【ごめん、ただの冷やし中華にゃ戻れない】土井善晴先生流が「自分史上圧倒的NO.1」休日に楽しんで

  • 2024年06月16日更新

こんにちは、今年も冷やし中華始めました!ヨムーノライターの井野真利子です。

いきなり私事ですみません!
自分史上圧倒的NO.1の冷やし中華に出合ってしまいました。ズバリ、料理研究家・土井善晴さんのレシピです。

どのくらいハマっているかというと、作ったときに撮った写真をたびたび見返しては「また食べたいナァ」と呟いているほど。

さらにはSNSで「土井善晴 和風冷やし中華」と検索し、絶賛する仲間を見つけては、満足してほくそ笑んでる始末です。

食べて日にちが経っても興奮がおさまらないので、みなさんにもシェアさせてください。

だしの旨みを楽しむ冷やし中華に挑戦!

今回挑戦したのは、NHK『きょうの料理』で、料理研究家・土井善晴さんが紹介した「和風冷やし中華」です。

正直なところ工程がちょっぴり多めなのですが、手間をかける価値大アリの一品を、ぜひチェックしてみてくださいね!

土井善晴さん「和風冷やし中華」の作り方

材料(2人分)

・中華麺(生)…2玉

【冷やし中華スープ】
・濃いめの和風だし…カップ1(材料は下に記載)
・うす口しょうゆ…大さじ4
・米酢…大さじ4
・砂糖…大さじ1と1/2
・ごま油…大さじ1/2
・しょうが汁…しょうが10g分

【具】
・きゅうり…2/3本
・ハム…50g
・しいたけのうま煮…2~3枚(材料は下に記載)
・もやし…70g
・卵…1個
・紅しょうが(千切り)…10g

・練りがらし…適量
・塩…適宜
・サラダ油…適量

【濃いめの和風だし】 ※つくりやすい分量。でき上がりは約カップ3+1/3。
・昆布(5cm四方)…1枚
・削り節…10g
・煮干し…6g ※煮干しを加えることでコクを出す。 気になれば頭と腹ワタを取る。
・水…カップ4

【しいたけのうま煮】 ※つくりやすい分量。冷蔵庫で4~5日間保存可能。
・干ししいたけ…8枚
・干ししいたけの戻し汁…カップ2
・砂糖…大さじ3
・しょうゆ…大さじ1と1/2

作り方①濃いめの和風だしを作る

【濃いめの和風だし】の材料をすべて鍋に入れ、中火にかけます。煮立ったらアクを取り、火を強めて1分間ほど煮立て、火を止めてください。

かたく絞った布巾を使い、ボウルにこし入れて絞りましょう。

作り方②しいたけのうま煮を作る

干ししいたけは水で戻し、軸を落とします。鍋に戻し汁と戻したしいたけを入れ、煮立ててアクを取りましょう。

落としぶたをして中火で4~5分間煮たら砂糖を加え、火を弱めてさらに10分間煮こみます。

しょうゆを加え、煮汁が少し残る程度に煮詰めてください。

作り方③トッピングの具材を用意する

【きゅうり】
両端を切って皮を剥いたきゅうりを、斜め薄切りにして並べ、千六本切り(※)にします。

【ハム】
ハムは半分に切り、千六本切りにします。

【しいたけのうま煮】
しいたけのうま煮は、厚みを削ぐように切り、千切りにしてください。

【もやし】
もやしはひげ根を取り、熱湯で茹でてざるに上げます。塩少々を振ったらうちわであおぎ、手早く冷ましてください。

【錦糸卵】
卵をボウルに割り入れ、塩少々を入れてよく溶きましょう。

フライパンにサラダ油少々を熱したら、卵液を流します。両面を焼いて取り出し、粗熱が取れたら細切りにしてください。

※千六本切りとは、千切りよりも少し太めの切り方だそうです!

作り方④冷やし中華スープを作る

【冷やし中華スープ】の材料をボウルに入れて混ぜ合わせます。

大きめの器に氷水を張り、ボウルごと冷やしましょう。

作り方⑤麺を茹でて盛り付ける

麺を茹でてざるにとり、流水でよく洗いましょう。氷水にざるごと浸けて冷やし、水気をよく切ってください。

冷やした器に麺を盛り付け、具材をトッピングします。スープをかけて、練りがらしを添えたら完成です。

【実食】だしが効いた「和風冷やし中華」を食べてみた!

涼しげな見た目に惚れ惚れする間もなく、いただきます!

丁寧にとった和風だしが効いたスープは、絶品。これまでの冷やし中華史において、こんなにも上品な旨みを味わったことがありません。

お行儀が悪いけど、飲み干したい……(ズズッ)。

酢を加えたことでほどよい酸味を感じられるので、後味もスッキリ!甘辛く味付けされたしいたけのうま煮とも相性抜群です。

またスープや器をしっかり冷やしたのもポイントで、冷たい麺ならではの締まった食感やコシを楽しめますよ。

アレンジレシピ・「奄美大島名物・鶏飯風」も作ってみた

レシピの分量通りに作ると、和風だしやしいたけの甘煮が多めにできあがります。

どちらも活用しやすい食材ではあるのですが、余った錦糸卵や紅生姜もまとめて使い切りたいという方は、「奄美大島名物・鶏飯風」を作ってみてはいかがでしょうか。

なぜ「風」なのかというと、本来の鶏飯は「鶏のだし」をかけるものですが、このアレンジでは和風だしでいただくからです。

ご飯をお皿によそったら、しいたけの甘煮や錦糸卵をのせます。お好みで、蒸し鶏や刻み海苔、青ねぎなどの具材も追加して、塩で味を調えた和風だしをかけてください。仕上げに紅生姜をトッピングして、完成です。

本家の鶏飯とは少し違いますが、丁寧にとっただしの旨みをシンプルに感じられて、とても美味しいですよ。

ときには料理の手間も楽しんでみよう!

工程は多かったものの、たまにはゆったりした気持ちで手間をかけ、料理の時間を楽しむのも良いものだなと感じました。

手間をかけたことを後悔しない美味しさなので、丁寧に過ごしたい休日にも、ぜひ作ってみてくださいね。

この記事を書いた人
便利グッズ&美味しいものに目がないWebライター
井野真利子

手間取らない快適な暮らしをテーマに生きる、一人暮らし歴18年目のWebライターです。趣味は料理と旅行とお酒!丁寧に暮らすのがちょっぴり苦手ですが、ズボラならではの視点で生活に役立つあれこれを紹介します。

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