天才なの?【2日目の味噌汁、濃くてマズい(泣)問題】一発解決!家にある「〇〇投入」で罪深~♡裏技

  • 2024年03月02日公開

こんにちは。管理栄養士でヨムーノライターのmihoです。

日本人とは切っても切り離せないお味噌汁。高級旅館の朝食とまではいかずとも、せっかく作るなら美味しいものをいただきたいですよね。

今回は、味噌汁を美味しく作るポイントと、残ってしまった2日目のお味噌汁も美味しくいただける裏技をご紹介していきたいと思います!

お味噌汁を作る際、絶対にやってはいけないこと

一見簡単に作れそうに思える味噌汁ですが、その工程においてNGなことが一つあります。それは、「味噌を入れた後に沸騰させること」。

料理初心者の方はもちろん、普段から味噌汁を作っている方も、なぜ沸騰させてはいけないか理由をご存じでしょうか。

沸騰NGな理由

味噌の風味、香りは発酵の際作られるアルコールやエステルといった揮発成分によります。 そのため、ぐつぐつと沸騰させてしまうと、どんどんとこの成分が飛んでいき、消えてなくなってしまいます。

つまり、沸騰させればさせるほど、味噌の香りや風味がなくなってしまい、味噌汁の味が一気に落ちてしまうのです。

味噌汁を美味しく作るには

➀味噌を入れたら沸騰させない

まずは味噌を入れたら沸騰させないこと。味噌を溶き入れる段階で弱火にすることで、うっかり沸騰させるリスクを減らせますよ。

②味噌の量をしっかりはかる

味噌は一人分大さじ1程度がちょうどよいと言われています。だし汁1カップにつき、みそ大さじ1が目安。一度ちょうどよい量を知るためにも、しっかり計測するのがおすすめです。

③だしにこだわる

  

顆粒出汁や、出汁入りの味噌でも十分おいしいですが、やはりかつお、昆布などを使って出汁をとれば、よりおいしさがアップしますよ。

個人的には、けずり節を具材の一つとして追加することにハマっています。風味も格段にアップするので一石二鳥です。

2日目のお味噌汁を美味しくする裏技

2日目の味噌汁は煮詰まっているためしょっぱくなり、また置いておくことで風味や香りが減ってしまいます。

そこで、テレビ番組「得する人損する人」で紹介された2つの方法で、おいしく仕上げていきましょう。

2日目の味噌汁をおいしくする裏ワザ

(1)レタスなど水分の多い野菜を入れる

(2) バターを足す 

材料

●残った味噌汁(今回は厚揚げとわかめ)...約2人分
● レタス...2枚(およそ100g)  ●バター...5g

2日目の味噌汁アレンジ➀味噌汁を温める

2日目のお味噌汁を、弱火にかけます。ここで沸騰させないように気をつけましょう。

2日目の味噌汁アレンジ②レタスを刻んで、味噌汁に入れる

味噌汁を温めている間に、レタスを刻みます。重ねてクルクル巻くと、刻みやすいです。

刻んだキャベツを、味噌汁の中へ投入します。一見多すぎるように見えますが、加熱されるとかさが減るので大丈夫です。

2日目の味噌汁アレンジ③バターを入れる

全体が温まったら、火を止め、バターを入れます。全体に味がなじむように、バターを溶かしたら完成です。

普段と別物!旨味たっぷり味噌汁に!

▲写真左:レタスとバターを加えた2日目の味噌汁、写真右:何もしていない2日目の味噌汁

せっかくなので、裏技でアレンジした2日目の味噌汁と、何もしていない2日目の味噌汁を飲み比べてみました。

最初にそのままのお味噌汁を一口。やはり2日目ということで、前日に飲んだものよりしょっぱく感じました。

次に、裏技でアレンジした味噌汁をいただきます。

すると、口当たりがまろやかでまずびっくり!!

最初は味噌汁にバターなんて......という印象でしたが、風味、コクが何倍にもアップし、味噌単体とはまた異なった塩味、甘みが感じられます。

そして、レタスのおかげで塩っ辛さもなくなり、シャキシャキとした具材としても楽しめ、おいしくいただけました!

2日目も美味しい味噌汁を

どうしても残った2日目の味噌汁は味がイマイチで、でも捨てるのはもったいないから仕方なく飲んでいたのですが、今回の裏ワザを使えば、作り立てのようなおいしさに大変身!

ぜひご家庭でお味噌汁が残って、翌日に持ち越されてしまった際には、お試しくださいね。

この記事を書いた人
田舎暮らしを楽しむフリーランス管理栄養士
miho

子育てをきっかけに都会からUターンし、海も山も近い田舎に住みながら、フリーランスの管理栄養士をしています。毎日の生活に役立つ、アイディアレシピや節約レシピなどを楽しくわかりやすく伝えていければと思います。ぜひご覧くださいね★

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