「大根」いきなり鍋に入れないで!?【スーパー青果部】が教える「大根に"一瞬で"味が染みる」裏ワザがスゴイ

  • 2024年11月25日公開

こんにちは、ヨムーノ編集部です。

出汁がたっぷりしみ込んだ熱々のおでん。寒い時期にはたまりませんよね~!

特に「大根」は人気の具材ですが、下準備に時間がかかり、少し面倒...(泣)。

そんな時におすすめ!「おでんの大根を一瞬でしみしみにする」裏ワザを今回はご紹介していきたいと思います。

あわせて大根の正しい保存方法も紹介しますので、最後までお見逃しなく!

野菜のプロ直伝!ぶ厚い大根に「一瞬で味をしみこませる」裏ワザ

今回「大根を一瞬でしみしみにする」裏ワザを教えてくれたのは、青果部マネージャーとしてスーパーで働く「青髪のテツ」さん。 野菜や果物の役立つテクニックをTwitterやブログで発信しています。

管理栄養士でくふうLive!ライターのmihoさんが、早速裏ワザを実践してみました!

おでんの大根しみしみ➀大根をカット

まず、大根を厚さ約3cmの輪切りにカットしましょう。皮を剥いたら、十字に隠し包丁を入れます。

今回煮込み時間は短いので、角を薄く削ぎ取る面取りはしていません。

おでんの大根しみしみ②大根をレンチン

輪切りにした大根を耐熱皿に並べたら、ラップや、電子レンジ用の蓋をかぶせて加熱します。

大根1/2本の場合、600Wなら10分、500Wなら12分加熱しましょう。

※お使いの電子レンジや大根の水分量などにより、加熱時間は多少前後するかもしれません。確認しながら作ってみてください。

おでんの大根しみしみ③大根をだし汁に入れる

レンジ加熱が終わったら、熱い状態の大根を、冷たいだし汁に投入します。

おでんの大根しみしみ④ほかの具材と一緒に煮込んだら完成!

鍋に火をつけ、他の具材と一緒に煮込んだら完成です。

今回の煮込み時間はたったの10分。食卓に出すまで30分ほど放置しましたが、果たして大根に味はしみ込んでいるのでしょうか?

しみしみおでんが手軽に完成!

完成した大根のおでんをいざ実食!

たった10分煮込んだだけなのに、中までお出汁の味がしっかりしみ込んでいます。ちょうどよいやわらかさなのに煮崩れもしていなく、驚きました!

今までは大根を下茹でして、中まで火が通っているかいちいち竹串を刺して確かめたり...と、かなりの手間でしたが、レンジを使うことで簡単においしい大根が完成しました。

20分くらい調理時間をカットでき、大幅な時短に繋がりました。

野菜のプロが教える「大根が長持ちする保存方法」

続いては、スーパーの青果部で10年働く、くふうLive!ライターのテツさんが、「大根を長持ちさせる保存方法」を紹介してくれました。

野菜室より冷蔵室に入れて!大根の冷蔵保存方法

大根を冷蔵保存するなら、野菜室ではなく「冷蔵室」で保存するのが最適です。

大根の最適保存温度は0〜5℃。メーカーによりばらつきがありますが、野菜室の温度はおよそ3〜7℃、一方冷蔵室の温度は0〜5℃と冷蔵室の方が温度が低く、野菜室では大根にとって暖かすぎるんです。

もちろんスペースの都合上難しい方は野菜室でも良いのですが、冷蔵室の方が長持ちします。

では大根を冷蔵保存する際の手順を紹介していきます。

①大根を三等分にカットする

まず大根を三等分にカットします。三等分にすることでその部位にあった料理方法で使い分けることが可能です。

先端部分は辛味が強いので大根おろしにすると強い辛味を楽しめます。葉元部分は辛味が少なく甘みが強いのでサラダや漬物、煮物など幅広く使うことができます。

中間部分は輪切りにしても形が綺麗で甘みと辛味のバランスが良いので幅広い料理に向いています。

②キッチンペーパーで包む

③密閉式保存袋に入れて「冷蔵室」に入れる

次にペーパーで包み、密閉式保存袋に入れます。裸のまま保存してしまうとすぐ乾燥してシワシワになってしまうので、すぐに使用しない場合はめんどうくさがらず必ず保存袋に入れましょう。

最後に冷蔵室に入れます。この方法だと1週間はおいしい状態をキープしたまま保存が可能です。

できるかぎり細かく切って!大根の冷凍保存方法

すぐに使い切れない場合は冷凍してしまいましょう。ただ大根は水分が多く食感が変わりやすい野菜なので冷凍する際は工夫が必要になります。

ここでは大根を冷凍保存する際の「正しい手順」を紹介します。

①いちょう切りか千切りにする

大根は水分が多く、冷凍すると組織が壊れてぶよぶよになりやすい野菜です。ですが、急速に冷凍させることで食感を変わりにくくすることが可能です。

そのため千切りやいちょう切りなどなるべく細かく切ることがポイントになります。

輪切りにして冷凍することもできますが、結構柔らかくなってしまいます。

②一回分ごとに小分けにして密閉式保存袋に入れる

③お好みの味付けをする

冷凍前に味つけをするのもポイントです。組織に調味料が入り込んで組織が傷つくことを防いでくれます。

④冷凍室に入れる

冷凍すると組織が壊れますが、その分、味が染み込みやすくなるメリットも。時短レシピにおすすめできます。

旬の大根を満喫!

今が旬の大根。裏ワザを使って、味の染みた美味しい大根を満喫してくださいね!

この記事を書いた人
ヨムーノ 編集部

「くらしをもっと楽しく!かしこく!」をコンセプトに、マニア発「今使えるトレンド情報」をお届け中!話題のショップからグルメ・家事・マネー・ファッション・エンタメまで、くらし全方位を網羅。

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