【知らなんだ…!】カット野菜は洗うべき?→スーパー青果部「洗わなくていいです、が…」意外な事実が判明ッ!
- 2025年03月22日公開

こんにちは、八百屋歴10年でヨムーノライターの青髪のテツです。
皆さん野菜を食べていますか?
最近は野菜の価格が不安定で、高くて買えないという方も多くいるかもしれません。
そんなときに活躍するのがカット野菜です。
カット野菜は買ってすぐに使えて便利なのはもちろん、企業努力で価格が安定しているので、野菜高騰時に節約の味方になってくれます。
そんなカット野菜ですが、最近「スーパーで販売されているカット野菜は、食べる前に洗った方が良い」という記事を読みました。
これって本当?と思っている方が多そうなので、今回は「カット済み野菜は洗ってから使うべきか、洗わなくても良いのか」について八百屋が回答していきます。
カット野菜は洗うべき?洗わなくていい?
結論からお伝えすると、カット済み野菜は洗う必要はありません。
というのも、私の知っている限りのカット野菜は「洗浄済みなので、そのまま食べられます」とパッケージに書かれているためです。
とはいえ、洗う必要がないというだけで、洗う意味がないとは思いません。
カット済み野菜を洗うメリットとデメリットをご紹介します。
カット済み野菜を洗うメリット
カット済み野菜を食べる前に洗うメリットは2つあります。
メリット①「衛生面の不安を取り除ける」
一つ目は「衛生面の不安を取り除ける」ということです。
袋に記載されている「洗浄済みなので、そのまま食べられます」という記載が信用できないという方は、不安を取り除くために洗ってから使うのがおすすめです。
残留農薬が気になる、鮮度保持剤がついているんじゃないの?という不安がある方は意外と多いのではないでしょうか。
洗うことで安心して食べられるのであれば、洗うのは良い方法だと思います。
特に、カット済み野菜を生で食べる場合は、洗うことで安心して食べることができるのではないでしょうか。
メリット②「食感が良くなる」
二つ目は「食感が良くなる」という点です。
「50度洗い」が流行ったことがありますが、これをするとみずみずしく、歯ごたえがよくなるのです。
50度洗いの手順は、下記の通りです。
【手順1】ボウルに熱湯と常温の水を半量ずつ入れて約50度のぬるま湯を作る
【手順2】カット野菜を入れて30秒ほど洗う
【手順3】冷水で仕上げ洗いをする
これだけでシャキッと元気な状態になるので、ぜひ試してみてくださいね。
カット済み野菜を洗うデメリット
カット済みの野菜を洗うことのデメリットを紹介します。
デメリット①「カット野菜のメリットが薄れる」
デメリットの一つ目は、カット済み野菜は料理を時短するために買うことがほとんどですが、手間をかけてしまうとその利点が薄れてしまうということです。
50度洗いをするほど手間をかけないにしても、普通に洗って食べるのも「洗う、水気を切る」という手順になるので、結構手間がかかります。
せっかくカット済み野菜を買ったのなら、できるだけ手間はかけたくないですよね。
デメリット②「水溶性の栄養が流れ出てしまう」
デメリットの二つ目は、水溶性の栄養が流れ出てしまうことです。
カット済み野菜は表面積が大きいので、水洗いによる栄養流出の量が多いんです。
ビタミンCやビタミンB群などの栄養は水溶性なので、水につけたり洗ったりすると、どんどん失われていってしまうことを覚えておきましょう。
カット野菜は洗う?洗わなくていい?→「どちらでも◎です」
今回の記事では「カット済み野菜は洗ってから使うべきか、洗わなくても良いのか」ということについて解説しました。
洗う、洗わない、それぞれのメリットとデメリットを加味して、今後どうするべきか考えるきっかけになれば嬉しいです。
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