たまにはサクッと韓国ドラマじゃないほうもいいじゃない!地味にキャストも凄い【韓国映画】衝撃と感動の物語6選

  • 2025年07月21日公開

【いつもの“チャーハン”が劇的に旨くなる】ロバート馬場さん流「卵は絶対こうして!」もっと早く知りたかった…

こんにちは、ヨムーノ編集部韓国ドラマチームです。

観た人の心を深く揺さぶり、時には「まさか!」と驚きをくれる韓国映画。
豪華キャストの熱演から、予想を裏切る展開、そして心温まる人間ドラマまで、その魅力は尽きません。ここでは、観る価値アリ!の傑作映画を厳選し、あなたの心を掴んで離さない物語の扉を開きます。

ネタバレギリギリの核心に触れつつ、観るべき理由を徹底解説!

韓国映画『あの日、兄貴が灯した光』

詐欺で服役中の兄と、国民的柔道選手として輝く視覚障害者の弟。彼らは腹違いで、お世辞にも仲が良いとは言えない関係だった。しかし、弟の介護を理由に仮釈放された兄の思惑とは裏腹に、ひとつ屋根の下で暮らすことで、互いの人生が奇妙に、そして温かく交錯していく。衝突ばかりの二人が、やがて本物の「家族」として、奇跡のような兄弟愛を育んでいく――。感動と笑い、そして涙が止まらない、珠玉のヒューマンドラマです。

コ・ドゥヨンの兄はコ・ドゥシク(演:チョ・ジョンソク)ですが、実の兄弟ではなく、腹違いの兄弟という設定です。
腹違いということで仲も良くない。韓国ドラマっぽい設定ですが、映画の中ではお互いの親に関してはほとんど触れられません。

詐欺などで服役中のコ・ドゥシクは、唯一の家族でもある弟コ・ドゥヨンの介護を理由に仮釈放され、遊び放題の日々だったが……。
この映画は、腹違いの兄弟でも家族は家族……兄弟愛が芽生える泣けるストーリーです。

韓国映画『ワンダーランド: あなたに逢いたくて』

愛する人にもう一度会いたい――。
そんな願いを叶える仮想空間「ワンダーランド」を舞台に、生きている人と亡くなった人がリアルタイムでコミュニケーションをとれる時代が訪れた。スジ、パク・ボゴム、コン・ユ、チェ・ウシクといった、これ以上ないほど豪華なキャストが集結した本作は、単なるSFファンタジーでは終わらない。生と死、記憶と現実が交錯する中で、人が人を思う普遍的な感情を映し出す。驚きの設定の裏に隠された、それぞれの「愛」の物語に、あなたの心も揺さぶられるはず。

▲Netflix映画「ワンダーランド: あなたに逢いたくて」独占配信中

スジ、パク・ボゴム、コン・ユ、チェ・ウシウという豪華キャスト出演の映画です。
あらすじなど事前情報などは読まずに、キャストが凄いという理由で視聴しました。

生きている人間が住む地球と、亡くなった人が住む仮想空間ワンダーランドが、リアルでコミュニケーションがとれる時代というお話でした。

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韓国ドラマの得意分野でもある、家族関係が絡む生と死の話なのでヒューマンドラマ要素が強いです。
ただ、仮想空間ファンタジーなので、涙腺崩壊級の感情が入り込むのは難しいかもですね。

内容は普通かもしれませんが、豪華キャストだけにチェックして損はないです。

韓国映画『僕と春の日の約束』

笑顔が眩しい「国民的彼氏」カン・ハヌルが、この映画ではあなたを恐怖の淵へと突き落とす!?
明るく爽やかな彼のイメージを完全に覆す、ホラーとミステリーが融合した異色作です。物語は、連続殺人事件の裏に隠された「約束」と、不気味な真実を巡って進行する。彼のファンだからといって、安易に手を出してはいけません。

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U-NEXTにて配信中

予測不能な展開と、心の奥底を覗き込むような描写は、ホラー・ミステリーが苦手な方は要注意。それでも観てしまうなら、カン・ハヌルの新たな一面と、深淵な物語の魅力に、きっとあなたは引き込まれるでしょう。

カン・ハヌル主演という理由だけでみましたが……ホラー、ミステリーが苦手な方はみないほうがいいです。明るいキャラのカン・ハヌルはそこにはいませんでした(笑)。

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U-NEXTにて配信中

U-NEXTでは5★満点中2★という評価の低さですが、妥当な評価かも!?

韓国映画『手紙と線路と小さな奇跡』

天才的な頭脳を持ちながら、ソウルや留学のチャンスを捨て、故郷に鉄道駅を誘致するために奮闘する少年。なぜ彼はそこまで頑ななのか?その謎が、物語の最後に明かされた時、あなたはきっと涙なしにはいられないでしょう。

パク・ジョンミンが演じる不器用な少年の純粋さと、イ・ソンミンが目を真っ赤にして演じる父親とのすれ違い、そして彼らを温かく見守る姉の存在。家族の深い絆と、夢を追いかける情熱が織りなす、心温まる奇跡の物語に、誰もが感動するはずです。

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この映画で出てくる謎が最後にすべて解決するという展開です。

天才肌チョン・ジュンギョンは金持ちで彼女のソン・ラヒの働きかけで、ソウルの学校に転入することもできる。
ソン・ラヒと一緒にソウルにも行かずに遠距離恋愛を選択。
さらには全国一位の成績優秀者なので留学も可能なのに留学しない。

頑なに田舎から出ようとせず、駅誘致のために孤軍奮闘するチョン・ジュンギョンの本当の理由はなにか……。

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目を真っ赤にして父親役を演じるイ・ソンミン。
本音で語り合わずにすれ違いが続く、親父と息子のヒューマンドラマに目頭がアツくなる映画です。さらに、弟を見守る姉ボギョンの存在にも注目してほしいです。

韓国映画『戦と乱』

豊臣秀吉の朝鮮出兵という史実をベースに、Netflixが放つ壮大なスペクタクル!注目は、チョン・ソンイル演じる架空の戦国武将「吉川玄信」。日本語を話し、朝鮮半島に上陸した彼と、祖国を守るために立ち上がった朝鮮の王族・武将たちの「戦」が描かれます。

しかし、本当の「乱」は内部に!?朝鮮軍内部の対立や反発が、さらに泥沼の戦況を生み出す。歴史の裏側と人間の欲望が複雑に絡み合う、Netflixが放つ、斬新な視点の歴史アクション大作を体感せよ!

▲Netflix映画『戦と乱』独占配信中

Netflix映画『戦と乱』は史実をもとにしたフィクションです。
『戦と乱』をエンディングまで見終えてから感じた"史実をもとにしたフィクション”とはどういうことかと言いますと……

  • 史実:豊臣秀吉の朝鮮出兵が作品のベースとなっている

  • フィクション:日本語を話す戦国武将「吉川玄信(演:チョン・ソンイル)」は架空の人物かと思われます。教科書では聞いたこともない武将名です。

※ちなみに、「豊臣秀吉」は日本語字幕のセリフのみで人物は登場しません。また豊臣の家紋も登場しません。

つまり、Netflix映画『戦と乱』は、豊臣秀吉の配下武将と思われる吉川玄信が朝鮮半島に上陸したことで、朝鮮と戦争状態「戦」になります。

豊臣秀吉軍を撃退するために立ち上がった朝鮮の王族と武将が反発してしまう状態が、「乱」です。作品タイトルが『戦乱』ではなく『戦と乱』に分けたあたりが、なかなか秀逸だと思います。

韓国映画『ハンサン -龍の出現-』

韓国史に輝く伝説の英雄、イ・スンシン(李舜臣)将軍が率いる朝鮮水軍と、豊臣秀吉軍の激戦を描くスペクタクル巨編。日本でも劇場公開された本作は、単なる一方的な視点ではありません。

日本軍の総大将・脇坂安治を百戦錬磨の知将として描き、イ・スンシンもまた、味方であるはずの将軍たちの反発に苦しむという、両軍の「人間ドラマ」が深く描かれています。海戦の迫力はもちろん、水面下で繰り広げられる頭脳戦と、両軍の「まとまらない」内情に、あなたはきっと引き込まれるはずです!

©2022 LOTTE ENTERTAINMENT & BIGSTONE PICTURES CO.,LTD.ALL RIGHTS RESERVED.

いちおう日韓の戦を描いた映画なので、日本(豊臣軍)の扱いが気になる方もいると思います。
韓国映画『ハンサン -龍の出現-』は日本でも上映された作品でもあるので、一方的な内容ではないので安心してください。

いちおう豊臣軍の総大将・脇坂安治は百戦錬磨の知将でもあり武勇に優れた名将という設定になっているので、イ・スンシンの水軍はこの手ごわい相手にどう挑むか……が、見どころになっています。

また、キャスト紹介で触れたように、脇坂安治と加藤嘉明の仲は悪い設定ですが、イ・スンシン側にもイ・スンシンをよく思わない将軍たちがいて、両軍共に思うように軍がまとまらない……という設定も面白いです。

この記事を書いた人
ヨムーノ 編集部 韓国ドラマチーム

ステイホーム(stay home)をキッカケに、ヨムーノ編集部の中から抜擢された韓国ドラマチーム(女性2名、男性1名)。実際に全話視聴して、おすすめの韓国ドラマはもちろん、マニアックな視点や見どころをご紹介します。Netflix・U-NEXTはもちろん、ディズニープラスやアマプラ、レミノなど多岐にわたる独占配信をほぼ毎日鑑賞中。独自視点と視聴率を元に「次、なに観る?」の参考になれば嬉しいです。

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