【もう柿は常温保存しない!】スーパー青果部「2週間"シャキシャキ"」うまい裏ワザ!農家直伝の選び方も

  • 2023年09月17日公開

こんにちは八百屋歴10年くふうLiveライターの青髪のテツです。

秋の果物といえば?と聞くと真っ先に柿を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

ぶどうは夏もありますし、梨も夏の終わりごろから出始めますが、柿は秋になってから流通量が増えてきてしっかりと売り場が作られますし、なんといってもあのオレンジ色の果皮が秋らしさを演出していますよね。

秋らしい果物・柿ですが、「シャキシャキ派」か「ジュクジュク派」食べ頃の好みが別れる果物のように感じます。

今回はシャキシャキ派の方に向けて、シャキシャキの柿の「選び方」と柿の追熟を止めて「シャキシャキを長く維持する保存方法」を紹介します!

どっち派?柿の「シャキシャキ派」「ジュクジュク派」

すっかり秋らしい気温になってきて、果物売り場もぶどうや梨、柿、いちじくなど秋の果物の売り場面積が広がってきましたね。私は秋の果物が大好きなので、この時期いろんな果物を毎食食べています。

そんな柿ですが、パートさんと話をしていると「シャキシャキ派」と「ジュクジュク派」と好みの熟度が分かれます。大体シャキシャキ派の方が8割で2割くらいがジュクジュク派のイメージです。

みなさんはどちらが好きですか?今回は「シャキシャキ派」の方向けに選び方や保存方法をお伝えします。

"シャキシャキ"柿の「選び方」

まず最初においしくてシャキシャキした柿を選ぶ方法を紹介します。

・皮の色が薄いオレンジ色
・皮にハリがある
・ヘタが緑色
・ヘタに隙間がない
・重量感のあるもの

それぞれ簡単に説明していきます。

鮮度がよく食感がシャキシャキとしている柿を選ぶときは「皮の状態」に注目しましょう。

皮にハリやツヤがある柿は、実の水分が抜けておらず鮮度が良い状態です。シワが出てきているものは、やわらかくなってきているので注意しましょう。

また、あまり熟れていない皮の色が薄いオレンジ色のものを選ぶことで、保存しておいても長い間シャキシャキ食感を保つことができます。

次に柿の「ヘタ」に注目しましょう。

ヘタに隙間のある柿は虫が侵入しているリスクがあります。なるべくヘタに隙間がない柿を選んだ方が良いですよ。

また、ヘタの色は全体的に緑色をしているものを選ぶと良いですよ。

他にも柿を選ぶときは、ずっしりと「重量感」があるものを選びましょう。

ずっしり重い柿の方が、水分量が多くジューシーです。また、これは農家さんから教えていただいた選び方ですが、同品種であれば、柿はなるべく大きいものを選びましょう。

小玉の柿よりも大玉の柿の方が、しっかりと栄養がいきわたっておりおいしく育つそうです。

"シャキシャキ"を少しでも長く維持する「保存方法」

次に柿の追熟を止めてシャキシャキの状態を長くキープする保存方法について紹介します。

1.濡らしたキッチンペーパーでヘタを覆う

2.ラップでぴったりと包む

3.保存袋に入れて冷蔵庫の野菜室に入れる

柿は水分が蒸発することと、柿自身から発生するエチレンガスによる追熟でやわらかくなっていきます。乾燥を防ぐためにヘタを濡らしたキッチンペーパーで覆い、ラップで密閉してあげることで、水分が蒸発することを防ぎます。

キッチンペーパーが乾くと、乾燥が進んでしまうので、3日に1回くらいのペースで濡れたキッチンペーパーを交換してあげる必要があります。元の柿の状態や品種によりますが、2週間ほどはシャキシャキのまま保てることが多いです。

少し面倒な方法ですが、柿を大量に頂いて、すぐには食べきれないけどやわらかくしたくないという方におすすめの方法です。

ぜひ試してみてくださいね。

これで今年はずっと「シャキシャキ」!

今回はシャキシャキ派の方に向けて「シャキシャキの柿を選ぶ方法」と「柿の追熟を止めてシャキシャキの状態を少しでも長く維持する方法」を紹介しました。

ぜひ今回の方法を参考に今が旬の柿を楽しんでくださいね。

この記事を書いた人
野菜のプロ
青髪のテツ

スーパーの青果部歴10年の青髪のテツです。

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