「1か月以上長持ち」食品メーカーが教える【余ったお餅の保存・解凍決定版】「つきたて!?」“最高”な食べ方も!
- 2025年01月02日公開
こんにちは、ヨムーノ編集部です。
お正月の餅がたくさん残ったときは、冷凍保存が便利です。餅を簡単に長持ちさせることができますよ。
また、冷凍した餅は、解凍方法によってさまざまな食感を楽しめるんです!
今回は、料理研究家・吉田瑞子先生が徹底検証した、お好みの食感別「餅の冷凍・解凍方法」をご紹介します。
【餅の冷凍】ラップで包んで、冷凍用保存袋に入れる
個包装されていない餅や、手作りの餅は、約1切れずつラップに包み、冷凍用保存袋に入れて冷凍します。
つきたての餅を冷凍するときは、粗熱をとって食べやすい大きさに切り、ラップに包んでから冷凍用保存袋に入れて冷凍しましょう。
冷凍庫で1ヵ月冷凍保存が可能ですよ。
個別包装の餅はパッケージの賞味期限をチェック!
個別包装されている市販の餅は、賞味期限が長いため、基本的には冷凍不要です。
もし期限内に食べきれなさそうなときは、冷凍保存することでさらに1ヵ月長持ちします。
【餅の解凍①電子レンジ】もっちり濃密な食感に
耐熱皿にオーブンシートを敷き、冷凍餅を置いて、ラップをせずに1個につき500Wの電子レンジで45~50秒加熱します。
粒あんをたっぷりのせていただくのがおすすめ!
電子レンジで解凍すると餅の芯までもっちりとやわらかくなります。
もっちり食感の餅は、粒あんやきなこなどと相性抜群ですね!
水を加えてレンチンすれば【フワフワ食感】に
フワフワ食感にするには、耐熱容器に冷凍餅を1個入れ、水大さじ1を加えて、ラップをせずに500Wの電子レンジで30秒加熱しましょう。
餅を裏返して、さらに30~40秒加熱して取り出し、スプーンで餅を練ると水分が餅に入り、つきたてのようなやわらかさに。
大根おろしを添えて、からみ餅を楽しめます。
【餅の解凍②オーブントースター】カリッと香ばしく!
オーブントースターの網の上にフライパン用アルミホイルを敷いて冷凍餅をのせ、10分加熱する解凍方法です。
餅がふくらんできたらさらに2~3分焼いて、好みの焼き色をつけます。
POINT:フライパン用アルミホイルがないときは、アルミホイルに薄くサラダ油を塗ってから冷凍餅を置きましょう。
香ばしさが引き立つ磯辺巻きがおすすめ!
焼いてふくらんだ餅にしょうゆを塗ると、ふくらみが落ち着いて、しょうゆがよくしみますよ。焼きのりを巻いて、熱々のうちに召しあがれ。
【餅の解凍③フライパン】外カリッ&中とろっ!
フッ素樹脂加工のフライパンに冷凍餅を置き、中火で5分加熱し、ひっくり返して5分加熱しましょう。
餅がふくらんできたらさらに2~3分焼いて、好みの焼き色をつけます。
POINT:鉄製のフライパンを使うときは、薄くサラダ油を塗ってから冷凍餅を置いてくださいね。
みたらし風の甘辛味がぴったり
フライパンで焼くと、外はカリッと中はとろっとした食感になりますよ!
焼きたてに砂糖じょうゆを絡めてみたらし風に。甘辛味が後を引きます。
【餅の解凍④鍋】トロ〜ンとやわらかに
鍋で煮るときのポイントは煮汁が冷たいうちに冷凍餅を投入すること。中火で10分ほど煮ましょう。
とろとろのお餅は雑煮などにぴったり!
鍋で煮るとトロンとやわらかな食感に。
お雑煮なら、水(だし汁)、鶏肉、冷凍餅を入れて中火で熱します。
鶏肉に火が入り、餅がやわらかくなったら、塩・しょうゆで味をととのえましょう。かまぼこや三つ葉を添えたらでき上がり!
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