「キャベツ半玉」が一瞬で消えるわ!【土井善晴さんすごい!】「恐ろしいほどハマる食べ方」食べ過ぎに要注意♡
- 2024年01月18日公開

こんにちは!揚げ物のときは、山盛りのキャベツが欠かせないヨムーノライターの安達春香です。
とんかつやエビフライ、メンチカツ……私たちを夢中にさせる揚げ物の横には、必ずといって良いほどキャベツが添えられていますよね。高カロリーの罪悪感を帳消しにしてくれるありがたい存在です。
今回は、NHK『きょうの料理(2010年11月9日)』で紹介されていた、「キャベツと大豆のビネガー煮」を作ってみました。揚げ物に合うさっぱりとした味わいで、箸休めにぴったりです。
土井善晴さんの「キャベツと大豆のビネガー煮」
レシピを紹介してくれたのは、料理研究家の土井善晴さん。土井さんのレシピはどれも素朴な味付けで真似しやすいので、和食を作るときはいつも参考にしています。
「キャベツと大豆のビネガー煮」は、酸味をきかせて蒸し上げたザワークラウト風の一品です。
ザワークラウトとは、キャベツを発酵させて作るお漬物のようなもの。ドイツでよく食べられていますが、日本ではなかなか手に入りづらく、手作りするハードルも高いので、簡単に代用できるのはうれしいですね。
材料
・キャベツ…1/2個(約600g)
・大豆の水煮(缶詰)…1缶(140g)
・酢…1/4カップ(50ml)
・オリーブオイル…大さじ2
・塩…小さじ2/3
・こしょう…小さじ1/3
作り方
キャベツは粗く刻み、水洗いしてザルに上げておきます。このあと火を通すので、細く切ろうと必死にならなくてもOK。むしろ、大きめに切っておいた方がシャキシャキした食感を楽しめます。
深めの鍋にキャベツと水気を切った大豆の水煮、酢、オリーブオイル、塩、こしょうを加えて煮立てます。
アルミや鉄、銅のお鍋は、酢の酸で傷んでしまう場合があるので、ステンレスやホーロー、樹脂加工されたお鍋を使いましょう。
蓋をして弱火にし、約15分蒸し煮にしたら完成!ほったらかしでできるので、他の料理と並行して作れます。
蒸し煮にすることで旨みが溶け出さず、美味しく仕上がりますよ。
シンプルなのになぜかハマる!
揚げ物と合うとのことなので、今回はエビフライに添えて食べてみました。
蒸し煮にしたキャベツはやわらかい所とシャキシャキした所があり、食感の違いが楽しい。大豆のホクホク感と優しい味にホッとします。
煮込んだことでほどよく酸味が飛んで、さっぱりしているけど酸っぱすぎないちょうど良いバランスです。
味付けは塩こしょうと酢、オリーブオイルだけとかなりシンプルなのに、不思議とお箸が止まりません。
揚げ物で油っぽくなった舌をリセットしてくれて、次の一口がより美味しく感じられます。揚げ物、キャベツ、揚げ物、キャベツ……と無限に食べられるので、これはこれで恐ろしい!!食べ過ぎには要注意です。
出来立ての温かい状態で食べるのも良いですが、冷蔵庫で冷やすとサラダっぽくなってまた違った味わいを楽しめます。
ドイツではザワークラウトをソーセージに添えて食べることが多いので、ソーセージと合わせるのもおすすめ。そのほかにも、ホットドッグに挟んだり、スープにしたりといろいろなアレンジができますよ。
栄養面でも揚げ物と好相性!
キャベツに含まれる食物繊維には、余分な脂や糖を吸着して身体の外に出してくれる働きがあります。
また、酢の酸味成分は消化吸収を助けてくれるので、胃もたれの改善に効果的◎。味だけでなく栄養面でも、揚げ物と「キャベツと大豆のビネガー煮」は相性抜群なんです。
キャベツをもりもり食べられる
「キャベツと大豆のビネガー煮」は、蒸し煮にすることでキャベツのカサが減り、生の状態よりもたくさん食べられてヘルシー。これまで揚げ物には千切りキャベツ一択でしたが、選択肢が増えました。
調理工程が少なく簡単に作れるので、あと一品足りないときにもおすすめです。

趣味は旅行と食べること。好きなものを一生健康に食べていたくて管理栄養士免許を取得しました。「おいしいものはガマンしない」をモットーに、栄養の知識やお悩み解決食材などをわかりやすくお伝えします!
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