被災経験から学んだ【防災対策】「台風・豪雨の多い秋にも」「備えてよかった」備蓄のマストアイテム公開!

  • 2022年09月27日公開

こんにちは!暮らし整えアドバイザーで、ヨムーノライターの海老原葉月です。

皆さん、日ごろから防災グッズは用意していますか?防災と言うと、地震に対する備えをイメージされることが多いですよね。ですが、この時期、台風などの水害も増えています。

今回は、実際に台風被害にあったからこそ感じた、あると便利なグッズや、備えておきたいものをご紹介します!

防災=地震だけではない

皆さんのご家庭では、防災グッズを用意していますか?日本は他国に比べて災害の多い国。今までは地震による災害が多かったですが、近年は温暖化の影響もあって水害が増えています。

2019年の関東を襲った台風。まだみなさんの記憶にも残っているのではないでしょうか?私が住む千葉県では、電気、ガス、水道などのライフラインが止まったり、暴風による倒木被害が多発したりと、かなり悲惨な状況になりました。

今や地震だけではなく、台風などの水害時の備えも欠かせません。

備え1【脱水対策】

すっかりマスク生活が定着し、夏は熱中症、残暑を感じる秋も脱水に気をつけたいと考えている人も多いのではないでしょうか?

そこでわが家では、経口保水液やゼリー、スポーツ飲料もストックするようにしています。これは、防災専用ではなく、普段遣いと兼用してストックをする「ローリングストック」として管理をしています。そうすることで、賞味期限切れの防止にもなります。

また、塩飴や塩タブレットも常備しています。特にタブレットタイプは、溶ける心配もなく、また賞味期限も1年ほどと長いものが多いので重宝しています。

備え2【ひんやりグッズ】

実際に私が被災した時は、道路を挟んで向かいのブロックでは、ライフラインが3日間ほど止まってしまいました。まだ残暑のある季節だったので、冷房の効かない家の中は、子どもは特に過ごしにくいんです。

そこで、今年SNSでよく見かけたアイスリングを対策として家族分購入しました。また、ハンディファンも追加で購入し、常に充電を満タンにしてあります。こういったひんやりグッズは備えはもちろん、来年の夏の外出にもぴったりです。

真夏を想定した備え3【500mlペットボトル飲料】

また、普段利用しているスーパーやドラッグストアも、ライフラインが止まったことにより営業できなくなりました。

辛うじて停電のみで済んだお店では、水だけでなく、あらゆる飲料がゴッソリと売り切れ。それだけの酷暑でした。

幸いわが家では電気も水道も止まらずに済みましたが、万が一周りの家のようにライフラインが完全にストップしてしまった場合を想定し、飲料のストックを見直しました。

防災用の水と言えば、2L入りのペットボトルを箱買いするイメージがありますよね。でも、実際被災した場合は、500ml入りのペットボトルの方が便利な場合もあります。

例えば、水道が止まり洗い物ができない場合。500mlのペットボトルで飲めば洗い物が減らせます。またコロナウイルスのような感染症の対策にもなります。

復旧作業で外に出る際も、500mlサイズなら持ち運びやすく、重宝しますよ。2Lのものとあわせて、500mlの飲料もストックするのがオススメです。

防災グッズにも必要な"衣替え"

防災グッズは準備をしたら終わりではありません。年間を通して定期的な見直しが必須です。例えば、溶けそうなほど暑い真夏に被災するのと、凍えるほど寒い真冬に被災するのとでは、必要なものが変わりますよね。

わが家では、10月と3月に防災グッズの衣替えをして、暑い季節と寒い季節に合わせて、必要なものを入れ替えています。

また、合わせて賞味期限のチェックもしています。こうすることで、なるべく無駄を省き備えられます。

平時にこそ備えを

台風や豪雨は、地震と違ってあらかじめ予測することができます。大型台風が直撃する際は、ライフラインが止まってしまった時のために、おにぎりを作ったり、水筒にお湯を入れたりと、バタバタ準備をしました。

こんな中で新たに防災用品を準備するのはとても大変です。またそういった情報を見て買いに行く方も多いため、お店の在庫は空っぽになってしまいます。

万が一の時に最低限の生活を送るためにも、これから台風シーズンピークに向けて、ぜひしっかりと備えてくださいね。

この記事を書いた人
暮らし整えアドバイザー
海老原葉月

整理収納アドバイザー1級/親・子の片付けインストラクター1級。『仕組みを整える節約術』をキーワードに、 元汚部屋の住人&浪費家ならではの、簡単な工夫で続けられる情報をお届けします。夫、小2、年長男子の4人家族。

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