【お願い!ナスはいきなり冷蔵庫に入れないで!!】青果部"意外とみんな間違ってる"「正しい保存方法」はコレ

  • 2024年05月05日公開

こんにちは、八百屋歴10年でヨムーノライターの青髪のテツです。

だんだん暖かくなってきて、早くも夏野菜が気になってくる時期になってきましたね。

夏野菜の中でも、特に人気のある野菜といえばナスです。焼きナス、揚げナス、麻婆ナスなど、どれも美味しいですよね。

そんなナスですが、正しい保存方法は意外と知られていないと思います。

お店のお客さんにも「ナスって意外と早くだめになるんだけど、良い保存方法知らない?」と聞かれたことがあるので、ナスの保存方法について関心がある方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、「ナスをおいしく食べるための正しい保存方法」を紹介していきます。

やりがち!間違ったナスの保存方法

まず最初に多くの方がやりがちなナスの間違った保存方法を紹介します。

間違った保存方法①そのまま冷蔵庫に入れる

ナスは乾燥に弱い野菜なので、そのまま冷蔵庫に入れてはいけません。

ナスをそのまま冷蔵庫に入れると、ナス自身に含まれている水分が蒸発して抜け、皮がシワシワになってしまいます。

ナスを裸のまま冷蔵庫で保存するのは絶対にやめましょう。

間違った保存方法②冷蔵室で保存する

ナスは冷気を嫌う野菜なので、冷蔵室で保存すると低温障害を起こしてしまい、タネが黒く変色してしまい、傷みやすくなります。

なので、スーパーなどの小売店のバックヤードでは、ナスは冷蔵保存ではなく常温で保存するという決まりになっているお店が多いんです。

とはいえ、さすがに夏など暑い季節は、常温で保存すると腐りやすくなりますので、野菜室で保存するのがベストです。

涼しい季節は常温保存、暑い季節は野菜室で保存というのを覚えておきましょう。

ナスをおいしく食べるための正しい保存方法

ナスが低温障害を起こさず、かつ長持ちする保存方法を紹介していきます。

1.ペーパータオルでつつむ

ナスはペーパータオルでつつみます。

2.保存袋に入れる

ビニール袋などの保存袋に入れます。

3.常温の冷暗所、または野菜室で保存する

※ナスは5度以下で保存すると低温障害を起こす可能性があるので、5度以下の野菜室に入れる場合は低温障害を起こす可能性があります。

ペーパータオルでつつみ、保存袋に入れることで、ナスを乾燥から守ったり、直接冷蔵庫内の冷気に当たらないようにすることができます。

この方法で保存したナスの保存期間の目安は、およそ1週間です。

ペーパーを巻くのは少し手間ですが、普通に保存するよりも長持ちするので、ぜひ試してみてくださいね。

常温と野菜室を使い分けておいしさキープ

今回は「ナスをおいしく食べるための正しい保存方法」を紹介しました。

特に涼しい季節は常温保存が最適ということは知らなかったという方が多いのではないでしょうか?

ぜひ今回紹介した保存方法を使って、これからが旬のナスをたくさん食べていただけると嬉しいです。

この記事を書いた人
野菜のプロ
青髪のテツ

スーパーの青果部歴10年の青髪のテツです。

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