高くてキャベツ買えない(泣)【お願い、鍋に入れないで!】大田市場“野菜の目利き”に聞く「白菜」の賢い食べ方と選び方
- 2025年01月19日公開

こんにちは、ヨムーノ編集部です。
このところ、野菜の価格が高騰していますね。キャベツが600円台のこともあり、値札を二度見することも……。
その原因として挙げられているのが、2024年夏の猛暑や長期間にわたって各地に大雨の被害をもたらした台風です。
また、秋以降も続いた猛暑の影響で、通常、秋に生育する野菜が育てられなかったということもあり、今後も野菜の価格高騰が見込まれているそう(泣)。
そこで、現在比較的価格が安定している「買うべき野菜」を、大田市場で仲卸業を営む、野菜の目利きのプロに伺いました!
野菜の目利きのプロ 本多氏による2024-2025年冬「節約野菜は“白菜”」
教えてくれたのは……野菜の目利きのプロ、本多諭(ほんださとし)さん。
大田市場で野菜の仲卸業を70年以上営む、家業の株式会社大治(だいはる)に入社。平成28年に代表取締役社長に就任。
青果物の流通のプロとして産地の開拓など「質の良い野菜」にこだわり、旬野菜やトレンド野菜についても広い知見の持ち主。野菜の目利きのプロとしてメディア取材も多数経験。
“白菜”がプロの推し野菜のワケ
冬野菜の代表格の白菜。
冬の需要期になると価格が高騰してきます。ただ、4分の1サイズを購入してもボリュームがあるので、節約観点でも家計のお助け野菜として活躍します。
目利きのプロに、買ってトクする白菜について聞いてみました!
「おいしい白菜」の見極め方
①「葉先までかたく巻きがしっかりしていて、上部を押すと弾力があるもの、底面の切り口は白く新鮮なものがいいでしょう」(本多さん)
②「カットして売られている場合は、断面の芯の高さが1/3以下で、葉がすき間なくギッシリと詰まっているかをチェックしましょう」(本多さん)
冬の食卓には欠かせない白菜。実は、寒くなる需要期になると徐々に価格があがっていきます。おすすめなのは一株丸ごと購入すること。
「カットされたものよりもかなり安く購入できます。購入したては生のまま楽しむのもおすすめ。サラダやマリネで食べるとビタミンがそのまま摂取できます。使いきれない分は冷凍して、鍋物や炒め物で活用するとロスも防げます。鍋物だけではない白菜の魅力、様々な食べ方で楽しみましょう」(本多さん)
キユーピーの白菜レシピ「白菜と豚肉の蒸しサラダ」
画像提供:キユーピーサラダファーストプロジェクト
最後に、キユーピーさんがおすすめする、「白菜」を使った時短レシピをご紹介します!
お肉も野菜も同時にたっぷりとれるので、身体に嬉しいレシピですよ。
材料(2人分)
- 白菜…1/8個(240g)
- 豚肉(こま切れ)…100g
- キユーピー 深煎りごまドレッシング…適量
- サラダクラブ10種ミックス(豆と穀物)…1袋(40g)
作り方
白菜は葉と芯に分け、芯はそぎ切りにする。葉は食べやすい大きさに切る。
豚肉は食べやすい大きさに切る。
耐熱容器に乾いたクッキングペーパーを敷いて、白菜、10種ミックス、豚肉の順に重ねる。
ぬらして軽くしぼったクッキングペーパーを材料がかくれるようにかけて、レンジ(600W)で約6分加熱する。
3と4のクッキングペーパーを全て取り除いて水気をきり、再度盛りつけ、ごまドレッシングをかける。
おすすめは「一株丸ごと購入」!鍋以外も楽しんで
白菜は鍋料理のイメージが強いですが、このレシピのように重ねて蒸し野菜にするアイデアもいいですね!
2025年冬は特にキャベツの価格が高騰。新鮮な白菜の選び方とレシピを参考に、今年は白菜をより美味しく味わってみませんか?

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