医師「暑い時期にうんち出ないと老けるよ」→猛暑に潜む便秘・肌老化リスク防ぐなら”アレ”食べて!

  • 2025年07月19日公開

夏直前!1日3食同じメニューを食べるだけ【神やせ7日間ダイエット】で"食べてやせる"体をゲット

こんにちは!ヨムーノライターのたすくです!

暑い毎日が続きますよね……(泣)紫外線対策、してますか?
最近とんでもなく怖い話を聞いてしまい、暑い時期に便秘だと老けるらしいんですよ……!

「なにそれどういうこと?」と思ったので、今回の記事では「腸内環境の専門家に”猛暑便秘と夏の肌老化”について聞いてみた」という趣旨で解説します。

「猛暑に潜む便秘・肌老化リスク」今回話を聞かせてくれたのは

◾️吉汲祐加子先生(国立消化器・内視鏡クリニック 院長)
日本消化器内視鏡学会 指導医として確かな技術を備え、数少ない女性医師として「腸内皮膚相関」に関する情報や腸内環境を整える必要性について発信する

【うんちでないと老ける!?】猛暑で注意したい便秘の特徴

ライターたすく:衝撃的なんですけど、夏に便秘だと老けるって本当ですか…?

吉汲先生:
結論からいうと本当ですね。
夏場は特に便秘の人が増えるのですが、便秘になることで腸内環境が悪化して全身老化につながり、結果としてお肌にも影響が出るんです。

夏場に便秘が増える5つの理由

登壇し講演を行う吉汲先生

吉汲先生:
夏場に特に便秘が増える理由としては、次の5点があげられます。

  • 水分不足で大腸が乾いてしまう
  • 夏バテや飲酒による食生活の変化
  • 運動不足による腸機能の低下
  • 寒暖差による自律神経の乱れ
  • 紫外線が腸に影響を与える

夏の気温で汗を大量にかくことで身体の水分が減ることで大腸に届く水分も減り、便が固くなり排出しにくくなります。

食事も冷たくさっぱりしたものに偏りがちで、食事量の低下などから便の形成に影響してくるんです。

暑かったり夏バテ気味だったりで運動量も低下するので、運動不足が大腸の蠕動運動に影響を及ぼします。

暑い屋外と空調の効いた室内の行き来で自律神経が乱れることも関係していますね。
その他、難しいことは省きますが夏場の過度な紫外線量も腸に良くない影響を与えます。

こういった要素が重なるので、夏場は腸内環境が悪化しやすく、便秘になる人が増えるんです。

便秘が招く肌老化

ライターたすく:夏場は特に便秘が増えるということなんですね。便秘だとどうして肌老化が起こるんですか?

吉汲先生:
簡単に説明すると、こういうことになります。

◾️便秘で腸内環境が悪くなるしくみ

  1. 便秘が続くと腸の中に便が長くとどまり、そこに悪玉菌が増える
  2. 悪玉菌は 有害な物質(毒素) を作り出し、それが腸から血流に乗ることがある
  3. 腸内のバランスが崩れて免疫が乱れると、腸粘膜のバリア機能も弱くなる=腸内環境が悪くなる

◾️腸内環境の悪化が肌に及ぼす影響
①炎症が全身へ広がる
腸から流れ出た毒素や炎症物質が血液に乗って全身へ拡散し、肌に赤み・かゆみ・乾燥などの炎症症状を引き起こします。

②栄養が届きにくくなる
腸内環境が崩れると”血行不良”が起こりやすくなり、肌に必要な栄養や酸素が届きにくくなります。
その結果、肌の ハリや保湿力が低下し、シワやたるみが目立ちやすくなります。

◾️肌老化へのつながり
腸内の悪玉菌が作る物質は、線維芽細胞やコラーゲンを壊す酵素(MMP:マトリックス分解酵素) を活性化し、肌の弾力を保つ力を弱めます。
これらの酵素が活発になると、シワやたるみ、乾燥が進み、肌が老けて見えるのです。

吉汲先生:
まとめると……

便秘になると腸の中に便がたまって悪玉菌が増える→腸のバリアが弱まる→毒になる物質や炎症が血液にのって全身へ→肌に届いて「栄養が届かず」「コラーゲンを壊す」→シワやたるみなど、肌の老化が早まる!

ということですね。

ライターたすく:なるほど!だから「夏場に便秘になると老ける」というわけですか……

夏場の”便秘老化”対策のカギは「発酵性食物繊維」

ライターたすく:夏場の便秘で老けるのはわかったので、対策を教えてください。

吉汲先生:
夏場の便秘対策には「発酵性食物繊維」をとることが効果的です。

発酵性食物繊維とは、腸の中で善玉菌のエサになって発酵され、腸内環境を整えてくれる食物繊維のことです。
善玉菌が増えると腸の動きが活発になり、便秘の解消につながります。
さらに腸内で作られる短鎖脂肪酸という成分が腸のバリアを強くし、有害な物質が体に広がるのを防いでくれるため、肌荒れや肌老化の予防にもつながるのです。

発酵性食物繊維を摂りたいときにおすすめな食材は、「もち麦ごはん」「オートミール」「キウイ」「納豆」「オクラ」など。

こうした食品を毎日のごはんに少しずつ加え、水分と一緒にとることで、腸が元気になり肌にプラスの影響もあるでしょう。
夏の便秘対策は「発酵性食物繊維+水分」がポイントですよ。

ライターたすく:便秘になって老けるのを避けたければ、発酵性食物繊維が含まれる食品を多く食べるといいということですね!

"発酵性食物繊維"手軽に摂るなら「オールブラン」試してみて!


  • 商品名:ケロッグ オールブラン ブランリッチ(各種フレーバー)
  • 購入金額:537円(税込)
  • 内容量:270g

発酵性食物繊維を効率よくとりたい人には、「ケロッグ オールブラン」も便利な選択肢です。

小麦ふすま由来の食物繊維を豊富に含み、水溶性と不溶性の両方がバランスよく摂れるのが特徴。
腸内で善玉菌のエサとなり、腸内環境を整える働きが期待できます。

プレーンタイプなら甘さも控えめで、牛乳やヨーグルトと合わせたり、サラダやスープに加えたりと、日常の食事に取り入れやすいのも魅力的。
忙しい朝でも手軽に続けられますよ。

【夏はうんこ出ないと老ける!】便秘肌老化対策の"発酵性食物繊維"

今回の記事では「腸内環境の専門家に”猛暑便秘と夏の肌老化”について聞いてみた」という切り口でお届けしました!

夏場はさまざまな理由で特に便秘になりやすく、便秘になると肌老化や全身老化につながり、「老ける」……。
「そういや最近便秘だな……」という方はお気をつけください!

また、便秘肌老化対策のカギは”発酵性食物繊維”とのこと。
色々な食材に含まれているので、意識的に”発酵性食物繊維”の摂取を心がけてみてくださいね!

この記事を書いた人
Webライター
たすく

会社員とWebライターを両立させる「たすく」です。ヨムーノでは、毎日の中で見つけた「生活を楽しむネタ」を皆さんと共有できたら嬉しいと思ってます(^^)/仕事は常に”楽しみながら面白く”を心がけています。どこまででも取材に行くフットワークの軽さが自慢です。お仕事依頼のメール募集中です!tasukusan1984@yahoo.co.jp

グルメ コンビニ

こちらもどうぞ

特集記事

連載記事

こちらもどうぞ