魔法の水【ブライン液】で「鶏むね肉」がしっとりジューシーになるか検証

  • 2023年10月15日公開

こんにちは、くふうLive!ライターのMakiです!

家計に優しい節約食材として人気な鶏むね肉。食卓への登場回数を増やしたいところですが、火を通すと、パサパサしたり硬くなったり...おいしく料理するのが難しいですよね。

そこで今回は、お肉を簡単にジューシーでふっくらさせる「ブライン液」を紹介します!料理系YouTuberもこぞって作りまくり、SNSでは『鶏むね肉がごちそうになった』『めっちゃジューシー!』と大好評です。

魔法のお水に浸けるだけでしっとりジューシーに!

用意するのは、水に塩と砂糖を溶かして作った「ブライン液」と呼ばれるもの。塩と砂糖は水に対して5%の分量を入れます。

今回は、こちらの分量で作りました。

  • 水...200ml
  • 塩、砂糖...各10g

水に塩と砂糖をしっかり混ぜ溶かして作りました。砂糖には保水性が、塩には肉の細胞を締め、加熱により水分が出てしまうのを防ぐ効果があります。

そのため、ブライン液にお肉を浸けるとしっとりジューシーになるのです。お肉を浸けている間は雑菌の繁殖を防ぐため、必ず冷蔵室で保管してくださいね。

鶏むね肉を浸けてその効果を検証!!

密閉式保存袋に鶏むね肉とブライン液を入れ、冷蔵室に4時間おきました。どうなるのでしょうか?

見た目は変化がないようだが...

4時間後がこちら。右がブライン液に浸けたもの、左がラップに包んで冷蔵室で保存していたものです。見た目には大きな違いはありません。

アルミホイルに包んで蒸し、仕上がりを比べてみます。

蒸してみたところ、見た目に大きな変化はない

ブライン液に浸けていた右の鶏むね肉の方が見た目が少ししっとりしているような気がします。中はどうでしょうか?切ってみましょう。

驚きの違い!食べてみるとしっとりジューシー!

上がブライン液に浸けたもの、下が浸けていないものです。見た目は一目瞭然!!ブライン液に浸けた方はしっとりとした見た目で、食べてみると柔らかくジューシーでした。

浸けていないお肉は断面からパサついているのが分かります。食べてみると、見た目通り身が硬くてパサパサした食感でした。ここまで違いがあるとは驚きです!!

豚肉でもブライン液でしっとりジューシーになるのか検証!

次は豚肉です。こちらもブライン液に4時間浸けました。上のがブライン液に浸けた肉なのですが、鶏むね肉と同じように、浸けてない肉と比べても見た目に違いはありませんでした。こちらも焼いて比べてみます。

豚肉にも効果あり!柔らかく、嚙み切りやすい!

右がブライン液に浸けた肉です。豚肉は焼いた後も見た目で分かる違いはありませんでした。でも食べてみるとブライン液に浸けた肉の方がしっとり柔らかく、噛み切りやすくなっていました。

豚肉にも効果ありです!ブライン液は牛、豚、鶏どの肉でも効果を発揮しました!!

牛肉でもブライン液でしっとりジューシーになるのか検証!

鶏むね肉と同じように、牛肉もブライン液に4時間浸けて比べてみました。上が浸けた肉です。やや色が変色してしまいましたが、それ以外の変化はとくにありません。

牛肉にも効果あり!まるで高級肉のような柔らかさ

上がブラインに浸けた牛肉です。変色していたので心配でしたが、焼いてみると見た目に大きな違いはありません。  

でも食べてみるとびっくり!!柔らかさが全然違いました。ブライン液に浸けた肉はぐっと柔らかくなっていました。安いステーキ肉を買った時は試してみると高級肉感が味わえるかも!

魔法のお水で、激安お肉も高級お肉に大変身!

いつものお肉をしっとりジューシーにおいしくしてくれる魔法のお水「ブライン液」。塩と砂糖を水に溶かすだけで簡単にできちゃいます。おいしいお肉が食べたい日はぜひ試してみてください。

この記事を書いた人
ヨムーノ 編集部

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