【もう、そのまま卒業ーー!】トマトは“あの液体”ドボンが正解!「鬼リピ決定」「クセになる」騙されたと思ってぜひ
- 2025年06月30日公開

こんにちは!家にお客様を呼ぶのが大好きなヨムーノライターのやまだかほるです。
このトマトのピクルス、そんな日の献立を何にしようかと悩んでいた時に見つけてから、何度も作っているものです。作って準備しておけるので、最初にお出しするのにぴったり。
ちょっと気が利いている(と思ってる)し、丸ごとトマトの様子が可愛いし、口に入れた時に一瞬期待を裏切りつつ、大人の味わいに納得してもらえる(と思ってる)一品です。
季節を丸ごと食べるのだ!
NHK『きょうの料理』の中で料理家・高山なおみさんが紹介してくださった料理です。
日本のトマトってそのまま食べるのがおいしいから、サラダっぽいものにすることが多いと思うのですが、それ以外の食べ方って実はあまり思いつかないですよね。
生で食べるっていう意味ではこれも同じなのですが、ひと手間加えることで、トマトが主役のお料理になっています。
そして、トマトは一年中あるけれど、やっぱり夏!畑で熟したいいものが手に入ったら、作りたくなるのです。早速作り方をご紹介していきましょう。
高山なおみさん「トマトの丸ごとピクルス」のレシピ
材料(4個分)
- トマト(中)…4個
【ピクルス液】
- 酢…3/4カップ(150ml)
- 水…3カップ(600ml)
- はちみつ…小さじ1強
- 塩…小さじ1強
- 黒こしょう(粒)…5~6粒
4個分ですが、たっぷりピクルス液が出来るので、あまり大きくないトマトなら、6個くらいはいけると思います。甘めの方がお好きなら、はちみつの量を増やしてみても良いかと思います。
※1歳未満の乳児にはちみつを与えることは、乳児ボツリヌス症感染の危険性があるため避けてください。
作り方①トマトの準備をする
トマトは包丁の先でヘタをくり抜きます。ここで氷水を用意しておきましょう。
沸騰した湯にトマトを1個ずつ沈め、7〜10秒ほどで、ヘタの周囲の皮が少しはじけてきたらすぐに氷水にとり、皮をむきます(湯むきです)。
早すぎるかな?というくらいで引き上げて氷水へ入れましょう。火が入りすぎると、ピクルス液に漬けているうちに、くずれてしまうのですよね。今回わたくし、ちょっと長く入れすぎました。
皮がむけたら、水気をきって保存容器に入れておきます。
作り方②ピクルス液を作ってトマトにかける
鍋にピクルス液の材料を入れて軽く混ぜ、中火にかけます。風味づけの黒こしょうは粒のまま使いましょう。
沸騰したら火から下ろし、トマトに静かに注ぎます。
作り方③じっくり冷やす
粗熱が取れたら、冷蔵庫で3時間以上冷やし、液ごと器に盛り付けます。
大人の喜び
暑い季節のご馳走。キーンと冷やしたところをくずしながら、汁ごと食べるのです。
少し甘いものをイメージして口に入れると、きゅーっと酸味が口中に広がってびっくりします。
トロリととろけるジューシーな口あたり。その後にトマトのコクとうまみがやってきて、へーっとなること間違いなし。風味のうつったピクルス液もトマトジュースのようです。
酸っぱいものが好きな人ならきっと、やみつきになるんじゃないかと。我が家では、今年もこの季節がやってきた、と思う料理のひとつになっています。
冷麺系のトッピングにもばっちり
食べやすく切ったトマトのピクルスをそうめんの上にのせ、めんつゆをはってごま油を少し。みょうがや青じそなど薬味をのせて食べても、ということだったので作ってみました!
ジャーン。
これはこれはまた。さわやかな一皿です。甘やかなめんつゆと、くっきり酸味の立っているトマト、薬味の味わいとほんのり香るごま油の風味が癖になり、文字通りつるつるっと一瞬で完食。
冷たい麺にのせるには最高の素材かも。冷蔵庫に冷やしてあると食べたくなる人が続出するのですが、漬け汁に漬かった状態で、冷蔵庫で4~5日間保存可能です。
今回わたくし、一瞬火を入れすぎて、ゆるっとした仕上がりになりましたが、それはそれで捨てがたい質感でした。
暑い日が続き、食欲が落ちるような時に、ぜひぜひ作ってみてくださいね!

効率的な家事とシンプルで心地いい空間作りにこだわり、美味しいものを作り、食べさせてもらうことに情熱を注いでいます。小さなアパレルブランドを長く経営した経歴ゆえ、ファッションと洋服にもこだわりあり。昨年還暦を迎えました。どこまでも楽しく笑って生きていくのだ!
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