なんで今までやらなかった!?【大原千鶴さん】「れんこんの究極ウマい食べ方」に唸る!ボリューム満点でいいね

  • 2024年02月07日公開

こんにちは、管理栄養士でヨムーノライターの安達春香です。

11月〜2月に旬を迎える晩秋れんこん。旬のれんこんは美味しいだけでなく、風邪予防におすすめの栄養素がたっぷり含まれていて、これからの季節にぴったりなんです。

今回は、『キユーピー3分クッキング(2023年10月24日放送)』で紹介された「揚げれんこんと鶏胸肉の甘酢あえ」を作ります。ボリューム満点でご飯が進む味付けなのでぜひ試してみてください!

大原千鶴さんの「揚げれんこんと鶏胸肉の甘酢あえ」

大原千鶴さんの「揚げれんこんと鶏胸肉の甘酢あえ」は、甘酢にオイスターソースを加えたコクのある味わい。しっとりとした鶏胸肉と、シャキシャキのれんこんが相性抜群です。

材料(2人分)

・れんこん…1~2節(300g)
・パプリカ(赤)…1/2個(80g)
・鶏胸肉(皮なし)…1枚(250g)
(塩、こしょう…各少々、砂糖…小さじ1/2)
・万能ねぎの小口切り…大さじ1
・片栗粉、油…各適量

【甘酢】
・オイスターソース…大さじ1
・砂糖…大さじ1
・しょうゆ…大さじ1
・酢…大さじ1
・炒り白ごま…大さじ1

甘酢の調味料がすべて同じ量なのは覚えやすくてありがたい!今回のレシピ以外だけでなく、炒め物や肉団子の味付けなどに使えそうです。

作り方

れんこんは皮を剥いて7〜8mm厚さの半月切りにし、パプリカは種とヘタを除いて一口大の乱切りにします。

鶏胸肉は一口大のそぎ切りにして、塩、こしょう、砂糖をふってもみ込みましょう。砂糖には水分を保持する働きがあるため、もみ込むことでしっとりやわらかい食感になりますよ。

フライパンに油を1cmほど入れて170℃に熱し、パプリカを入れてサッと素揚げにします。続けてれんこんに片栗粉大さじ1をまぶして半量を入れ、カラリとするまで3分ほど揚げます。

揚げている間に甘酢の材料を大きめのボウルに入れて混ぜ合わせておきましょう。残りのれんこんも同様に揚げ、パプリカと一緒に甘酢と和えます。

続いて鶏胸肉に片栗粉大さじ1をまぶして170℃の油に入れ、カラリとするまで3分ほど揚げて火を通します。揚げ終わったら熱いうちに甘酢に加えて混ぜ合わせてくださいね。

れんこんと鶏胸肉に片栗粉をまぶしてから揚げることで、しっかりと甘酢が絡みます。器に盛って万能ねぎを散らせば完成です。

”こっくり×さっぱり”でご飯が止まらない!

砂糖で下味をつけた鶏胸肉はしっとりふわふわ。片栗粉でコーティングされているからか、肉汁が閉じ込められています。

オイスターソース入りの甘酢はコクがあり、ご飯が進む味付け。ほど良いさっぱり感でお箸が止まらなくなります。甘酸っぱいタレに、ごまのプチプチした食感とねぎの風味が良いアクセントになっています。

具材を一度揚げるというひと手間はかかりますが、味のクオリティは段違い。

れんこんはほくほくシャキシャキ、赤パプリカは甘みが増して彩りも鮮やかです。一皿で野菜もお肉も摂れるので、品数が少なく済むのもうれしいですね。

ビタミンCがみかんの1.5倍!?風邪予防にも効果的

れんこんは、免疫力アップに効果的なビタミンCがたっぷり。その量は、”ビタミンCの宝庫”といわれるみかんの1.5倍にもなるんです。

れんこんに含まれるビタミンCはでんぷんで保護されているため熱に強く、効率良く摂取できます。

また、れんこんのアクの成分である「タンニン」は、のどの痛みの軽減に効果的と言われます。変色を防ぐためにアク抜きをした方がいいとされていますが、長時間水にさらすと有効成分が溶けだしてしまいます。色が気になる方は、サッと水にくぐらせる程度にしておきましょう。

れんこんで手軽に免疫力アップ!

大原千鶴さんの「揚げれんこんと鶏胸肉の甘酢あえ」は、お肉と野菜をバランス良く摂れるボリューム満点のメインおかずです。こっくり甘酸っぱい味でお箸が止まらなくなりますよ。

旬のれんこんは、美味しいだけでなく風邪予防におすすめと言われる成分がたっぷり。たくさん食べて冬の風邪シーズンに備えましょう!

出典:「れんこんの成分表」日本食品標準成分表(八訂)増補2023年

出典:「うんしゅうみかんの成分表」日本食品標準成分表(八訂)増補2023年

この記事を書いた人
おいしいと健康を両立させたい管理栄養士ライター
安達春香

趣味は旅行と食べること。好きなものを一生健康に食べていたくて管理栄養士免許を取得しました。「おいしいものはガマンしない」をモットーに、栄養の知識やお悩み解決食材などをわかりやすくお伝えします!

管理栄養士

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