大根に「一瞬で味を染みこませる」裏ワザ!冷凍保存が大事

  • 2023年06月23日更新

こんにちは、ヨムーノライターのMakiです!

これから旬を迎える野菜の1つ「大根」。一年中手に入りますが、実は11月~2月が旬なんです。冬になると、おでんやブリ大根など、大根にじわっと味がしみた、あったかい料理が食べたくなりますよね。

でも、大根にしっかり味を染み込ませるのは、時間がかかって大変ですよね。毎回下茹でをするのも手間がかかるもの。今回は、そんな「大根、味しみない問題」を「下茹でなし」でラクラク解決する方法を紹介します!

下茹で不要!大根は「冷凍」味が染みこむ

味を染み込ませる方法は簡単です。大根を冷凍するだけ!冷凍すると大根の細胞膜が壊れ、味がしみ込みやすくなるんです。

大根を冷凍するまでの工程を紹介していきます。

大根に味を染みこませるテク①:皮をむいてカットする

まずは大根の皮をむいて、カットしましょう。今回は煮物にするため、幅3cmの輪切りにしました。

切り方は、輪切りの他に乱切りやいちょう切りなど、料理に合わせてお好みでどうぞ。

大根に味を染みこませるテク②:水分をふき取り、密閉式保存袋に入れる

大根の余分な水分をペーパータオルでふき取り、密閉式保存袋に入れます。

大根に味を染みこませるテク③:空気を抜いてから、冷凍室に寝かせるように入れる

大根はなるべく平らに入れ、空気を抜いて冷凍室に寝かせるように入れます。

冷凍室で保存した場合、約3週間~1カ月おいしい状態をキープできると言われています。とはいえ、なるべく早めに食べきるようにしてくださいね。

「冷凍した大根」はどれくらい簡単に味が染みるの?

大根を使う際は、自然解凍せずに凍ったまま加熱調理できます。カチカチの大根を煮汁に入れればいいので、下ゆでする手間もかかりませんよ♪

「生の大根」と一緒に煮て、味染み具合を比較してみた

▲左が生の大根、右が冷凍した大根

味のしみ込み具合を比較するため、同じように皮をむいて輪切りにした生の大根も一緒に煮ました。冷凍した大根は、色が少し透明ですね。ふたをして30分ほど煮てみます。

冷凍した大根は中までじわっと味が染みて美味しい

▲左が生の大根、右が冷凍した大根

加熱後の大根の断面がこちら。表面の色はどちらも一緒でしたが、冷凍した大根は中まで煮汁がしみていて、味も期待できそう!

実際に食べてみると、生の大根は周りだけ味が付いていて、中はまだ味がしみていませんでした。冷凍した大根は、中までじわっとしみていて美味しい。生の大根に比べると食感はやや弾力がありますね。

同じ時間加熱してみた結果、冷凍した大根が、早く中まで味がしみ込むことがわかりました。

冷凍大根なら即、味染み「黄金の大根」が完成!

冷凍するだけで簡単に味しみ大根に変身!しっかり芯までしみ渡り、まるで「黄金の大根」といった見た目ですね。

まるまる大根を買ったものの、すぐには食べきれない時には、冷凍しておくと便利です。冷凍大根で味しみ大根料理、ぜひ試してみてください♪

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この記事を書いた人
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