【クリスマスチキンじゃなくて...】もっと食べたくない!?うますぎて「鶏もも追加した」ジョージアの家庭料理
- 2024年12月24日更新
こんにちは。世界60カ国以上を旅した、ヨムーノライターの蘭ハチコです。旅の醍醐味といえばご当地グルメ。
和食であまり登場しない味わいは、家庭でも時折食べたくなります。
今回は、私が2か月以上滞在したことのあるジョージアの料理に、日本でも手に入りやすい食材を使って挑戦してみました。
日本でも大人気!ジョージアの「シュクメルリ」

NHK『あさイチ』で料理研究家・荻野恭子さんが紹介した「鶏とにんにくクリーム煮 シュクメルリ」を参考に作ってみました。
「シュクメルリ」は聞き覚えのある方もいるのではないでしょうか?
セブンイレブンや松屋で期間限定商品として登場したり、X(旧Twitter)のトレンドにもなったりした料理です。
鶏肉をにんにくたっぷりのクリーミーなソースで煮込んだ、そのパンチの強さゆえにやみつきになる人も多いのでしょう。
シュクメルリの生まれたジョージアは、元大関・栃ノ心の出身地としても知られ、ワインの名産地でもあります。
一見馴染みのない国に思えますが、実は意外に身近かもしれません。
家庭で作るシュクメルリは、どんな味がするのでしょうか。
荻野恭子さん「鶏とにんにくクリーム煮 シュクメルリ」の作り方

材料(2人分)
- 鶏もも肉…1枚
- 塩…少々
- オリーブ油…小さじ1
- バター…小さじ1
- 生クリーム…カップ1
- 塩…小さじ1/3
- イタリアンパセリ(生・みじん切り)……1枝
- くるみ…30g
- ごはん(温かいもの)…300g
【A】
- にんにく(粗みじん切り)…3かけ
- 水…カップ1/2
- カレー粉…少々
- パプリカパウダー…少々
- 黒こしょう(粗びき)…少々
作り方①鶏肉の下準備をする

鶏もも肉を8等分に切り、塩(少々)をふって下味をつけましょう。
作り方②鶏もも肉を焼く

フライパンにオリーブ油とバターを入れ、中火で熱します。鶏もも肉の皮目から焼き、裏返して両面をこんがりと焼きましょう。
作り方③くるみを煎る

鶏もも肉を焼いている間に別の鍋を用意し、くるみを煎って砕いておきました。食べる前にご飯に混ぜておきましょう。
作り方④クリームソースを作る

別の鍋に【A】を入れて煮立たせます。

生クリームと塩(小さじ1/3)を加え、少しとろみがつくまで煮てください。
私はくるみを煎った鍋を使いましたが、鶏もも肉を焼いて取り出した後のフライパンを使ってもOKです。
作り方⑤鶏もも肉と合わせる

②のフライパンに④を加え、よく混ぜて鶏もも肉に馴染ませます。
くるみをご飯に混ぜたものと一緒に器に盛り、イタリアンパセリを散らしたら出来上がり。
仕上げにパプリカパウダーを少し振ると(分量外)、彩りがキレイになりますよ。
【実食】にんにくの香り広がる鶏肉煮込み

食卓に置いた瞬間からにんにくとバターの香りが広がり、食欲をそそられました。
ソースがたっぷりで「絶対美味しい!」と直感させる一皿です。
生クリームとバターのコクが存分に引き出されたクリームソースに、ガツンとしたにんにくのパンチ。
隠し味のカレー粉やパプリカパウダーが加わったことで、単調にならずに奥行きのある味わいを演出しています。

鶏肉は皮がパリッと香ばしく焼き上がり、中はジューシー。そこにソースがたっぷりと絡むので、どこを食べても満足感があります。
しっかりとした味わいなのに、しつこくならないのは、イタリアンパセリのほのかな苦味と清涼感のおかげ。

一緒に添えたくるみ入りのご飯は、砕いたくるみのプチプチとした食感がアクセントとなり、ソースとの相性も抜群でした。
現地ではさらににんにくが効いていて、パンと一緒に食べた記憶があります。
しかしこちらは、日本人でも食べやすいにんにくの量で、くるみご飯も絶妙に異国感を感じさせてくれますよ。
夫と2人で食べたのですが「もっと食べたくない?」という話になり、後から鶏肉をもう1枚追加するほどの美味しさ!
次は、最初から倍量作って楽しむ予定です。
ワインとも合いそうなジョージア料理
日本でも簡単に作れる海外グルメ。
特別な具材や調味料がなくても、これだけ本格的な料理が作れるのはうれしいですね。
ジョージアはワイン発祥の地とも言われているので、ワインと一緒に楽しむのも良いかもしれません。
みなさんもぜひ、味わってみてくださいね!
業務スーパーとカルディに毎週通い、お得に美味しく適度な手抜きをして生活しています。海外グルメとお酒のおつまみには目がないwebライターです。「美味しいものは人を幸せにする」と信じています。毎日がちょっと幸せに過ごせる、お得で美味しい素敵なモノをご紹介します♪
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