料理の基本「まごわやさしい」って?
- 2021年03月22日更新
こんにちは、くふうLive!編集部です。
「まごわやさしい」という不思議な言葉を知っていますか?
これはできるだけ多くの食材をとって栄養バランスのよい食事をするために考えられた言葉です。具体的に何を指しているのか、見ていきましょう。
「ま・ご・わ・や・さ・し・い」って何?
「まごわやさしい」とは、バランスの良い食事をするために取りたい食材から一文字ずつとり、それぞれ豆(大豆製品)、ごま(ナッツ類)、わかめ(海藻類)、野菜、魚、しいたけ(キノコ類)、いも(いも類)を指し、一度の食事に全ての食材を取ろうという取り組みです。
食材にはそれぞれ特徴があり、栄養素もバラバラです。それらをバランスよく食事に組み込むことで、効果的にたくさんの栄養をとることができるのです。そうは言っても、一度にこれだけの食材をすべてとるのはなかなか難しいものですよね。毎日続けられるような簡単なレシピから試してみましょう。
たとえば、ごまの場合は料理の仕上がりにぱらりと振ったり、ふりかけにも含まれているので簡単にとることができます。また、わかめもお味噌汁の具としては定番ですし、使いやすいカットワカメを常備しておけばそのままお味噌汁に入れたり、もどしてサラダの具材としても重宝するのでおすすめですよ。
まごわやさしいを満たしたお手軽レシピ!
たくさんの食材から多くの栄養を取るには、ちょっとした工夫が必要です。 そこで、簡単で美味しくできる、「まごわやさしい」を満たした鍋料理を紹介します。
レシピは簡単で、まずは鍋に昆布と鰹節、煮干しと水を加えてだしをとります。そこに白菜、ニンジン、じゃがいも、エノキ、シイタケ、ねぎなどの野菜類と、たら、えびなどの魚介類を加えて火が通るまで煮ます。
煮えてきたら味付けです。
味噌をベースに、しょうゆ、砂糖、すりごまをたっぷり加え、仕上げに豆乳を加えて弱火でひと煮立ちさせます。食べるときにお好みでラー油を入れると、ピリ辛の豆乳ごま鍋の完成です。
だしに使った昆布も軟らかく煮えるのでそのまま食べることができ、「まごわやさしい」の栄養がたっぷりとれるのでお勧めですよ。このように「まごわやさしい」を意識すると、いろいろな食材を楽しむことができるので、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。
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