何枚でもいけちゃう...【タサン志麻さん】「鶏もも肉の美味しい食べ方」に衝撃!ちゃんと考えられているのね
- 2024年04月20日公開

こんにちは、管理栄養士でヨムーノライターの安達春香です。
おにぎりやお弁当用に味のりを買ったものの、使い切れずに余ってしまった経験はありませんか?気がついたら湿気っていて、そのままゴミ箱行きという悲しい事態になることも……。
今回は、2022年6月10日放送、日本テレビ系列『沸騰ワード10』で紹介されていた、伝説の家政婦・タサン志麻さんの「鶏肉の味のりソース」を作ってみました。味のりを大量消費できて、ソースに使うから湿気っていても問題なし。味のりを余らせている人は必見です。
タサン志麻さんの「鶏肉の味のりソース」
レシピを考案したのは、伝説の家政婦として知られるタサン志麻さん。タサン志麻さんが紹介する料理は、意外な食材を組み合わせたものが多いですよね。
今回作る「鶏肉の味のりソース」は、おにぎりでしか使い道が無いと思っていた味のりが絶品ソースに大変身。驚くほど上品な味わいに仕上がりますよ。
材料(鶏もも肉1枚分)
・鶏もも肉…1枚(260~300g)
・塩…適量
・こしょう…適量
・サラダ油…大さじ1
・味のり…4パック(20枚)
・白ワイン…50ml
番組では正式な分量が紹介されていなかったので、今回美味しく作れる分量を出してみました。
作り方①鶏肉を一口大にカットし、塩こしょうをふる
キッチンペーパーで鶏肉の水分を拭き取ってから一口大にカットし、塩こしょうをします。
脂が多いもも肉は、臭みが出やすいのが欠点なので、調理前にキッチンペーパーで表面の水気をふき取るだけで臭みが抑えられます。
作り方②フライパンに鶏肉を皮目を下にして並べ、3分焼く
サラダ油をひいたフライパンに、鶏肉を皮目を下にして並べて3分焼きます。
このときのポイントは、とにかく触らないこと。動かさずに焼くと、皮にこんがり焦げ目がつきます。
作り方③鶏肉をひっくり返し、味のりと白ワインを入れ、フタをして5~6分蒸す
鶏肉をひっくり返したら、手でちぎった味のりと白ワインを入れ、フタをして5~6分蒸します。
蒸すことで食材の水分が減らず、しっとりふっくらと仕上がります。
作り方④鶏肉を取り出し、味のりソースはさらに火にかけて水分を飛ばす
鶏肉をお皿に取り出し、味のりソースはさらに火にかけて水分を飛ばします。このとき、ソースが煮詰まりすぎていたら水を加えて30秒ほど加熱しましょう。
鶏肉にソースをかけたら完成です。
鶏肉を切って、焼いて、ソースを作るだけなので、15分もあれば出来上がり。
仕事で帰りが遅くなった日や時間がない日にぴったりなメニューです。
”味のり×白ワイン”が衝撃のうまさ!
蒸し焼きにした鶏肉はやわらかくてジュ―ジ―。ひと口食べると、肉汁と白ワインの爽やかな風味が口いっぱいに広がりました。はじめに焦げ目をしっかりつけたことで香ばしさも楽しめます。
調味料が塩こしょうだけなので「味が薄いのかな」と思いきや、味のりの塩気のおかげでしっかり味が付いています。
とろっとした味のりソースが鶏肉に絡んでいて、とにかくお箸が進む進む!自分で作ったとは思えないクオリティです。
とくに衝撃を受けたのが、白ワインと味のりの相性の良さ。磯の香りとフルーティーな風味が鼻に抜け、和とも洋とも違う、何ともいえない上品な味わいです。
このレシピは豚肉で作るのもおすすめなんだとか。味のりソースはお肉だけでなく、白身魚のソテーや温野菜にも合いそうです。
味のりソースの美味しさには理由があった!
のりには、うまみ成分がたっぷり。三大うまみ成分といわれる「グルタミン酸」「イノシン酸」「グアニル酸」がバランスよく含まれている珍しい食品なんです。
これらの成分は、単独で使うよりも組み合わせることでうまみがグンと増します。かつおと昆布のお出汁が美味しいのは、昆布の「グルタミン酸」とかつおの「イノシン酸」の相乗効果によるもの。
のりを上手く取り入れると、深い味わいの料理を作れるようになりますよ。
味のりの可能性が広がる
「鶏肉の味のりソース」は、味のりと白ワインという意外な組み合わせが楽しめる一品でした。存在感がないと思っていた味のりにこんなポテンシャルがあったなんて……。
おにぎりのときにしか使わなかったことを後悔しました。少ない材料で簡単に作れるので、ぜひ試してみてくださいね。

趣味は旅行と食べること。好きなものを一生健康に食べていたくて管理栄養士免許を取得しました。「おいしいものはガマンしない」をモットーに、栄養の知識やお悩み解決食材などをわかりやすくお伝えします!
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