「チャーハン、お弁当に入れないで!?」知らないと危険!【食中毒対策】"要注意食品"と早く冷ます裏ワザ
- 2024年07月28日公開
こんにちは、管理栄養士でヨムーノライターの安達春香です。
全国各地で災害級の暑さが続いている今年の夏。35℃以上の猛暑日もあり、外に出るのが嫌になりますよね。
そんな今の時季に気になるのが、お弁当の食中毒。湿度も気温も高い夏場のお弁当は、菌が繁殖しやすいんです。
今回は、お弁当の食中毒対策をご紹介します。
忙しいママ必見!お弁当を早く冷ます裏ワザ

一分一秒が惜しい朝、お弁当を作り終わってすぐにフタを閉めていませんか?
食中毒菌が増える条件は「水分・栄養・温度」。ご飯やおかずがまだ冷めていないうちに閉めるとお弁当箱の中に蒸気がこもり、これらの3つの条件が揃ってしまいます。
そのため、出来上がったらすぐに粗熱を取ることが大切!
とにかく急いで冷ましたいなら、保冷剤と扇風機のダブル使いがおすすめです。

お弁当箱の下に大きめの保冷剤を敷き、上から扇風機で風を当てることで、上からも下からも熱が逃げるのでそのまま置いておくよりも早く冷めます。
このとき、フタを斜めにズラしたり、ラップをかけたりするのはNG。
フタやラップに水滴がついてお弁当の中に落ちてしまうので、そのままフタをするのとあまり変わりません。乾燥が気になる場合はキッチンペーパーを被せておきましょう。
あなたのお弁当は大丈夫?要注意な食品3選
食中毒を予防するためには、入れる食品にも注意が必要です。いつも何気なく入れているアレが、実は菌を増やす原因になっているかも……!
ここからは、夏場のお弁当で要注意な食品3つをご紹介します。
要注意な食品①水分が多い野菜

お弁当が茶色いものばかりにならないように、ブロッコリーやレタスなどの野菜を入れている人は多いですよね。
しかし、これらの野菜はしっかり洗ったつもりでも菌が残りやすく、水分が出やすいため夏場のお弁当には向いていません。
どうしても入れたい場合は、水分が出ないように工夫するか、別の野菜に変えると良いですよ。

隙間を埋めるのに大活躍なブロッコリーは、つぼみの部分に水が溜まりやすいので、キッチンペーパーでよく拭き取りましょう。
おかずの仕切りに葉物野菜が欲しい場合は、レタスではなく「青じそ」を使うのがおすすめ。
青じそは水分が少なく抗菌作用もあるので、仕切りとして使うことで食中毒予防効果が期待できます。
要注意な食品②汁気が多い煮物

毎朝、何を入れようか迷ってしまうお弁当。前日の夕食の残りや作り置きを入れることも多いですよね。
中でも注意したいのが、かぼちゃの煮物や肉じゃがなどの煮物。汁気が多いおかずは菌が繁殖しやすく、食中毒のリスクが高まるんです。

夏場は避けるのが無難ですが、どうしても入れたい場合は煮詰めて水分を飛ばすのがおすすめ。
また、キッチンペーパーで拭き取ったり、削り節やすりごまを和えて水分を吸わせるのも効果的です。
作り置きをする場合は、お弁当用だけ少し濃いめの味付けにするのも良いですよ。塩分や糖分を多くすると、菌が増えるために必要な水分が少なくなるので、食中毒を予防できます。
出典:東京都保健医療局「お弁当をつくるときに、どのようなことに気を付ければよいですか?【食品安全FAQ】」
要注意な食品③チャーハンや炊き込みご飯

お弁当に入れることが多いチャーハンや炊き込みご飯も、気温が高い夏場は要注意!水分が多い具材が入っていると、菌が増えやすいんです。
お米についている菌は90度で60分加熱しても死なないくらい熱に強いので、一度増えてしまうと、食べる前に温め直しても食中毒を防ぐことはできません。
とはいえ、お弁当のバリエーションを増やすために白ご飯以外を入れたい時もありますよね。そんな時は、菌の繁殖を抑えてくれる梅干しや青じそを使いましょう。

これらの食材は接している部分にだけ効果を発揮するので、細かく刻んで混ぜ込むのがおすすめ。さっぱりしていて食欲を促してくれるので、夏バテ対策にもぴったりですよ。
出典:エフコープ商品検査センター「食中毒が心配!夏のお弁当」
暑さに負けない!お弁当の食中毒対策
信じられない暑さが続く今年の夏。熱中症と同じくらい食中毒のリスクも高まります。素早く出来る冷まし方や要注意な食品を知って、安全で美味しいお弁当を作りましょう!
趣味は旅行と食べること。好きなものを一生健康に食べていたくて管理栄養士免許を取得しました。「おいしいものはガマンしない」をモットーに、栄養の知識やお悩み解決食材などをわかりやすくお伝えします!
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