山崎製パン「うぐいすぱん」の中身は「ずんだ」でも「だだちゃ豆」でもなかった件
- 2024年06月10日公開
こんにちは、ヨムーノ編集部です。
一時期、人気パン「薄皮シリーズ」の個数が減るという話題で持ち切りでしたが、「ドラえもん」や「ちびまる子ちゃん」みたいに親子何代にもわたって親しまれているロングセラーパンはたくさんありますね。
子どもの頃は「2色パン(チョコ&クリーム)」を買って、どっちがチョコかクリームかを当てながら食べるのが楽しみでした。
その「2色パン」に負けないくらい買って食べていたパンが「うぐいすぱん」です。
なんとなく、大人になってから「だだちゃ豆」「ずんだ」の存在を知り、「うぐいすぱん」の中身は「だだちゃ豆」「ずんだ」だと勝手に思っていましたが、ググってみると違うことを最近知りました。
スーパーは山崎製パンのみ!?どこで買える「うぐいすぱん」
一部のスーパーで見かける山崎製パンの「うぐいすぱん」。
子どもの頃から見かけていたような記憶があるのでロングセラーパンだと思っています。
ググってみると、Wikipediaには『木村屋(現在の木村屋総本店)で働いていた石川末三郎によって、1929年(昭和4年)にウグイスパンが考案された』と記載がありました。
山崎製パン以外の「うぐいすぱん」はスーパーで見かけたことがありませんが、製造・販売しているメーカーも少ないのが「うぐいすぱん」。
「うぐいす」って"ずんだ”じゃなかった
だだちゃ豆
だだちゃ豆は山形名物。
ずんだ
▲ずんだ
東北地方でも呼び名がいろいろあるそうですが、山形名物のだだちゃ豆などの枝豆を茹ゆでてすりつぶした餡が「ずんだ」となり、宮城県仙台地方の名物になっている。
仙台名物も食べたことありますが、確かに豆の風味がしっかり感じられますね。
うぐいす餡
気になっていろいろググっていると、『うぐいす餡(うぐいすあん、鶯餡)とは、青エンドウ(グリーンピース)を茹でたものを潰して、砂糖または蜜で甘い味をつけた緑色の漉し餡のこと。和菓子やあんパンの材料。』とのこと。
あんぱんの緑色バージョンが「うぐいすぱん」。
「うぐいすぱん」の中身はうぐいす餡というあんこが入っていて、「だだちゃ豆」も「ずんだ」も入っていません。
緑色で身近なグルメといえば、「だだちゃ豆」とか「ずんだ」というイメージがあったので、「うぐいすぱん」の「うぐいす」って、「だだちゃ豆」とか「ずんだ」を使用していると勝手に思い込んでました。
がっ……………違いました!!
山形名物や仙台名物をつかった「うぐいすぱん」が存在したら、ご当地グルメにはなりそうですが、全国のスーパーで取り扱うと、高級食パンならぬ「高級うぐいすぱん」になって手軽に買えなくなりそうです。
よもぎ
スーパーで「うぐいすあん」や「ずんだ」グルメを探していると、緑色グルメとして「よもぎ」を使った餅や団子が和菓子コーナーにありました。
よもぎは葉っぱなので、「餡」「ずんだ」と違い、自然さというかさわやかな味わいが楽しめます。
メロンパンに"メロン入っていない!”昭和の鉄板ネタ
今どきの子供たちは、「ホーホケキョ」といえばウグイスと答えられても実際にその鳥を見る機会も少なさそうですね。
我が家の中3の娘はウグイスは見たことない……と言ってました(汗)。
小3の息子は「ホーホケキョ?」「ウグイス?」というレベルに泣きそうになりました。
なので、家族でスーパーに行っても「うぐいすぱんにうぐいす入ってない!」という子どもたちのノリ・ツッコミは聞いたことありません(関心が低い)。
▲メジロ
このタイミングで「ウグイス」と「メジロ」の違いも教えたくなりますが、双眼鏡持って野鳥を見に行く機会が先だと思いました。
春先に車で行ける梅林スポットを探してみます!
この「うぐいすぱんにうぐいす入ってない!」という発想が出てくるのは昭和生まれくらいでしょうか。
そのネタ元は「メロンパンにメロン入っていない!」だと思います。
Wikipediaには『名前の由来はいくつかの説があり、どれが正しいのかは不明である。』と記載されています。
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