手羽元の骨のまわりが赤いのはなぜ?生焼けとの見分け方と正しい冷凍・解凍方法【管理栄養士解説】
- 2026年02月07日公開
こんにちは。手羽元が安売りされていたら、ついついカゴに入れてしまう管理栄養士でヨムーノライターの安達春香です。
手羽元を食べようと思ったら、骨のまわりが真っ赤!「これ大丈夫?」と慌てて電子レンジで温め直したことはありませんか?
せっかく作ったのに加熱しすぎてパサパサ……なんてことになったら悲しいですよね。
今回は骨のまわりが赤くなる理由と、おすすめの保存テクニックをご紹介します。
骨のまわりが赤いのは食べても大丈夫?

あの赤色の正体は、骨の中にある「骨髄液(こつずいえき)」という成分。加熱すると骨から染み出して、赤くかたまってしまうんです。
見た目が血みたいで不安になりますが、お肉自体にしっかり火が通っていれば問題なく食べられますよ。
焼き加減は「お肉の色」でチェックしよう

「生焼け」か「骨髄液」なのか、判断が難しいときはお肉の色をチェックしましょう!
- NG:お肉全体に透明感があり、中心がピンク色
- OK:お肉に透明感がなくなり、白くなっている
「赤いから生かも……」と火を通し過ぎると、お肉の水分が抜けてせっかくの旨みが台無しに。見極め方を知っておくと、ちょうど良い加減で止められますよ。
手羽元のやってはいけない「冷凍&解凍NG」

スーパーで安売りされていた手羽元。大容量パックをまとめ買いして、冷凍保存することもありますよね。
いつも何気なくやっている冷凍・解凍法が、せっかくのおいしさを台無しにしているかも?ここでは、やってはいけないNG行動をご紹介します。
NG①パックのまま冷凍

買ってきたパックをそのまま冷凍室に突っ込んでいませんか?実はそれ、手羽元のおいしさを損なうNG行為なんです。
というのも、お肉のパックは熱伝導率が悪いので、凍るまでに時間がかかります。ゆっくり凍らせるとお肉の中に大きな氷の塊ができ、細胞の壁を破壊してしまいます。
そうすると、解凍したときに壊れた壁から旨みや肉汁が流れ出して残念な食感に……。冷凍するときは、必ずパックから取り出してくださいね。
NG②調理するときに「完全解凍」してから使う

電子レンジや冷蔵庫で完全に解凍してから使うのはもったいない!
解凍しすぎると、お肉の細胞から大量のドリップが溢れ出します。
ドリップというのは、水分や栄養、旨みが含まれている赤い液体のこと。これが流れるとジューシーさも半減してしまうんです。
解凍するときは少しかたさが残る程度の半解凍にして、できるだけドリップが出ないようにしましょう。
切り込みを入れて解凍時間を短縮!手羽元のおすすめ冷凍法

消費期限内に使い切れない手羽元は冷凍保存がおすすめ。保存期間の目安は3〜4週間です。 ここからは具体的な手順をご紹介します。
冷凍方法①切り込みを入れて開く

骨が見える面を上にしてまな板に置きます。中央にキッチンハサミで切り込みを入れ、お肉を左右に開きましょう。
厚みが減るので解凍時間を短縮できます。また、骨から身がはがれやすくなり、食べやすさもアップしますよ。
冷凍方法②使いやすい分量ずつラップで包む

重ならないようにラップで包みます。このとき、1本ずつではなく3〜4本など使いやすい分量をまとめて包めばOK。
冷凍用保存袋に入れ、できるだけ空気を抜いて口を閉じましょう。
冷凍方法③金属製のバットにのせて冷凍室に入れる

アルミやステンレスのトレイやバットの上に置いて冷凍室に入れます。金属は熱伝導率が良いので、素早く凍って鮮度をキープできますよ。
解凍方法

食べるときは冷凍用保存袋のままボウルに入れ、水を流しながら解凍するのがおすすめ。浮いてくる場合はお皿で重しをしてくださいね。
解凍時間は10〜15分が目安。触ってみて、少しかたさが残る程度の半解凍状態で調理しましょう。
もう温め直さなくてOK!
手羽元の骨のまわりが赤いのは、骨から出てくる“骨髄液”。これを知っていれば、慌てて温め直さなくて済みます。
保存するときは開いてから冷凍がおすすめ。スーパーで安売りをしていたら、ぜひこの方法を試してみてくださいね。
趣味は旅行と食べること。好きなものを一生健康に食べていたくて管理栄養士免許を取得しました。「おいしいものはガマンしない」をモットーに、栄養の知識やお悩み解決食材などをわかりやすくお伝えします!
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