1,000万円貯めた3児の母「教育費1,500万円の貯め方」3ステップ

  • 2022年05月12日更新

こんにちは、
貯金ゼロから1000万円貯めた、子ども3人の母、ヨムーノライターのchippuです。

我が家は、夫、私、娘3人の5人家族。
大切な3人の子どもたちに、将来やりたい道へ進めさせてあげられるよう、「教育費の準備」に日々励んでいます!
奨学金を利用するという手段もありますが、奨学金はローン(借金)と同じ。
できるだけ、子どもに借金を背負わせたくないという思いから、できるだけ奨学金を使うのは避けたいと考えています。

ですが、夫の年収は「600万円」程度。「5人家族」ということをかんがえると、特別、余裕があるわけでもありません。
そんななかでも、「子ども3人分の教育費」をしっかり貯めておくために、家計から捻出しています!

そこで今回は、年収600万円の我が家が、子ども3人分の教育を捻出するために実践している方法についてご紹介いたします。
将来の教育準備で悩んでいる方や、思うように貯められない方は、ぜひ参考にしてみてくださいね♪

【教育費の貯め方ステップ1】子ども1人の「目標金額」を決める!

「教育費を貯めよう!」と漠然と考えても、まずは何からすればよいのか分からないもの。
ただやみくもに、“お金を貯めること”だけを意識しすぎると、家計も心も行き詰ってしまいます。

まずは、子ども1人あたり、いつまでにいくら用意するのか、“目標金額”を決めることからスタートしましょう!

我が家の目標金額は、高校2年生までに「1人500万円×3人分」

子どもの教育費は多いに越したことはありません!
ですが、無理に貯金をしたり、無謀な貯金額を設定したりすると、日々の生活がひもじくなってしまうもの…。
教育費を貯めるために節約は欠かせませんが、「子ども1人あたり1000万円は貯める!」といったような、無謀な目標は立てない方が良いです。
目標金額は、収入と子どもの人数のバランスを見ながら考えましょう♪

ちなみに我が家は、子ども1人あたり500万円。
トータルで1500万円貯めることを目標にしています。
期間は、上の子が高校2年生の3月まで。大学や専門学校へ入学するための資金として、1人500万円を貯金しておく予定です。

あえて、高校3年生の3月までにしていないのは、進学ギリギリで貯金し終わるよりも、1年間余裕をもって貯められた方が良いと感じたからです。

遅くとも「高校3年生の秋まで」には貯めないと、冬からは「大学入試の費用」もまとまった金額がかかってきます。

進学は「公立」!高校までの教育費は、家計から捻出

我が家の教育費は、あくまでも「大学・専門学校へ進学するとき」に使うもの。 そのため、高校までにかかるお金は、すべて家計から捻出する予定で日々節約に励んでいます。
ですが、小学校~高校までの12年間も、それなりにお金はかかるもの…。
中学受験をしたり、私立中学校に通ったりすれば、それなりの教育費が必要です。

そこで我が家では、年収と子どもの人数を考えたうえで、「進学は公立」と決めています。
公立の学校であれば、私立ほど授業料もかかりませんし、教科書などの雑費や給食費程度の出費で収まります。
“ない袖は振れない”ということを考えることも、教育費をしっかり貯めていくためには必要なことです。

【教育費の貯め方ステップ2】児童手当も貯金!「貯める方法」を決める

教育費をいつまでにいくら用意するかを決めたら、どうやって貯めていくか、具体的な貯蓄方法を考えましょう!
教育費を貯める方法も、毎月少しずつ通帳に貯めていく人もいれば、ボーナス時にまとめて貯めておく人もいます。
また、教育費を貯める方法として、“学資保険”を活用するご家庭も多いですよね。

どんな貯め方にしても、「貯金を継続すること」が大切なポイント!
無理な方法ではなく、収入と目標金額を照らし合わせながら、コツコツと貯金が続けられる方法を見つけましょう!

我が家の捻出方法は、「終身保険」と「児童手当」の2本立て!

我が家は、子どもが3人、それぞれの教育費を捻出方法として、終身保険に加入しています。
学資保険に加入しなかったのは、終身保険の方が、返戻率が高かったからです。
ただ、終身保険は返戻率が高い分、途中解約したときのリスクが大きいので、「絶対に解約しないこと」を前提として払い込み金額を決めました。

3人分合わせて、トータルの払い込み金額は、780万円ほど。
払い込みを無事終えて解約をすれば、終身保険だけで約900万円用意できる計算です。
少しでもお得になるよう、年払いで払い込みをしています。

差額の600万円はどうやって用意するかというと…。
毎月いただける“児童手当”をすべて貯めっぱなしにして確保しています!
児童手当を“ないもの”と思うようにすれば、年収500万円でも、家計を圧迫せずに貯めていくことができるんです♪
児童手当を3人分貯めっぱなしにすると、我が家の場合、約670万円も貯まります。 ときどき使ってしまいたくなるときもありますが、そこはぐっと我慢!
将来の教育費のために、口座に貯めておくようにしています。

ただ、「児童手当」は生まれつきで合計金額に違いがあるので、事前にいくらもらえるのかしっかり計算して、貯めていくことが大事です♪

学資保険の払い込みも、前倒しで用意する

学資保険は、満期まで毎月決まった保険料を支払っていくもの。
ですが、できるだけ早く支払いを終えた方が、あとあと家計が断然ラクになります!
“満期”にとらわれず、住宅ローンと同じように、できるだけ早く支払いを済ませてしまった方が、気持ちの面でもメリット大です♪
余裕のある月や臨時収入があったときは、学資保険の払い込み分にあてて、前倒しで教育費を用意していきましょう。

ちなみに我が家は、学資の代わりとして終身保険に加入しています。
ただ、一括払いや前納ができないタイプの保険だったため、払い込み分を口座にコツコツ貯めて、事前に確保するよう日々奮闘中です。
学資保険を支払うお金を早めに用意できると、「今年の保険料をどう捻出しよう…」と不安になることもないので安心できます♪

【教育費の貯め方ステップ3】小学生が貯めどき「高校3年の春まで」に貯める

教育費は「上の子が小学校まで」が貯めどき! 教育費に限らず、子どもが小学生までの間が、お金を貯めやすい時期と言われています。
中学校にあがると、塾代や部活、スマートフォン代など、子どもに必要なお金がかさんでくるので、貯めたくてもなかなかお金が残らないことも…。
出費が多いなかで、子どもの教育費を別に貯めていくのはなかなか大変です。

そこで、我が家では、“上の子が小学校を卒業するまでに、3人分の教育費を確保する!”ことを目標にしています。
実際、終身保険の払い込みは上の子が高校2年生になるまで続きますが、払い込み予定の保険料を小学校のうちに貯金しておけば、家計から捻出必要もなくなります。
給食費や教材費、習い事などの支払い程度で済む小学校のうちに、教育費をしっかり積み立てておくことが大切です♪

年収600万円でも「1500万円の教育費」の見通しがついた

我が家の年収は600万円。3人の子どもがいて、実家・義実家ともに新幹線の距離なので、声を大にして「余裕あります!」といえる家計ではありません。
ですが、そんな我が家でも、終身保険と児童手当を活用して、トータル1500万円の教育費を貯められる見通しがつきました♪

子どもの教育費をどう用意していくかはどの家庭でも悩むところ。
ですが、子どもが幼いうちから収入と相談しながら計画的をたてていけば、教育費をしっかり貯めていくことができますよ。

この記事を書いた人
ヨムーノ 編集部

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