腐ったしいたけを見分けるポイントと、長持ちする保存の仕方
- 2026年02月12日更新
出汁を取ったり、鍋や炊き込みご飯の具材にしたりと、昔から日本人に親しまれてきたしいたけ。実はあまり日持ちせず、正しく保存しないとすぐに傷みはじめてしまう食材です。
そこでこの記事では、腐ったしいたけを見極めるポイントと腐る原因、鮮度をキープする保存方法について解説します。
腐ったしいたけを見分けるには、色・におい・感触・見た目を要チェック!
しいたけは腐ると見た目やにおいが大きく変化するため、簡単に見分けることができます。実際に新鮮なしいたけと並べて比較してみました。

腐ったしいたけは傘から軸にかけて全体的に黒ずんでおり、触ってみるとぬめぬめとしています。他にも以下のような特徴があれば、しいたけの腐敗が進んでいるサインです。
色…全体的に濃い茶色~黒色に変色している
におい…酸っぱいにおい(刺激臭)がする
感触…ぬめり気を感じる
感触…ハリがなく、しなびている
見た目…断面が変色している
見た目…青色・緑色のカビが発生している
一方で新鮮なしいたけはほとんどにおいがせず、傘は茶色・傘の裏は白っぽいという特徴があります。また全体的にハリがあり、ぬめり気もなく乾燥しています。
なお新鮮なしいたけであっても、白いフワフワとした綿のようなものが傘や軸についている場合があります。これはカビではなく「気中菌糸」というきのこの一部です。上記のような傷んだサインが見られなければ、食べても問題ありません。
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腐ったしいたけを食べてしまったら?

腐ったしいたけを食べてしまうと、お腹を壊す・吐き気をもよおす・熱が出るなど、体調に異変が生じる場合があります。しばらく様子を見て、何か症状があらわれたときは、すぐに病院を受診しましょう。また下痢や嘔吐が続く場合、脱水症状を防ぐためにもできるだけこまめに水分補給をするようにしてくださいね。
しいたけが腐ってしまった!考えられる原因は?
しいたけは保存環境によって、劣化が早く進んでしまいます。ここでは、しいたけが腐る原因について解説します。
1. 湿度が高い
しいたけは水気に弱いデリケートな食材です。保存場所の湿度が高すぎると、足がはやくなります。湿気にくい、風通しの良いところで保存するようにしましょう。
2. 温度が高い

しいたけは低い温度で保存した方が常温保存よりも劣化のスピードが遅くなります。日持ちさせたいのであれば、冷蔵庫や冷凍庫での保存がおすすめです。
なお、冷蔵保存をするときは野菜室ではなく冷蔵室で保存するとよいでしょう。冷蔵室は約0℃~6℃、野菜室は約3℃~9℃に温度が設定されてているので、より温度が低い冷蔵室の方がしいたけの保存に適しています。
3. 空気に触れている
しいたけは空気に触れると酸化して変色しやすい食材です。密閉できる保存袋や保存容器に移し替え、できるだけ空気が触れないように保存するとよいでしょう。
保存するときに気を付けるポイントは?

先ほどご紹介したように、しいたけの品質が落ちる原因として大きく影響するのは「湿度」「温度」「空気」の3点。それらを踏まえると、高温多湿の環境を避け、空気に触れないように保存するのがベストといえます。そのため、しいたけを保存する際は次のポイントを押えるとよいでしょう。
冷蔵保存の場合
・湿気対策のため、しいたけを2~3個ずつキッチンペーパーで包む
・空気に触れないように、密閉できる保存袋に入れて空気を抜く
なお、冷蔵庫で保存するときに傘が上にくるように保存すると、傘の内側の胞子が落ちて黒ずんだり、風味が落ちやすくなったりします。冷蔵庫に入れる際は、傘が下・軸を上に向けるようにしましょう。
冷凍保存の場合
・石づきを取り除き、傘と軸を切り分ける
・空気に触れないように、密閉できる冷凍用保存袋に入れて空気を抜く
冷凍保存の方法については、こちらの記事でもくわしく解説しています。
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賞味期限はどのくらい?

しいたけの賞味期限は以下の通りです。
常温保存…およそ2~3日
冷蔵保存…およそ1週間
冷凍保存…およそ1ヶ月
しいたけは高温に弱いため、常温保存だと数日で色が変化しはじめ、ぬめり気がでてきてしまいます。購入後はキッチンなどに放置せず、冷蔵庫または冷凍庫で保存するようにしましょう。
数日以内に使う予定があれば冷蔵保存、たくさん購入したときは冷凍保存というように、上手く使い分けるのがおすすめです。
適切な保存方法でしいたけを腐敗から守ろう
腐ったしいたけを食べると食あたりを起こすことがあるため、見た目やにおいから腐敗のサインを見極められると安心です。また正しい保存方法をマスターしておけば、しいたけを傷ませることなく長く楽しめますよ。適切に保存して、最後までおいしくいただきましょう。
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【こちらもチェック】しいたけ おすすめレシピ
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管理栄養士。【予防医療】にかかわりたいという思いから、大学卒業後は健診センターに就職。メタボリックシンドロームや生活習慣病の方への栄養指導・特定保健指導を経験し、現在はフリーランスの管理栄養士・ライターとして活動中。より多くの人に「食べるって楽しい!」と思っていただけるよう、正しい食の情報をお伝えしていきます。
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