「卵同士をぶつける」のが正解!【卵の割り方】毎日50個卵を割った管理栄養士直伝
- 2023年06月23日更新
こんにちは、管理栄養士でヨムーノライターの榎本です!
お弁当や朝食の定番である卵焼きや、チャーハン、炒め物など家庭料理に欠かせない「卵」。栄養価も高く、手ごろなお値段なので、食卓で大活躍しますよね。
でも急いでいるときに限って、"割ったら殻が入ってしまった!""細かい殻がなかなか取れなくてイライラ~!"なんてことありませんか?
そして、そういう失敗をするとき、卵を「どこにぶつけて」割っていますか?割り入れるボウルやお椀のふち、キッチンの調理台など平らなところにぶつけて割る方が多いかと思います。
そこで今回、仕事で、卵を多いときは「1日50個」も割っていた私が、最終的にたどり着いた『誰でも簡単に、殻が入らない』卵の割り方を紹介します!この方法ならボウルの縁や調理台が汚れてしまう心配もありません。
卵のきれいな割り方①卵2個を持ってぶつける
用意するものは卵×2個のみ

- 卵2個

卵を両手に持ち、2つをぶつけます。

すると、片方の卵にだけ、ひびが入ります。もう一方の卵は無傷で、変化なしです。割れたほうの卵を見ると、ひびも表面にだけ入っており、白身が飛び出していないのがわかるかと思います。
卵のきれいな割り方②ひびが入ったほうの卵を割る
あとは、ひびが入ったほうの卵を割るだけ。
見てください!殻が入ったり、黄身が割れたりせず、きれいに卵が割れました。時間も5秒程度しかかからず、難しいことは1つもありません。
普段殻が入ってしまう方は、お椀やフライパンなどのふちに卵をぶつけて割っていないでしょうか?角で卵を割ると、殻が卵の内側に入ってしまい、割り入れた時に殻が一緒に入ってしまいやすくなります。
卵の殻が入りにくい理由は形状!

ではなぜ卵同士をぶつけると殻が入りにくいかというと、卵の形に理由があります。
平らなところで割るのも良いと言われますが、卵は平面でも、角があるわけでもなくカーブした側面ですよね。そこに同じ形状の卵をぶつけることで殻が内側に入らず、割り入れても殻が入りにくくなるのです。
私はこの方法で割るようになってから、殻が入ったことはありません。
また卵にきれいにひびが入ることによって、黄身を傷つけることもなくなります。目玉焼きやユッケなど黄身を割りたくない時も失敗せずに割ることができるので、とっても便利ですよ。
「ひびが入るくらい」の力加減が最適
この方法で卵割る場合、どちらの卵にひびが入るかは、ぶつけてみないとわかりません。ずっと同じ卵が割れない...なんてこともあり得るので、片方が今日賞味期限だから使ってしまいたい!なんて時は注意して下さいね。
またあまり力を入れてぶつけてしまうと、殻は入らないのですが、白身が飛び出してもう一方の卵についてしまうことがあるので、慣れるまでは力加減に気を付けて下さい。
最初は弱めにぶつけて、ひびがどのくらいの力で入るのかを確認しながら行うと良いでしょう。適度な力加減で行えば、基本的にもう一方の卵に白身がついて汚れてしまうことはありません。
卵の殻きれいな割り方で、イライラ解消
今回は、『誰でも簡単に、殻が入らない』卵の割り方を紹介しました!この方法を覚えておけば、毎日のご飯作りに役立つのはもちろん、ちょっと料理上手になった気分にもなりますね♪
今までは調理台がぐちゃぐちゃに汚れたり、殻が入ってしまったりと子どもに手伝わせるのを躊躇していた方でも、一緒にトライしやすいのではないでしょうか。ぜひご自宅で試してみて下さいね。
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