んんん?逆?【まだ普通のオムライス作ってるの?】土井善晴さん天才!「この発想はじめて」「挑戦者求む!」

  • 2025年03月29日更新

こんにちは!少し暖かくなってくると、お花見のスケジュールを考えたり、暑くなる前に何回ピクニックに行けるだろうとソワソワし始めるヨムーノライターのやまだかほるです。

何を作って持っていく?とあれこれ悩むのも楽しい時間。

そういえばひょっとして、これはお弁当にしたら良いのでは?と思い当たったレシピを今回は作ります。

これはオムライス!?

NHK『きょうの料理』で料理研究家・土井善晴さんが紹介してくださった「茶巾オムライス」です。

何これ?と気になってかじってみたら、中からみんなが大好きなオムライスが出てくるという楽しい一品です。

土井善晴さん「茶巾オムライス」のレシピ

材料(6個分)

  • 米…1カップ
  • 鶏もも肉…150g
  • たまねぎ…60g
  • にんじん…30g
  • しめじ…50g
  • 卵…6個
  • チーズ (すりおろす)…適量(*グリュイエールチーズなどをおろしたもの)
  • スナップえんどう (ゆでたもの)…適宜
  • 塩…適宜
  • バター…10g
  • トマトケチャップ…20g
  • サラダ油…適量

作り方①材料を準備する

米は洗ってざるに上げ、30〜40分間おいて、洗い米にします。米に水分を含ませる土井先生のいつもの洗い米です。

たまねぎ、にんじんはそれぞれ5mm角くらいに切り、しめじは細かく刻みましょう。

鶏もも肉は包丁の刃元でたたいてやわらかくし、さらに1cm角くらいに切り、塩小さじ1/3をふって下味をつけておきます。

作り方②具材を炒める

フライパンにバターを入れて温め、鶏肉、玉ねぎ、にんじん、しめじを広げ入れ、そのままさわらずに塩小さじ1/3を全体にふって、焼きつけましょう。

さらに、トマトケチャップを加え、水分を飛ばすように炒めていきます。

作り方③チキンライスを炊く

炊飯器の内釜に洗い米と炒めた具材を入れ、普段の水加減より1割ほど少なくして、普通に炊きましょう。

ピラフのように炊き上げるチキンライスなのですね。筆者は鍋を使って炊きました。

ご飯が炊き上がったら、ボウルなどに移してほぐし、余分な水分を飛ばします。

6等分して茶碗によそい、固く絞った清潔なぬれ布巾にあけて丸くにぎりましょう。

作り方④卵を焼く

卵は容器に1個ずつ割り入れ、塩少々を加えてよく溶きます。

フライパン(直径24cm)にサラダ油を薄く塗り、卵液1個分を流し入れて丸く広げましょう。

卵の縁がめくれたら返し、すぐに再び返して、清潔なぬれ布巾の上に取り出します。

薄焼き卵が熱いうちに、チーズをふりかけましょう。真ん中に丸めたチキンライスを置いて布巾ごと包み込み、布巾をはずして形を整えます。

さらに、清潔な布巾で包み、しばらくおいてなじませ、残りも同様につくりましょう。

器に盛り、あればスナップえんどうを添えて完成です。

可愛い仕上がり!

こうしてみるとまるでちらし寿司のようですが、オムライス。知らなかったら、えっ!?と思うような外観ですね。

卵に塩を入れすぎてちょっとしょっぱかったのと、どうしてもケチャップをかけたくなるのが我ながらお子様ですが、ご飯そのものはまろやかな風味に仕上がりました。

実のところ、卵を上手に焼くのにも、それを使って上手に包むのにも結構手こずりました。

今や若干高額商品の卵を何個も失敗するのは、なかなかキツいものがあります(もちろん全部食べましたけど)。

きれいに仕上げようと思うと、卵の扱いに関して、道具や火加減、きれいにはがし、ひっくり返すテクニックをあれこれ研究しないと難しそう。

ちょうどいいサイズと重さのフッ素樹脂加工のフライパンがあれば大丈夫なんだろうか……。

映えるのは間違いないよ

こうしてみると、お花見にもぴったり、という風情ですが、個人的には技術的なハードルが高かったです。どうにか1つ、撮影用に形になって心底ホッとしました。

手間と時間がかかることを思うと、気持ちにも余裕のあるタイミングでないと、作れないかなぁと思ってしまいました。

とはいえ、黄色い卵で包む料理は美しいなぁ。まだまだ先の話だけれど、料理の味の先にあるもののこともちらりと考える経験になりました。目でも楽しめると料理はもっと素敵になるのですね。

きちきちにレシピ通りに作らなくても、こんな風にオムライスを展開するアイデアを取り入れるだけでも、素敵なのではないでしょうか。

小さい子どもには嬉しいメニューかと思います。よろしければ、どうぞお試しくださいね。

この記事を書いた人
丁寧な暮らしを心掛ける、料理が得意なライター
やまだかほる

効率的な家事とシンプルで心地いい空間作りにこだわり、美味しいものを作り、食べさせてもらうことに情熱を注いでいます。小さなアパレルブランドを長く経営した経歴ゆえ、ファッションと洋服にもこだわりあり。昨年還暦を迎えました。どこまでも楽しく笑って生きていくのだ!

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