ウソ、水入れたらNG?【餃子】意外とその焼き方間違いです!「皮くっつき問題解消」裏ワザ2選

  • 2024年11月04日公開

こんにちは、ヨムーノ編集部です。

おうちご飯の人気者と言えば「餃子」。
手作りしたり、冷凍やチルドの餃子を買ってきたりと、食卓に並べれば家族みんなが喜ぶ定番おかずですよね。

でも餃子を焼くのは意外とコツが必要。失敗すると皮が破けてしまったり、パリッとした羽が作れなかったりと 残念な結果に…。

今回は、そんなお悩みを一挙解消!「餃子を上手に焼く裏ワザ」をご紹介します。  レポートしてくれたのは、管理栄養士で日々料理の研究をしているヨムーノライターのサナさんです。

皮くっつき問題解消!「美味しい冷凍餃子の焼き方」

みなさんは冷凍餃子を焼く時、「皮がフライパンにくっついてしまった」経験はありませんか?破けて身が出てきてしまったときは、とてつもなく悲しいですよね...。

そこで今回、TV番組「日本人の3割しか知らない事 くりぃむしちゅーのハナタカ!優越館」で紹介された【美味しい冷凍餃子の焼き方】を実践。

「冷凍餃子」の美味しい焼き方

今回用意する冷凍餃子は、水や油を入れて焼くタイプ

実は冷凍餃子には大きく分けて2種類あります。今回使うのは「水や油を入れて焼くタイプ」の餃子です。

  1. 油や水を使わずそのまま焼くタイプ
  2. 水や油を自分で入れて焼くタイプ

「①油や水を使わずそのまま焼くタイプ」の餃子は、パッケージの説明通りに焼くだけで、美味しくなるので失敗しにくい餃子です。

一方で、今回使う「②水や油を自分で入れて焼くタイプ」の餃子は、油の使い方・水加減・差し水(今回は熱湯を使用)のポイントを制覇する事で、仕上がりの違いが顕著に分かります。

材料

  • 冷凍餃子...1パック(15個分)
  • 熱湯...150cc
  • 油...大さじ1、追い油用:大さじ1

熱湯はフライパンの大きさや餃子の個数によって異なります。今回私は15個入の餃子で、150cc使いました。

下準備:餃子は焼く「直前」に冷凍室から出す

冷凍餃子は、焼く「直前」に冷凍室から出しましょう。

常温の部屋に置いたり、解凍したりすると、餃子の中のお肉の鮮度が落ち、皮がふやけて旨味が逃げてしまうからNGです。

餃子焼き方①冷凍餃子に油を「直接」つける

小皿に油を出し、冷凍餃子の底に一つ一つ、油を「直接」つけましょう。

フライパンに油を引かずに直接つける理由

フッ素樹脂加工のフライパンは、油自体を弾く性質があります。餃子に直接つけることで、ムラなく均一に油がいきとどきます。

私はいつもフライパンに油を引いていたため、目からうろこでした!

餃子焼き方②冷たいフライパンに餃子を並べ「熱湯」をかける

「火はつけず」フライパンに餃子を並べましょう。
フライパンを温めてから焼くと、焼きムラやコゲの原因になるからNGです。

餃子が1/3~半分浸るまで「熱湯」をかけましょう。

水ではなく、熱湯をかけるといい理由

今まで、お水を餃子に加えていた方も多いのではないでしょうか。実はお水を入れると、沸騰するまでに時間がかかり、その間に餃子の皮がふやけてしまうことに...。熱湯なら沸騰するまで、かなり時短できます。

また熱湯は、餃子の皮のでんぷん質を洗い流し、餃子の皮を滑らかにしてくれるので、美味しさもアップします!

餃子焼き方③フタをして中火で「蒸す」

フタをしたら、ここで火を点けましょう。

フライパンから"チリチリ"と音がするまで、「中火」で茹でて蒸します。ここで焦げ目はつけなくてOKです。

餃子焼き方④弱火にして「追い油」をかける

フライパンから"チリチリ"と音がしてきたら、中火から「弱火」にします。私の場合は3分後にチリチリと音が鳴りました。

フタをはずし、餃子の上や周りに「追い油(大さじ1)」をかけましょう。追い油は、餃子の皮がフライパンにくっつくのを防ぐ効果があります。

再びフタをして弱火のまま加熱します。

餃子焼き方⑤フライパンを回し「強火」で焼き目をつける

水分がなくなってきたら、焼きムラを防ぐため、フライパンを回すように動かしましょう。

私も毎回フライパンを回すのですが、いつもよりスムーズに餃子を回せました!

最後に「強火」で表面に焼き色を付けたら、完成!

この焼き色加減が緊張したりしませんか?
私は、フライパンがやや焦げてくる時が、ちょうどいいタイミングだと思いました。

フライパンに皮がくっつかず、パリッ餃子完成!

外はパリッ、中はもっちりとジューシーな理想的な餃子が出来ました。何よりも、皮がフライパンにくっついたり、破けたりしなかったのが感動でした!

次回から絶対にこの焼き方を続けたいと思います。

プロ並みにパリッパリ!「羽根つき餃子の焼き方」

【羽根つき餃子】は見た目が映えるだけでなく、パリッとした食感も楽しめるのが特徴ですよね。しかし、家庭で羽根つき餃子を作ろうとしても、なかなか上手に羽根が出来ないことありませんか?

今回、JA全農広報部が紹介していた、簡単「羽根つき餃子」の作り方を実践してみて、本当にプロ並みの羽根つき餃子が作れるかをレポートしたいと思います!

【教えてもらったのは】JA全農広報部

JA全農広報部の公式アカウントとは

全国農業協同組合連合会(以下「JA全農」)がソーシャルメディアを通じて、JA全農の業務、取り組み、イベント情報等、有用な情報を発信中!

特に、美味しいレシピや食べ方など、ついマネしたくなるツイートが話題なんです。

小麦粉+水で「羽根つき餃子」実践してみた

実際に、小麦粉と水で羽根つき餃子を作っていきます!

材料

  • 餃子...お好みで
  • サラダ油、ごま油...各大さじ1
  • 小麦粉...小さじ4

お水1カップに対して、小麦粉(小さじ4)を加えて、ダマにならないようによくかき混ぜ、小麦粉水を作りましょう。

「羽根つき餃子」焼き方①放射状に餃子を並べて、強火で焼く

サラダ油をしいたフライパンに、円を描くように餃子を並べましょう。今回は、作りたての手作り餃子を使いました。

放射状に並べると、焼き終わってお皿に盛る時に羽根が崩れにくいからおすすめです。強火で4分ほど焼くと音が鳴りだし、焼き目がつき始めました。

「羽根つき餃子」焼き方②小麦粉水を加える

餃子に焼き目がついたら、下準備で作った小麦粉水を餃子にまんべんなく加えます。ジュワジュワ~といった音が鳴りました。

「羽根つき餃子」焼き方③蓋をして中火で蒸し焼き

フライパンに蓋をし、水分が無くなるまで、中火で約6~7分焼きます。

私は蓋をして中火で6分焼いて蓋を開けると、ほぼ水気がなくなっていました。時間になる少し前に焦げていないか様子を見ると良いかもしれません。

「羽根つき餃子」焼き方④ごま油を加える

水気がなくったら、ごま油を餃子の上にまんべんなく加えました。ごま油を足すことで、表面がコーティングされ、パリパリ食感になります!

「羽根つき餃子」焼き方⑤パリっとするまで強火で約2分焼く

パチパチと音をたてながら、強火で約2分焼くと、羽根全体がキツネ色になります。フライ返しを羽根の下に差し込み、餃子が剥がれやすくなるようにします。

ひっくり返して、パリパリ羽根つき餃子完成!

お皿にフライパンごとひっくり返したら、羽根つき餃子の完成です。

羽根があると見た目もより映えますね。お箸を入れる瞬間、羽根はパリッパリと軽快な音がしました♪小麦粉と水だけでも、食べ応え十分な厚みがあります。

中はジューシーで理想的な餃子が出来ました。

この記事を書いた人
ヨムーノ 編集部

「くらしをもっと楽しく!かしこく!」をコンセプトに、マニア発「今使えるトレンド情報」をお届け中!話題のショップからグルメ・家事・マネー・ファッション・エンタメまで、くらし全方位を網羅。

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