【プロ直伝】ブロッコリーを長持ちさせる保存方法2選!冷凍・冷蔵の正しいコツとは?

  • 2025年07月12日公開

永久保存版【スイカ、適当に切らないでー!】「種が簡単に取れちゃう」「これが正解です」野菜ソムリエが教える“切り方”変わり種まで

こんにちは!ヨムーノ編集部です。

料理にパッと彩りを添えてくれるブロッコリー。
でも、「下ごしらえがちょっと面倒だな……」と思ってしまうことってありますよね。

そのまま冷蔵庫に入れていたら、気づけば傷んでいた、なんてこともしばしば……。

そこで今回は、そんな「ブロッコリーを長持ちさせる保存のコツ」を青果のプロ・小林青果株式会社さんに教えていただきました!

教えてくれたのは、青果のプロ「小林青果株式会社」

福岡で創業74年、青果の生産者と小売店舗のバイヤーの間をつなぐ「仲卸(なかおろし)」の事業を展開している小林青果株式会社。

九州各県はもちろん、全国各地から旬の食材や特性の強い商品を仕入れ、お客様へお届け。ここ数年で小売店舗も9店舗まで展開し、公式インスタグラムやnoteで、野菜の豆知識や生産者さんのイベント情報などを発信。

安全で安心できる食品だけでなく、作り手の思いや熱量、消費者の期待、販売店の信頼、すべての人の笑顔と心をつなげられるよう活動中。

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ブロッコリーの保存方法

ブロッコリーは豊富な栄養素を含み、使い勝手の良い優れた野菜ですが、日持ちが良くありません。

冷蔵庫で保存すると、通常は3〜4日で変色したり味が落ちたりします。

早めに使い切ることが一番ですが、今回は「日持ちの悪いブロッコリーを長持ちさせる2つの保存方法」を紹介します。

立てて冷蔵保存する(10日ほど保存が可能)

  1. ブロッコリーの茎を「根元から1cmほど」切ります
  2. 切り口が浸る程度に水を入れたグラスに立てます
  3. ポリ袋をふわりとかぶせて、輪ゴムで止め冷蔵庫に入れます

ブロッコリーは上に向かって立ち上がろうとするため、横にして保存するとエネルギーを消費して鮮度が落ちます。

立てて保存することで傷みやすい花蕾を守り、水分を補給しながら保存できますよ。

小房に分け、レンジで加熱して冷凍保存(2か月保存可能)

  1. ブロッコリーを「使いやすい大きさの小房」に切り分けます
  2. 耐熱皿に並べて「スプーン1杯の水」をかけます
  3. ラップをふんわりとかけ、電子レンジに入れ、500Wで2〜3分加熱します
  4. 水を使わず「自然に」冷やしましょう(水を使って冷やすと栄養素が溶け出すため)
  5. 冷凍用保存袋に重ならないように入れて、冷凍します

使うときは解凍せずにそのまま使ってください。

電子レンジで加熱して冷凍する理由

ブロッコリーの栄養素は水に溶けやすく、高温で壊れてしまう特性があります。

ボイルすると栄養素が溶け出てしまいますが、レンジで短時間で加熱することで養分の流出とビタミン類の分解を防ぐことができます。

ブロッコリーは生で冷凍することも可能ですが、その場合、イソチオシアネートという成分により、独特のいやな臭いが発生することがあります。

しかし、冷凍する前に電子レンジで加熱することで、この臭いを防ぐことができます。

食べないほうがいいブロッコリーの見分け方

ついつい使いそびれて冷蔵庫に入れて時間が経ったブロッコリーがまだ食べられるのか迷ったときは、次の点に注意してください。

  • 茶色に変色している(黄色の場合はまだギリギリ大丈夫です)
  • カビが生えている
  • 花蕾や茎がぬるぬるしている
  • 腐ったような匂いや、酸っぱい匂いがする

こんな状態のブロッコリーは食べずに廃棄してください。

ブロッコリー、もう腐らせない!

今回は、「ブロッコリーを長持ちさせる保存のコツ」を青果のプロ・小林青果株式会社さんに教えていただきました!

これまでなんとなく冷蔵庫に入れただけで満足していましたが、少しの工夫で長持ちすることが分かりました。

下ごしらえしておけば、使いたいときにすぐ使えてとっても便利ですよね。

ぜひ、ご家庭でも試してみてください!

この記事を書いた人
ヨムーノ 編集部

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