そこ見ればよかったのね!【スーパー青果部】直伝「甘~い梨の選び方」に46万人感動!ザラザラは実はダメ
- 2022年10月01日公開
こんにちは、スーパーの青果部で働くヨムーノライターのテツです。
秋になりぶどうやリンゴ、柿など果物がおいしい季節になりましたね。その中でも初秋に人気なのはジューシーな「梨」です。
梨はどれも似ているので、おいしいものの見分け方が難しいのではないでしょうか。僕のTwitterでも「甘い梨の見分け方」をつぶやいたところ、1.9万いいねがついて人気でした。
今回はヨムーノ読者の皆様にも、今が旬!「甘~い梨の見分け方」と「長持ちする保存方法」について書いていきます。
梨は大きく分けて2種類あるんです
▲写真左:青梨、写真右:赤梨
梨には様々な品種がありますが、大きく分けて青梨と赤梨があることを知っていますか?
青梨は「皮が黄緑色の梨」で酸味と甘みのバランスがよく、果汁が多い品種です。代表的な品種は二十世紀梨です。
赤梨は「皮が茶色っぽい梨」で甘みが強く果肉が柔らかい品種です。代表的な品種は幸水梨や豊水梨など。
地域によっては片方しか置いていないお店もありますが、どちらもおいしいのでぜひ両方食べてみてほしいと思います。
甘~い「赤梨」を選ぶ4つのポイント
おいしい赤梨を選ぶ際、以下4つのポイントを大事にしましょう。
- ふっくらとした形をしている
- ずっしりとした重みがある
- 表面がツルツルしている
- 青いものより「茶褐色のもの」
ふっくらしていてずっしりと重い赤梨は、甘さが強く水分をたっぷり含んでいるのでジューシーでおいしいんです。
また表面がザラザラしているものや、表面の色が青っぽいものは熟度が足りない可能性があります。
甘い梨を食べたいなら、表面がツルツルしていて褐色(茶色)のものを選びましょう。
甘~い「青梨」を選ぶ4つのポイント
おいしい青梨を選ぶ際、以下3つのポイントを大事にしましょう。
- ふっくらとした形をしている
- ずっしりとした重みがある
- 緑色のものより「黄色のもの」
ふっくらした形で、ずっしり重たいものが美味しいのは赤梨と一緒です。
あとは「黄色いかどうか」を見てください。青梨の場合、緑っぽいものと黄色いものが売場で混在していることが多いです。黄色い方が熟度が高いので、酸味が抜けてより甘さを感じることができます。
ただ熟れたものは柔らかくなり歯ごたえは減っていくので、シャキシャキしていて少しは酸味がある方が好きという方は緑っぽいものを選ぶとおいしくいただけると思います。
表面に傷がないかどうかも欠かさずチェック!
あとはどちらの梨も表面に傷が多くあるものは避けましょう。
売場に長く陳列していると擦れて傷ができます。鮮度が落ちてきている証拠なので選ばないようにしましょう。
なお、傷のついた梨は見切り品コーナーにお安く並ぶことも多いので「すぐに食べられる!」「お値打ちで買いたい!」という人は、見切り品コーナーをチェックしてみてください。正規のお値段であれば、傷のないものを選びましょう。
常温はNG!長持ちする「梨の保存方法」
- ひとつずつラップでつつむor保存袋に入れる
- 冷蔵室でヘタを下にして保存
和梨は洋梨と比べて収穫後に追熟することはないので、常温で保存するメリットはありません。必ず冷蔵室に入れて保存しましょう。
ヘタを下にすることで梨の呼吸が抑えられて、鮮度劣化を遅らせることができるので長くおいしく食べることができます。
とはいえ幸水梨、豊水梨、二十世紀梨は鮮度劣化が早く2〜3日しか持たないので購入後は早めに食べるようにしましょう。
秋は梨をたくさん食べましょう
今が旬の梨ですが、私のイチオシの梨は新甘泉(しんかんせん)という品種です。
果汁たっぷりで香りもよく、当たりハズレが少ないのでおすすめです。見かけたらぜひ食べてみてくださいね。
スーパーの青果部で社員歴10年!野菜・果物について詳しいです。食べることが大好きで、日々おいしい食材を探してSNSで紹介しています。(Twitterのフォロワー数は52.5万人)青果物の豆知識や選び方を記事で紹介します!
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