"赤い部分"があるほうれん草、食べても大丈夫?→現役の八百屋が解説!
- 2025年12月11日公開
こんにちは、八百屋歴10年でヨムーノライターの青髪のテツです。
スーパーでほうれん草を選ぶ際、根元の軸の部分が鮮やかな赤色になっているものを見かけたことはありませんか?
「これって傷んでいるの?」「なんだか色が濃くて食べたらヤバそう……」と不安に感じる方もいるかもしれません。
そこで今回は「ほうれん草の赤い部分の正体」「軸が赤いほうれん草の味」について八百屋目線で紹介します。
ほうれん草の「赤い部分」の正体は栄養!食べても全く問題なし!

結論から言うと、ほうれん草の軸や根元が赤くなっているものは、食べても全く問題ありません。
この赤色は、主にベタシアニンという天然の色素(ポリフェノールの一種)によるものです。
品種によってはアントシアニンが含まれている場合もあります。

これらは、抗酸化作用を持つ栄養素であり、植物が寒い環境や紫外線から身を守るために生成されます。
特に冬場の寒さの中で育ったほうれん草は、凍らないように水分を調整し、糖分を多く蓄えます。
このため、根元の赤みが強いものほど、甘みが強く栄養が豊富な傾向があります。
八百屋にとって、この赤い軸は「美味しいほうれん草が入荷した証」なのです。
ほうれん草の"赤い部分"を捨てるのはもったいない!

包丁で切り落としてしまいがちなこの赤い根元には、葉や茎と同様に鉄分やビタミンのほか、骨の形成に必要なマンガンなどのミネラルも豊富に含まれています。
硬い部分だけを取り除き、十文字に切り込みを入れてから根元までしっかり洗って食べるのがおすすめです。
赤い部分のあるおいしいほうれん草"シャキシャキ"長持ち保存法

ほうれん草のような葉物野菜は鮮度が落ちやすく、すぐにしなびてしまうのが難点です。
長持ちさせるには、「乾燥」と「向き」に注意した保存がポイントです。
冷蔵保存の場合
軽く湿らせたキッチンペーパーや新聞紙で全体を包み、ポリ袋に入れます。
畑で育ったときと同じように、根元を下にして立てた状態で野菜室に入れると、鮮度が保たれやすくなります。
保存期間の目安は元のほうれん草の鮮度にもよりますが、およそ1週間です。
冷凍保存の場合
長期保存したい場合や、すぐに使いたい場合は冷凍が便利です。
よく洗って水気をしっかり拭き取り、食べやすい長さに切ります。
1回分ずつ小分けにしてラップで包み、冷凍用保存袋に入れて冷凍しましょう。
また、かために茹でて水気を絞ってから冷凍すると、調理時の手間が省けます。
冷凍したほうれん草の保存期間の目安はおよそ1ヶ月です。
ほうれん草の"赤い部分"はおいしさの証拠!

今回の記事では、「ほうれん草の赤い部分の正体」「軸が赤いほうれん草の味」について八百屋目線で解説しました。
知らないとちょっと心配になりがちなポイントですが、実はおいしさの証拠。
赤い部分のあるほうれん草は安心して楽しんでくださいね。
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