【こんな大葉、絶対に選んじゃダメー!】"青果のプロ"の解説に→「"そこ"見るんだ!?」保存方法も解説!

  • 2025年05月06日公開

こんにちは、八百屋歴10年でヨムーノライターの青髪のテツです。

夏の香味野菜として人気の大葉ですが、買ってみたらしなびていたり、傷んでいたり、そんな“ハズレの大葉”に当たった経験がある方が多いのではないでしょうか。
せっかくの料理に添える大葉だからこそ、失敗せずに良いものを選びたいですよね。

そこで今回は、買って後悔しない「ハズレの大葉を選ばない見分け方」をご紹介します。スーパーでも直売所でも使えるポイントなので、ぜひ参考にしてみてください。

大葉ってどんな野菜?選び方・おいしさのカギは“鮮度”

大葉は鮮度が命です。鮮度の良い大葉を選ぶことで、大葉を使った料理がワンランクアップするので、ぜひ選び方のポイントを覚えておきましょう。

大葉はシソ科の植物で、βカロテンやカルシウム、鉄分、香り成分のペリルアルデヒドを豊富に含み、薬味や付け合わせとして重宝されています。

ですが、大葉は葉が薄くて傷みやすく、収穫から時間が経つと香りも風味も落ちてしまう繊細な野菜。収穫後の鮮度保持が品質に大きく影響してしまいます。
そのため、見た目のわずかな違いが、味や香りに大きな差を生むのです。

それでは早速、大葉の選び方をチェックしていきましょう。

出典:文部科学省 食品成分データベース「しそ」

出典:わかさ生活「しそ」

スーパーでチェック!鮮度の良い大葉の4つの見分け方・選び方

1.葉の色は鮮やかな緑色がベスト

表面の色が鮮やかな緑色のものは、光合成が活発に行われていた証拠。
逆に黄緑がかっていたり、色むらがあるものは収穫から時間が経っている可能性が高いです。

2.軸の部分がピンとしているか確認

大葉の軸や切り口が乾燥していたり黒ずんでいたら要注意。
新鮮な大葉は全体的に変色がなく、ヘタや軸を指で押すと少し弾力があります。

3.葉の先端がしなびていないかを見る

大葉に限らず、葉物野菜は特に傷みやすいのが葉の先端です。
葉の先端がピンと立っていてハリがあるものは鮮度が良い状態です。

少しでもクタッとしていたら、鮮度は落ちています。

4.香りをチェック

鮮度の良い大葉は袋越しでも、さっと鼻を近づけるとしその清々しい香りが感じられます。
香りが弱いものは、すでに成分が揮発している可能性があります。

買った後の“ひと手間”で鮮度キープ!【選び方と合わせてチェック】

いくら新鮮な大葉を選んでも、保存方法が悪ければすぐにしおれてしまいます。

大葉の保存は以下の方法がおすすめです。

1.濡らしたキッチンペーパーに包む

2.密閉容器またはポリ袋に入れる

3.冷蔵庫の野菜室で保存

この方法では1週間程度長持ちさせることができます。
ちょっとの工夫で、最後の1枚までおいしく使えるので、試してみてくださいね。

【大葉の選び方】色鮮やかで葉の先端や軸がピンとしたもの!

今回は大葉の選び方を紹介しました。

ハズレの大葉を避けるには、

  • 鮮やかな緑色で傷みや萎れのない葉を選ぶ
  • 軸や切り口が乾いていないか確認する
  • 香りをチェックする

旬の時期の大葉は、味も香りも格別。
お弁当や冷奴、素麺の薬味など、毎日の食卓で大活躍してくれます。

ぜひ選び方をマスターして、日々の料理に彩りと風味をプラスしてみてくださいね。

この記事を書いた人
野菜のプロ
青髪のテツ

スーパーの青果部歴10年の青髪のテツです。

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