元汚部屋の住人が証言!【モノを増やさないコツBEST3】で「貯蓄0円から年100万円貯めた!」

  • 2022年01月31日公開

こんにちは!元汚部屋の住人から整理収納アドバイザーに転身した、ヨムーノライターの海老原葉月です。

私は7年前まで汚部屋(まさにゴミ屋敷…笑)に住んでいました。片付け方や、ものの持ち方(選び方やものを持つ意味)が分からず、気づけば床が見えないほどものだらけ。ご飯を食べる時はテーブルをかき分けてスペースを作るほど、ひどい生活をしていました。

部屋の乱れは、家計の乱れにつながって、部屋を整えることで節約や貯蓄にも成功!貯蓄0円から年100万円貯まるようになりました。

今回は、私の「モノの失敗」から学んだ、増えがちなモノをなるべく増やさない方法をみなさんにもご紹介します。「気づいたらモノだらけ」「片付けてもモノが減らない」方は、読むだけできっと改善できますよ。

大きさも金額も関係ない!「モノはモノ」

今は「モノ余り」の時代。世の中にはさまざまな新商品が毎日誕生しています。例えば、手頃な価格で変える雑貨や、あると便利な〇〇専用の便利グッズ。こういったモノは暮らしを豊かにしてくれる反面、しっかりと厳選できないと、逆にモノに溢れた苦しい暮らしになってしまいます。

どんなに安く買えるモノでも、どんなに小さなモノでも、“モノ”に変わりはありません。もちろん、無料でもらったティッシュや化粧品などのサンプルも。それを家に持ち帰ることで、家の中のモノの数はどんどん増えるということを頭の片隅に置いておいてください。

モノは簡単に増やせるけど、それを置いておけるキャパシティ(家)は簡単には変えられません。収納グッズにしても同じです。収納する場所がないからと安易に収納グッズを購入するのは厳禁!!収納グッズ1つにしても、モノを増やしていることになりますからね。まずは、何かモノを購入するときは、本当に必要なモノのかどうかをしっかりと厳選してください。

増えがちな服は「万能服」を増やすべし

洋服って気がつくと枚数が増えがち。クローゼットに入らない…と言う悩みは、特に女性には多いのではないでしょうか。私自身、洋服が大好きで、汚部屋時代は500着以上を持っていました。

これだけたくさんの服を持っているにもかかわらず、当時の口癖は「着る服がない」でした。

実際は着る服がないわけではなく、着回しやすい服がなかったんです。その時の流行に左右されたり、手持ちの服と合わせにくい色や柄の服だったり。「このトップスにはこのスカートしか合わせられない」ような服ばかり持っていました。

そんな私が変わったきっかけは、大ブームになった「フランス人は10着しか服を持たない」という本でした。タイトルの通り、フランス人は着回しやすい服で複数のコーディネートをくんだり、アクセサリーやストールで見せ方を変えならがらおしゃれを楽しんでいるんです。

これに衝撃を受け、「万能服」を持つようになりました。「万能服」とは、普段着にも仕事にも使えるような、オンオフ問わずに着回せる服のこと。そういった服はシンプルなデザインが多いので、流行り廃りもなく長く着ることができ、節約にもつながるんです。ぜひ「万能服」を厳選して持つようにしてみてください。

「本だったら買ってもいいよね?」は間違い

本は知識を得る上で欠かせない情報源です。今は、ライフハック本やファッション、生活雑誌など、私たち主婦でも知りたいことが詰まった本がたくさんあります。

でも、本1冊にしても、モノの一つということを忘れないでください。

というのも、私自身雑誌が好きで、月に5冊以上買い込んでいました。もちろん毎月です。年間で考えると、約60冊増える計算ですね。特に雑誌は月刊誌が多いので、増えやすいモノなんです。

そこで、雑誌読み放題のサブスクを利用するようにしました。これがとっても快適!月200誌以上の雑誌が、いつでもどこでも読めるようになりました。もちろん、紙ベースではないので増えることもなければ、処分する必要もありません。今まで1冊約500円×月5冊以上=約2,500円以上を雑誌に費やしていたのですが、現在は月500円のサブスク代のみ。モノが増えにくくなった上に、お小遣いの節約もできるようになりました。

小説や料理本などは、なるべく図書館で借りるようにしています。最近はスマホから在庫検索や他の図書館からの取り寄せもできるので便利ですよ。一度読んでみて、「これはまた読みたい!」「手元に置いておきたい!」と思った本のみを厳選して購入すれば、本が増えすぎる心配や、買ったけどなんか違った・・・といったリスクも減らせます。

「モノ」の持ち方次第で暮らしが豊かになる

本来モノは暮らしを豊かにしてくれるもの。でも、使わなかったら?必要がなかったモノだったらどうでしょう?モノは使われなければ、意味をなさないことがほとんどです。それどころか、モノが増えて苦しくなってしまうこともあるんです。

まずは今目の前にあるモノとしっかりと向き合って、「本当に必要かどうか」を吟味してくださいね。

この記事を書いた人
暮らし整えアドバイザー
海老原葉月

整理収納アドバイザー1級/親・子の片付けインストラクター1級。『仕組みを整える節約術』をキーワードに、 元汚部屋の住人&浪費家ならではの、簡単な工夫で続けられる情報をお届けします。夫、小2、年長男子の4人家族。

カインズ 収納 節約 整理収納アドバイザー

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