そこ見ればよかったのね!【スーパー青果部】が教える「本当においしい桃の選び方」に38万人感動!
- 2023年03月10日更新
こんにちは、スーパーの青果部で10年働くヨムーノライターのテツです。
桃がおいしい季節になりましたね。
この時期に旬の桃を食べたいと思う方も多いと思いますが、桃は安くても1玉300円程度はするので安い果物ではありません。(値段はサイズや等級、品種によります)
可愛い見た目に反して値段は可愛くないので、買うとなると絶対に失敗したくないですよね。一見どれも同じに見える桃ですが、おいしいものの見分け方があります。
今回は「甘く熟した赤桃と白桃の見分け方」と「安くなりやすい時期」を紹介します。Twitterでもこの見分け方を紹介したところ、大好評でした。
青果部が教える「おいしい赤桃の選び方」
桃選びは熟度が大事なのですが、残念なことにスーパーに陳列されている赤桃が全て甘くておいしいというわけではないんです。
完熟のおいしい赤桃「4つのポイント」
- 表面が鮮やかな赤色
- お尻が乳白色
- うぶ毛がびっしり生えている
- いい香りが漂っている
食べ頃の赤桃は皮の表面が鮮やかな赤色をしています。ボケたような色や白っぽいものはまだ熟しておらず、逆に黒ずんでいるものも熟度が不足しています。
またお尻(木についていた側)は熟してくると乳白色っぽい色になっていきます。熟度が足りないと緑っぽい色をしているので注意が必要です。
皮の表面にうぶ毛がしっかり残っていると鮮度がいい証拠。ザラザラしているものを選びましょう。
最後に香りをチェックしましょう。甘くて熟している桃はパック越しでもいい香りが漂っていますよ。
青果部が教える「おいしい白桃の選び方」
白桃は赤桃と比べると、果汁が多くジューシーなので桃の甘い果汁をたっぷり楽しむことができますよ。
完熟のおいしい白桃「5つのポイント」
- 表面が鮮やかなピンク色
- お尻が乳白色
- うぶ毛がしっとりしている
- いい香りが漂っている
- 皮にそばかすのような点々模様が多い
※ただし、高級品種として有名な清水白桃は、真っ白な皮のものがおいしいです。
桃を買うならいつがチャンス!?安くなる時期は
桃は6月~9月くらいまで流通されていますが、桃が最も安い時期は7月末から8月のお盆に入る前くらいまでが多いです。
この時期は収穫量に比例して流通量も多く、需要と供給のバランスで値段が落ちやすいからです。
逆に6月や9月は桃の流通量が少ないので高くなりがち。
お盆明けも大チャンス
でも!8月のお盆を過ぎても、まだ安くなるチャンスはあります。
お盆期間中は市場が閉まるので発注数量の変更ができません。
お盆のあいだ計画通りに売れた店は別として、ぶどうや桃は余ると早く売らないと鮮度が持ちません。なので8月15日以降はお店によっては安く販売している可能性があります。
夏はおいしい桃をたくさん食べて
夏が旬の桃は、今しか食べることができません。
昔は果汁が少なく硬かったのですが、今では品種改良がどんどん進んで甘くてジューシーな桃が簡単に食べられるようになりました。生産されている農家さんに感謝して食べたいですね。
今回紹介した選び方を駆使して、ジューシーな甘い桃をしっかり食べてくださいね。
スーパーの青果部で社員歴10年!野菜・果物について詳しいです。食べることが大好きで、日々おいしい食材を探してSNSで紹介しています。(Twitterのフォロワー数は52.5万人)青果物の豆知識や選び方を記事で紹介します!
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