なんだこのお弁当は...!!管理栄養士も唸った「栗原はるみさん」が教える【震えるほどウマイ】"黄金比率"弁当!

  • 2025年04月07日公開

こんにちは、お弁当の献立を考えるのが苦手なヨムーノライターの安達春香です。

汁気が出ないか、冷めても美味しく食べられるかなど、意識する点がたくさんあって大変ですよね。

そんな悩みを解決してくれるレシピを見つけたので、作ってみました。

失敗知らずの「さけたま弁当」

今回作るのは、NHK『きょうの料理』で料理研究家・栗原はるみさんが披露していた「さけたま弁当」。

おにぎりと卵焼き、副菜2品のレシピが紹介されているので、丸ごと真似すれば食べ合わせを考えなくてOKです。さっそく作っていきましょう!

1品目:栗原はるみさん「塩ざけご飯のおにぎり」の作り方

材料(2人分)

  • 米…1カップ(200ml)
  • 水…1カップ(200ml)
  • 塩ざけ(甘塩/切り身)…1切れ(100g)
  • 焼きのり…適量
  • 酒…大さじ1/2
  • 塩…少々

作り方①米を洗ってザルに上げる

米は洗ってザルに上げ、15分間ほどおきます。

作り方②さけの骨を取り除く

塩ざけは大きな骨があれば除き、酒をふります。あとで塩けを調整するので、ここでは調味料を入れなくてOK。

作り方③さけをのせて炊飯する

炊飯器の内釜に米を入れて水を注ぎ、塩ざけをのせて普通に炊きます。

作り方④さけを混ぜておにぎりにする

炊き上がったら、塩ざけの皮と残った骨を除き、ほぐしながらサックリと混ぜます。味をみて、足りなければ塩少々で調えましょう。

おにぎりにして、お好みで焼きのりを巻いたら完成です。

2品目:栗原はるみさん「卵焼き」の作り方

材料(1本分)

  • 卵…2個
  • サラダ油…適量

【A】

  • 砂糖…大さじ1+1/2~2
  • みりん…大さじ1
  • 塩…少々

作り方①卵を溶きほぐす

卵を溶きほぐして【A】を加えてよく混ぜ、ザルで一度こします。

作り方②卵を焼く

卵焼き器にサラダ油を熱し、ペーパータオルで全体になじませます。しっかり温まったら卵液を半量弱流し入れてざっくり混ぜ、半熟のうちに手早くまとめましょう。

作り方③卵を巻く

焼けた卵を奥側に寄せて、油が足りない場合は空いたところになじませます。残りの卵液を流し入れ、卵焼きを少し持ち上げて下にも行き渡るようにしましょう。

半熟より少し火が入った状態になったら手前にくるくると巻きます。ここできれいに巻けなくてもあとから挽回できるから大丈夫です!

作り方④巻きすで形を整える

巻きすの上にオーブン用の紙を敷いて卵焼きをのせます。オーブン用の紙で巻いてさらに巻きすで巻き、数分間おいて形を整えます。

粗熱が取れたら食べやすい大きさに切り分けましょう。

3品目:栗原はるみさん「たたききゅうりの酢じょうゆ漬け」の作り方

材料(作りやすい分量)

  • きゅうり…6本
  • にんじん…適量
  • しょうが…適量

【漬け汁】

  • 酢…1/2カップ(100ml)
  • しょうゆ…1/2カップ(100ml)
  • 砂糖…大さじ4
  • ごま油…大さじ1
  • 赤とうがらし(小口切り)…1~2本

作り方①酢、しょうゆ、砂糖を混ぜ合わせる

【漬け汁】のうち、酢、しょうゆ、砂糖を合わせてよく混ぜます。

作り方②きゅうりを叩いて食べやすい大きさに切る

きゅうりはすりこ木や麺棒で叩いて亀裂を入れ、食べやすい大きさに切ります。

作り方③漬け汁と合わせて冷蔵庫に入れる

②のきゅうりをポリ袋や保存容器に入れて①を注ぎ、【漬け汁】のごま油、赤とうがらしを加えて、冷蔵庫で1〜2時間おきましょう。

にんじんとしょうがは千切りにして漬け汁に5〜10分間浸し、きゅうりと一緒にお弁当箱に詰めます。

冷蔵庫で1週間ほど保存できます。ただし、日が経つにつれて味が濃くなっていくので、好みの段階で食べきってくださいね。

4品目:栗原はるみさん「あっさりコールスロー」の作り方

材料(作りやすい分量)

  • キャベツ…600g
  • にんじん…1/2本(約80g)
  • たまねぎ…1/4個
  • 塩…小さじ1/2

【A】

  • 顆粒スープの素(洋風)…少々
  • 砂糖…少々
  • 酢…大さじ2
  • マヨネーズ…大さじ2~3
  • 塩…少々
  • こしょう…少々

作り方①野菜を切る

キャベツは少し太めの千切り、にんじんは5cm長さの千切りにします。たまねぎは薄切りにしましょう。

作り方②野菜を塩もみする

ボウルに①を合わせたら塩小さじ1/2をふって混ぜ、10分間ほどおきます。

作り方③水けを切る

②をペーパータオルで包んで水けを吸わせ、ボウルに移します。無理やり絞らず、ポンポンとやさしく手を当てて自然に下に水けを落としましょう。

作り方④【A】を加えて混ぜる

【A】を順に加えてサックリと混ぜれば完成です!

コールスローは冷蔵庫で2~3日間保存可能。ただし、だんだん水分が出てくるので早めに食べるのがおすすめです。

いろんな味が楽しめる!バランス満点なお弁当

おにぎりはほどよく塩気が効いていて、塩ざけがふっくら。さけを一緒に炊き込んだことで、ご飯ひと粒ひと粒に旨みが染み込んでいます。

いろいろな調味料を入れずに味が決まるのはありがたい!初めてでも失敗なく作れますよ。

お弁当の定番おかずである卵焼きは、甘くてしっとり。ちょっとだけ入れた塩が、まろやかな卵の風味を引き立てています。

少し手間ではありますが、ザルでこしたことでなめらかな舌触りを楽しめました。

箸休めに最適なのが、キリッとした酸味のたたききゅうり。ひび割れた部分にしっかり味が染み込んでいて、ポリポリ食感が楽しめます。

最後に入れたしょうがの千切りが爽やかで、ピリッと効いた唐辛子とごま油の香りもたまりません。

コールスローは、マヨネーズのコクとお酢の酸味でさっぱりした味わい。顆粒スープの素を入れたおかげでしっかり旨みがあって、どんどん食べ進めたくなります。

4品それぞれ味の系統がまったく違い、気づけばあっという間に完食してしまいました。

食べ応えも彩りも大満足!

栗原さんはお弁当に小さなお菓子を添えているそう。食後のデザートがあるだけで、気分が上がりますね!

レシピを見るとちょっと難しそうに思いますが、作ってみると意外と簡単。お弁当の献立に悩んでいる方はぜひ試してみてくださいね。

この記事を書いた人
おいしいと健康を両立させたい管理栄養士ライター
安達春香

趣味は旅行と食べること。好きなものを一生健康に食べていたくて管理栄養士免許を取得しました。「おいしいものはガマンしない」をモットーに、栄養の知識やお悩み解決食材などをわかりやすくお伝えします!

管理栄養士

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