【豚しゃぶ、絶対やってはいけない茹で方】豚肉のプロも教える「やわらか〜い!美味しくなる」0円裏ワザとは
- 2024年08月25日公開

こんにちは、調理師でヨムーノライターのだいきです。
みなさんは、豚しゃぶを茹でるとき、沸いた熱々のお湯で茹でていますか?
最近ネットで「沸騰しない火加減で茹でると美味しい」ことを目にし、どれどれと調べてみると、豚肉を扱う『ハム工房ぐろーばる』さんの公式サイトにも「ぐらぐらと沸いた状態のお湯で豚肉を茹でるのはNG」と記載が。
そういえば、僕も調理師として若手の頃「肉は茹ですぎたり、焼き過ぎたりするな!」と、よく言われていましたっけ。
しかし、食べ比べてみたことはないので「本当に違うのか?どう美味しさが変わるのか?」気になるところ。じっくり検証していきたいと思います。
やってはいけない?豚肉を「お湯がぐらぐらと沸いた状態」で茹でてみた
今回の検証では、スーパーで売っているしゃぶしゃぶ用の豚バラスライスを使っていきます。
まずは、ぐらぐらと沸いた状態のお湯で、豚肉を茹でてみました。
豚肉に火がとおったら、ザルにあげておきます。
豚しゃぶを「沸騰したお湯を極弱火」にし、お肉をくぐらせてみた
続いて、沸騰した湯を用意したら火を極弱火にして、お肉をゆっくりとお湯にくぐらせていきます。
こちらも同じように、火がとおったら、ザルにあげておきます。
実食!【熱湯で茹でたVS極弱火でくぐらせた】
見た目の違いは?
(左:熱湯で茹でた豚肉、極弱火でくぐらせた豚肉
見た目の違いがあるのか、じっくりと見比べていきます。
こちらがぐらぐら沸いた熱湯で茹でた豚肉です。
続いて、こちらが極弱火のお湯でくぐらせた豚肉。
見た感じは、まったく変化はありませんね。
お肉のやわらかさは?
お肉のやわらかさはどうでしょうか。
箸で持ち上げてみたところ、熱湯で茹でた豚肉のほうが「若干かたい」気がします。
極弱火でくぐらせた豚肉のかたさを100点満点中50点(100点がかたい)とすると、熱湯で茹でた豚肉は、55点くらい。
本当に微妙な差ですが、違いを感じました。
食べ比べてみたら
極弱火でくぐらせた豚肉の方が、「ほんの少しだけしっとりしている気がするな」ということ。+3点くらいのイメージです。
本当に少しの差ですが、確実に極弱火で茹でたほうが美味しいです。
お金のかかるものでもないですし、間違いなく極弱火がおすすめですね。
しゃぶしゃぶをする時に試してみて
見た目の違いはほとんどありませんでしたが、食べてみると、しっとり感がわずかに違いました。
極弱火でお湯にくぐらせたほうが+3点~5点くらい美味しくなるイメージ。
火加減を調節するだけで、美味しくなるので、試さない手はありません。しゃぶしゃぶをする際には、ぜひ極弱火でくぐらせてみてくださいね。

ホテルで4年間洋食を学び、介護施設の調理師として働いていました。脂っこい料理が大好物で、日々ダイエット中。自分も楽しみつつ、面白いレシピやアイディア、調理のコツなどを紹介していきます。
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