【ポン酢だけでこの旨さ!?】山本ゆりさんの「豚こまとなすの炒め物」が爆速・激ウマ・ご飯泥棒だった話

  • 2025年05月16日公開

こんにちは!肉類は大量買い、小分けして保存することの多いヨムーノライターのやまだかほるです。

そんな我が家の冷凍庫でただいま各種豚肉が渋滞中につき、これを利用してささっと作れるおかずを探していたところ、なんだか良さそうなレシピが紹介されていたので挑戦してみました。

炒め合わせるだけって最高!

テレビ朝日系列『DAIGOも台所〜きょうの献立 何にする?~』の中で、初心者でもできる簡単レシピとして紹介された料理です。材料も少ないし、準備も調理も手早く出来そうで、期待大。

これは料理コラムニスト・山本ゆりさんが考案なさったレシピです。料理が得意でない方でもおいしく簡単に作れることを大切に、家庭料理を提案していらっしゃる山本さん。

複雑な味付けもなく、ポン酢ベースで作れるようです。どんな味に仕上がるんでしょうか。楽しみです。早速作っていきましょう。

山本ゆりさん「豚こまとなすのポン酢炒め」のレシピ

材料(2人分)

  • 豚肉(こま切れ)…150g
  • なす…3本
  • にら…30g
  • 片栗粉…小さじ2
  • 砂糖…大さじ1
  • ポン酢…大さじ3
  • サラダ油…小さじ2と大さじ1

シンプルな材料。何だかこれだけで気持ちが楽になります。

作り方①材料の下準備をする

なすは縞に皮をむいて乱切りにします。ピーラーを使うときれいに素早く出来ますね。にらは5〜6cmの長さに切ります。

豚肉には片栗粉をまぶしておきましょう。

豚肉に片栗粉をまぶすことで、加熱時の水分蒸発を防ぐことができ、しっとりと仕上がるそうです。そして、その膜で豚肉のうまみを閉じ込める役割もあるのですって。調味料もからみやすくなりますね。

作り方②豚肉となすを炒める

フライパンにサラダ油小さじ2を熱して豚肉を中火で炒めます。

写真から伝わるかと思いますが、片栗粉をまぶした豚肉を焼くには、フッ素加工されたフライパンの方が100倍ベターだったかと。鉄のフライパンにはくっつきまくりでした(泣)。

色が変わったらなすを加え、サラダ油大さじ1を足してしんなりするまで炒めましょう。すでにおなかがぐーぐー鳴り始めております。

作り方③味をからめて仕上げる

にらを加え、砂糖とポン酢を加えてからめ、器に盛って完成です。本当にあっという間!

こんなに簡単なのに、こんなに上出来!

片栗粉をまぶして炒めた豚肉は(若干失敗したにもかかわらず)、やわらかく弾力がありご馳走感があります。

そして野菜との相性も抜群。乱切りのなすはボリュームがあるのに、みずみずしく、炒めたにらの味と香りも、たまらなく食欲をそそります。DAIGOさんもおっしゃっていたように「旨みを吸いまくり」です。

味付けはポン酢と砂糖のみなのに、このふくよかな味わいはどうしたことでしょう。

ポン酢は基本的には醤油、柑橘果汁、みりん、酢、そして昆布やかつおのだしをベースに作られているものですから、これを使うことでバランスのいい味つけが手軽にできたということなのですよね、きっと。

とにかく、口に入れた瞬間に柑橘の味をほんの少し感じる意外性が楽しく、予想をいい意味で裏切られて嬉しくなってしまいました。

豚肉についていた片栗粉が少し入ることで、全体に少しとろみがついて、具材のすみずみにまで、この味が行き渡っている喜び。白いご飯と一緒にぱくぱくいただいてしまいました。

炒めものもいろいろ

急いで何かを食べたい、でもバランスもちょっと気にしたい、そういう時炒めものは鉄板の選択肢ですが、何と何をどんな味で炒めるのかで、さまざまな料理になるのですよね。

自分の中から出てくるものだけで考えると、どうしてもいつも同じようなものを同じような味付けで作ることになるので、片栗粉をつけた豚肉をポン酢ベースの味で、というのは新たな発見でした。

ひとつ新しい料理を作ると、引き出しがひとつ増える気がします。豚肉の扱いと味付けはこれをベースにして、また違う野菜で作ってみてもおいしいかもしれません。

時短で思わずニンマリする、完成度の高い仕上がりの炒めもの。白いご飯とこれだけでも、いいじゃないか、のご飯になります(なりました笑)。ご飯の上にのせて丼にしても、確実に超最高です。

忙しかった1日の終わり、スーパーに駆け込んで思い出すことがあったら、ぜひ豚肉となすとにらを買って帰って、作ってみてくださいね(すぐに仕上がりますから!)。

この記事を書いた人
丁寧な暮らしを心掛ける、料理が得意なライター
やまだかほる

効率的な家事とシンプルで心地いい空間作りにこだわり、美味しいものを作り、食べさせてもらうことに情熱を注いでいます。小さなアパレルブランドを長く経営した経歴ゆえ、ファッションと洋服にもこだわりあり。昨年還暦を迎えました。どこまでも楽しく笑って生きていくのだ!

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