【バナナを買う時、やってはいけないこと!】スーパー青果部「絶対にココ見て」"甘くて美味しい"見極め方

  • 2024年09月08日公開

こんにちは、八百屋歴10年でヨムーノライターの青髪のテツです。

比較的安定した価格で買えるバナナ。実は......選び方を間違って買っている方が多い果物なんです!

例えば、1本1本が「太くて大きいバナナ」と「細くて小さいバナナ」だと、どちらが甘いと思いますか?意外と答えられない方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は「甘くておいしいバナナの選び方」を紹介していきます。

おいしいバナナの選び方①太くて大きいものが甘い

バナナは太くて大きなものほど、味が濃く、甘い傾向があります。

その理由は標高が高い場所で育ったバナナは、実も太く大きくなりやすいためです。

バナナは寒暖差のある標高が高い場所で育ったものの方が甘みが強くなる傾向があります。こういうと味の違いなんて品種差じゃないの?と言われそうですが、そんなこともありません。

例えば、スーパーの一番安いバナナと高級バナナの「甘熟王」は、基本的に品種はどちらも同じ「ジャイアントキャベンディッシュ」であることが多いのですが、安いバナナは低地栽培されているのに対して、甘熟王は海抜500メートル以上の高地で栽培されているんです。

味が良いバナナを求めるなら、細くて小さい実が5本ついているようなバナナではなく、3〜4本の大きなバナナを選びましょう。

バナナは品種によって大きさが違うので、同一品種で比べてみて、より大きいものを選ぶと良いですよ。

おいしいバナナの選び方②付け根が太い方が甘い

次にバナナの付け根に注目しましょう。

バナナの付け根が太くてしっかりしているものほど、標高が高い場所で育っている可能性が高いです。

また上の画像のように付け根の形が「綺麗な四角形」のバナナは、"房の中心"のバナナでおいしい傾向。逆に、下の画像のような付け根をしているバナナは、"房の端"にあるバナナが多いです。

バナナは房の中心にある方が味が良い傾向があるので、あわせて覚えておきましょう。

おいしいバナナの選び方③シュガースポットが適度に出ている

バナナの甘さは育った標高も重要ですが、熟度によっても大きく変わってきます。未熟なバナナは甘さが控えめでさっぱりとした味わいですが、熟度が進んだバナナはねっとりしていて、濃厚な甘さが楽しめます。

少しかためでさっぱりとしたバナナが好きな方は、軸が緑で皮に黒い斑点(シュガースポット)が出ていないものを選びましょう。

ねっとりとやわらかく、濃厚な甘さをバナナに求めている方は、適度にシュガースポットが出ているバナナを選ぶと良いです。

購入後、さらに少し置いておいてシュガースポットがかなり出ている状態のものを食べるとさらに甘さが増しますよ。

バナナを適当に選ばないで

今回は「おいしいバナナの選び方」を紹介しました。"大きさや付け根を見て買う"だけで、甘くておいしいバナナを食べられる確率が上がるので、試さない手はありません。

この記事を参考にして、バナナをたくさん食べていただけると嬉しいです。

この記事を書いた人
野菜のプロ
青髪のテツ

スーパーの青果部歴10年の青髪のテツです。

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