保存"しておくと便利で、おいしく調理できることはご存知でしょうか?
今回は、大根を「冷凍保存する方法」と、冷凍大根を使った「おすすめレシピ」を紹介します!
大根を【冷凍保存】するメリット
冷凍保存メリット:栄養価そのままで、早く味が染みる
大根は生で冷凍すると繊維が壊れる為、下ゆでをしなくても「短時間で味が染み込みやすく」なります。
ただ、下ゆでをしたほうが大根のアクはとれるので、煮物に使う場合や大根特有の苦味やえぐ味が気になる方は、下ゆでしてから冷凍するのがおすすめです。
また、冷凍するにあたって栄養が壊れないか...という点が気になりますが、大根に含まれるビタミンCや食物繊維は冷凍しても成分が変化しません。
大根おろしの辛味成分である"イソチオシアネート"は殺菌作用や血液をさらさらに保つなど健康に役立つ成分ですが、こちらは蒸発しやすいためおろした後、なるべく早く冷凍するとよいでしょう。
大根は生のまま冷凍すると2週間~1ヶ月程度日持ちします。
大根は【用途別に切って】冷凍保存がおすすめ
普段大根を使う場合、使いたい分だけ切って使うことが多いのではないでしょうか?
実は大根は部位によって、水分量や甘みなど味に違いがあります。
大根の「上部(葉に近い部分)」は甘みが強い
水分が多く、甘みが強いので、サラダや大根おろしなど生食に適しています。
大根の「真ん中」は甘さと辛さのバランスがいい
柔らかくて、甘みと辛味のバランスがよいので、優しい味付けのおでんや煮物に向いています。
大根の「下部」は辛味を感じやすい
水分が少なく、辛味を感じやすい部位です。辛味を活かして大根おろしを作りたい場合は下部を使います。また、繊維質で固いので、薄く切って味噌汁にすると苦味や辛味も感じにくく、食べやすくなりますよ♪
買ってきた大根をすぐにカットして、上部を大根おろしに、真ん中を煮物用に、下部を味噌汁用に...といったように、用途別に切って冷凍しておけば、味の特徴を活かして料理に使うことができますよ。
大根【切り方別】冷凍保存方法
ここからは大根の切り方別に冷凍保存する方法を紹介します。
大根切り方「いちょう切り」はラップ+密閉式袋で保存
いちょう切りにした大根は、キッチンペーパーで水分をよくふき取り、小分けにしてラップで包み、密閉式の保存袋に入れましょう。
いちょう切りの大根は空気に触れる表面積が多いので、冷凍室に入れると食感や風味が落ちてしまう「冷凍やけ」のおそれがあります。
ラップで包み、密閉式の保存袋に入れることで空気に触れにくくさせ、冷凍やけを防ぎます。
大根の切り方「短冊切り」はラップ+密閉式袋で保存
いちょう切りと同様で、表面の水分をキッチンペーパーでふき取り、小分けにしてラップで包み、密閉式の保存袋に入れ、空気を抜いてから保存しましょう。
大根の切り方「輪切り」は直接、密閉式袋で保存
大根の輪切りは、他の切り方よりも比較的大根の表面積が小さいので、表面の水分をキッチンペーパーでふき取った後、ラップに包まずに直接密閉式の保存袋に入れてもOKです。
冷凍保存した大根「すりおろし」は軽く水気をきり、密閉式袋で保存
大根おろしも冷凍できます。ざるにキッチンペーパーをしき、余分な水分を軽く切りましょう。
ただし、キッチンペーパーで必要以上に水分を取ってしまうとパサパサになるので、完全に水気を取る必要はありません。
大根おろしは直接密閉式の保存袋に入れ、できるだけ薄くしておくと、早く冷凍されるので、栄養素が壊れにくくなります。
菜ばしなどで縦横に筋を入れておくと、必要な分だけパキっと折って使うことができるので、便利ですよ♪
冷凍保存【切り方別】おすすめレシピ
ここでは冷凍保存した大根の切り方別、おすすめレシピを紹介します!
冷凍した大根の味も気になるところですよね。今回実際に冷凍保存した大根を調理して食べてみたので、正直な味の感想も含めてお伝えします。
冷凍保存した大根「いちょう切り」おすすめレシピ
いちょう切りにして冷凍保存した大根は「煮物」にぴったりです。鍋に凍ったままの大根、だし汁や調味料を一緒に入れ、柔らかくなるまで煮込みましょう。
冷凍保存した大根を使うことで、劇的に調理時間が短くなるわけではありませんが、中央部分に箸が入るのが早いと感じました。
冷凍保存した大根で作った「煮物」の味は?
大根の中央部分の繊維が壊れているからか、中は"ふにゃっと柔らかい"食感でした。短時間でも味がよく染みていて美味しかったです。
冷凍保存した大根を使えば圧力鍋が無くても、柔らかい煮物が簡単に調理できるでしょう!
冷凍保存した大根「輪切り」おすすめレシピ
輪切りにして冷凍保存した大根は「おでん」や「ふろふき大根」にぴったりです。
輪切りは1つ1つが大きいぶん、どうしても下ゆでに時間がかかりがち...。
ですが、冷凍保存した大根は繊維が壊れている分、中央部分に火が入りやすいと思いました!
冷凍保存した大根で作った「ふろふき大根」の味は?
大根の外側と内側の食感の違いがありつつも、時短で味が染み染みになってうれしいです!
おでんに冷凍保存した大根を使うテクをやっている方も多いようですね。一度チャレンジしてみるとよいでしょう!
冷凍保存した大根「短冊切り」おすすめレシピ
短冊切りにして冷凍保存した大根は「味噌汁」にぴったりです。一般的に、大根は水から調理するのが基本ですが、短冊切りで冷凍保存した大根を使う場合は「沸騰した状態」の湯に入れましょう。
実際に調理してみると、10分ほどであっという間に大根の味噌汁ができたので、びっくりしました。
冷凍保存した大根で作った「味噌汁」の味は?
大根が薄く切られている分、食感に違和感はなく、普段の大根の味噌汁と同じ感覚でおいしく食べることができました。
短冊切りの冷凍大根を常備しておくと、あわただしい朝ごはんのときにもすぐ調理ができるので便利ですよ♪
冷凍保存した大根「すりおろし」おすすめレシピ
大根おろしを冷凍して常備しておくと、「卵焼き」や「焼き魚」に少し添えるときに便利です。自然解凍して使うのがおすすめ。
大根は冷凍保存すれば時短でおいしく調理できる!
大根は購入したら煮物用、味噌汁用、大根おろしなど、用途に分けてまとめて冷凍しておくと、調理時間の時短につながり、味もよく染みやすいので便利です!
冷凍大根特有のぐにゃっとした食感が苦手な方は、短冊切りのように薄く切って冷凍するのがおすすめです。大根をまとめ買いしたときに、ぜひやってみてくださいね♪
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