【長芋が茶色に変色】食べても大丈夫?プロが教える見極め方&変色を防ぐコツ

  • 2025年04月12日公開

こんにちは、ヨムーノ編集部です。

長芋をすりおろしたとき、茶色く変色して「これ、食べても大丈夫?」と不安になったことはありませんか?

今回は、青果のプロ・小林青果株式会社さんに、長芋の変色の理由や見極め方について詳しく教えていただきました!

教えてくれたのは、青果のプロ「小林青果株式会社」

福岡で創業78年、青果の生産者と小売店舗のバイヤーの間をつなぐ「仲卸(なかおろし)」の事業を展開している小林青果株式会社。

九州各県はもちろん、全国各地から旬の食材や特性の強い商品を仕入れ、お客様へお届け。ここ数年で小売店舗も9店舗まで展開し、公式インスタグラムやnoteで、野菜の豆知識や生産者さんのイベント情報などを発信。

安全で安心できる食品だけでなく、作り手の思いや熱量、消費者の期待、販売店の信頼、すべての人の笑顔と心をつなげられるよう活動中。

昨年ECサイト「うまうまもぐもぐ」が誕生し、新鮮で美味しい野菜やフルーツをオンラインで買えるようになりました!

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長芋をすったら茶色く変色、食べていい??

長芋をすりおろすと、写真のように茶色く変色することがあります。見た目があまりよくないので「食べても大丈夫なのか」心配になる方もいるのではないでしょうか。

結論から申し上げますと、食べても大丈夫です。変色しても味や栄養価には影響なく体に害を及ぼすことはありません。

新物の長芋は収穫して間もないため、ポリフェノール酸化酵素の活性化が高い状態です。この酵素がポリフェノールと反応して酸化を促進し、すりおろした際に茶色く変色します。

収穫された長芋は一度低温冷蔵庫に貯蔵して出荷されますが、貯蔵中に酵素の活性化が徐々に低下するため、酸化反応が抑えられて変色しにくくなっていきます。つまり変色する長芋は、収穫後比較的新しい長芋といえます。

すりおろしたあとに「レモン汁」や「お酢」を加えると変色を軽減できます。時間がたつほど変色は進んでしまうので、すりおろしたらできるだけ早めに使い切るのがおすすめです。  

食べてはいけない!長芋の見極め方

変色以外にも、においや表面のぬるぬるなど食べていいか悩みがち。こちらも教えてもらいました!  

長芋から「酸っぱいにおい」や「腐敗臭」がする

絶対に食べないでください!

長芋の切り口や表面に「カビ」がみられる

絶対に食べないでください!

すりおろす前に長芋が変色している

変色は表面だけで、内部は白くみずみずしい場合は食べてもいいです。内部まで変色している場合は食べないほうがいいです。

長芋の表面がとろけて、ぬるぬるしている

ぬるぬるしている部分は傷み始めています。注意して取り除いてください。

まとめ

今回は、小林青果株式会社さんに「こんな長芋、食べていいの?」という疑問に答えてもらいました!

長芋の変色は必ずしも「傷み」ではありませんが、においやカビ、表面の状態に注意して、安全においしくいただきましょう!

この記事を書いた人
ヨムーノ 編集部

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