【魚の切り身、こうやってグリルで焼かないの!?】"ポルトガルの漁師"に教わった「ウマい食べ方」どんどんいける

  • 2024年11月30日公開

こんにちは!そろそろ温かなお料理が恋しくなってきたヨムーノライターのやまだかほるです。

鍋はいつもシンプルに和風のものばかり作っていますが、今年はちょっと目新しいものにもトライしてみたい。

今回は、NHK『きょうの料理』で紹介されていた「漁師風トマト鍋」に挑戦してみようと思います。

魚介とトマトの香り豊かな煮込み料理

このお料理は、世界各地を旅することの多い料理研究家・コウケンテツさんが、旅先ポルトガルで出会ったというレシピ。

ポルトガルで「カタプラーナ」と呼ばれる円盤型の鍋を使った、漁師風の煮込み料理だそうです。

お鍋というよりは、煮込み料理のようですが、どんなお料理なんでしょうか。早速作ってみます。

コウケンテツさん「漁師風トマト鍋」の作り方

材料(4人分)

  • さわら (切り身)…2切れ(好みの魚の切り身を2種類使う)
  • 生ざけ (切り身)…2切れ(好みの魚の切り身を2種類使う)
  • たまねぎ (薄切り)…1個分
  • パプリカ (赤/ヘタと種を除いて薄切り)…1個分
  • パプリカ (黄/ヘタと種を除いて薄切り)…1個分
  • ピーマン (ヘタと種を除いて細切り)…4個分
  • にんにく (薄切り)…2かけ分
  • ローリエ…1枚
  • ローズマリー (生)…3枝
  • 白ワイン…カップ3/4
  • トマト水煮 (缶詰/ホールタイプ)…100g
  • パセリ (粗みじんに切る)…大さじ1
  • じゃがいも…小8個
  • 塩…適量
  • 黒こしょう (粗びき)…適量
  • オリーブ油…適量

赤パプリカは小さなもので代用します。にんにくは(筆者はお腹をこわすので)、半量で。じゃがいもはスーパーで小さなものが見つからず、男爵の小ぶりのものを5つ使用しました。

作り方①野菜とじゃがいもの下準備をする

野菜はそれぞれ指定の切り方で準備しておきましょう。

じゃがいもは皮の表面をしっかりと洗い、芽があれば除きます。

作り方②魚の下準備をする

さわらとさけをバットに並べ、塩・黒こしょう各少々、オリーブ油大さじ1をふってなじませます。

1種類ではなく複数の魚を使うことで、ぐっと深みのある味になるのだそうです。

作り方③じゃがいもをゆでて「こぶしじゃがいも」を作る

“こぶしじゃがいも”とコウケンテツさんが紹介していたものを作りましょう。

下準備したじゃがいもは、塩少々を加えた熱湯で柔らかくなるまでゆでます。

オリーブ油を回しかけ、ローズマリー適量(分量外)を散らして盛り付けておきましょう。

塩ゆでしたじゃがいもを手のひらにのせ、こぶしでつぶしたら「漁師風トマト鍋」の汁につけながら一緒に食べるのだそう。

作り方④野菜を炒めていく

鍋にオリーブ油大さじ3を熱し、たまねぎ、パプリカ、ピーマン、にんにくの半量、ローリエ、ローズマリー1枝を、中火でしんなりするまで炒めます。

白ワイン、トマトの水煮を加え、炒め合わせてから、塩・黒こしょうを各少々ふりましょう。

作り方⑤魚を加えて煮込む

鍋に魚を並べ入れ、残りのにんにくをのせます。

ふたをして弱めの中火で15分間ほど煮て、塩・黒こしょう各少々で味を調えましょう。

器に盛るときは、魚をくずすように鍋底から大きく混ぜてから盛ると良いのですって。

仕上げにローズマリー2枝を中央にのせ、パセリを散らします。

作り方⑥こぶしじゃがいもを添える

最後に“こぶしじゃがいも”をつぶしながら「漁師風トマト鍋」に添えます。

こぶしでつぶすとおいしそうですが、普通に手がベトベトになりそうなので、フォークでつぶしながらいただくことにします。

お好みで塩をふって、お召し上がりください。

ハーブの香りも楽しめてふっくらお魚が嬉しい!

トマトと魚からいいスープが出ています。細切りにした野菜がくたくたになっていて、魚も野菜もたっぷりどんどん食べられます。

おいしーい!ヘルシー!!とっても嬉しい一皿が出来上がりました。

そしておしゃれなディナーが完成

キリッと冷やした白ワインがぴったり。じゃがいもを添えて、大満足のディナーに。

ビジュアルもおしゃれで、こなれた感じの洋風メニュー。お客様料理としても使えるぞ、と心の中にメモ。

凝ったレシピに見えますが、作るのも難しくありません。

皆様もぜひトライしてみてくださいね!

この記事を書いた人
丁寧な暮らしを心掛ける、料理が得意なライター
やまだかほる

効率的な家事とシンプルで心地いい空間作りにこだわり、美味しいものを作り、食べさせてもらうことに情熱を注いでいます。小さなアパレルブランドを長く経営した経歴ゆえ、ファッションと洋服にもこだわりあり。昨年還暦を迎えました。どこまでも楽しく笑って生きていくのだ!

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