【箱みかん、腐りそう(泣)】そのまま放置しないで!プロが教える「2ヶ月長持ち」賢い保存法「早く知りたかった〜!」

  • 2025年01月04日公開

こんにちは、ヨムーノ編集部です。「箱みかん」の消費に困ってしまうことはありませんか?

給食の定番デザートである「冷凍みかん」。実はおうちでも簡単に作れるって知っていますか? 

みかんに含まれる果糖は冷やすと甘みが増すため、上手に冷凍したみかんは生で食べるより甘みを感じやすくなり、シャリシャリとシャーベットのような食感になるのだそうです。

今回は、冷凍生活アドバイザー・根本早苗先生に「冷凍みかんの作り方と食べ方」と「おすすめのアレンジアイデア」を教えてもらいました。

【冷凍みかんの作り方①】たくさん作るなら「皮ごと冷凍」が簡単!

冷凍みかんは水にくぐらせ、薄い氷の膜を作る方法が一般的ですが、頻繁に開閉する家庭用冷凍庫では上手く冷凍できない場合もあります。

1個ずつラップで包むことで、酸化や乾燥を防ぎながら、手軽に冷凍みかんが作れますよ。

冷凍方法①みかんを軽く水洗いし、水気を拭き取る

みかんの表面についた汚れを落とすため、軽く水洗いし、キッチンペーパーで水気を拭き取ります。

冷凍方法②1個ずつラップで包む

みかんに霜が付くのを防ぐため、ラップの端をねじるようにしてぴったり包みます。

冷凍方法③冷凍用保存袋に入れて、冷凍する

冷凍用保存袋に入れ、空気を抜いて袋の口を閉じ、冷凍します。
冷凍庫で2ヵ月程度保存可能です。

解凍方法と食べ方

冷凍庫から出してすぐのみかんは皮がかたくてむきづらいので、室温に40分ほど置いてから皮をむき、半解凍状態で食べましょう。

急ぐ場合は、ラップを外して凍ったまま水道水に1分ほどつけ、表面だけ解凍してから皮をむいて食べると良いですよ。

POINT:解凍具合はお好みでOK。室温や水温にも左右されるので、解凍時間は様子を見ながら調整してください。

【冷凍みかんの作り方②】「皮なし冷凍」なら、食べるときお手軽!

冷凍みかんは、皮をむいてから作る方法もあります。

皮なし冷凍なら、冷凍庫から取り出してすぐに食べたり、調理したりできるので、とっても便利ですよ。

冷凍方法①みかんの皮をむき、1個ずつラップで包む

みかんの皮をむき、ラップの端をねじるようにしてぴったり包みます。

みかんは1房ずつわけるよりも、丸ごとの状態で冷凍した方が、乾燥しにくく、風味も損なわれにくいのでおすすめです。

POINT:みかんの白い筋は、ビタミンや食物繊維が豊富です。冷凍することでえぐみや繊維っぽさが感じにくくなるので、取らなくてもよいです。

冷凍方法②冷凍用保存袋に入れて、冷凍する

冷凍用保存袋に入れ、空気を抜いて袋の口を閉じ、冷凍します。
冷凍庫で1ヵ月程度保存可能です。

解凍方法と食べ方

冷凍庫から取り出してすぐに食べられます!

凍ったまま1房ずつわけることもできるので、食べる分だけ取り出して、残りは冷凍庫に戻してもOKです。

ヨーグルトにのせたり、アイスティーに入れて味わっても美味しいですよ。

プロおすすめ! 冷凍みかんの食べ方アレンジ

冷凍みかんは、そのまま食べるだけでなく、いろいろな料理にアレンジが可能です。
根本先生おすすめの食べ方アイデアをご紹介します。

【食べ方①】牛乳とミキサーにかけて、スムージーに

冷凍みかんと牛乳、レモン汁をミキサーにかければ、ひんやり美味しいみかんスムージーのできあがりです。

時間が経つと分離しやすいので、完成後はすぐに飲んでくださいね。

【食べ方②】バゲットにクリームチーズと一緒にのせて

甘みがぐっと増した冷凍みかんは、パンやチーズとの相性が抜群です。

バゲットにクリームチーズを塗って、薄切りにした冷凍みかんをのせれば、見た目も華やかなオードブルが完成!

甘みが足りなければ、はちみつやメープルシロップをかけてもおいしいですよ。

取材協力:ニチレイフーズ ほほえみごはん【冷凍みかんの作り方&食べ方】皮ごと?皮なし?冷凍テクをプロが解説!

この記事を書いた人
ヨムーノ 編集部

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