今すぐ非常用袋にコレ入れて!【防災の盲点】「警報出てからだと売り切れ」被災ママが警鐘「防災袋も衣替え」
- 2024年09月12日公開

こんにちは。ヨムーノライターで整理収納アドバイザーの海老原葉月です。
災害大国と言われている日本。地震や台風、水害も増え、より防災意識が高まっていますよね。私自身、東日本大震災と令和元年房総半島台風で被災した経験から、平時から防災意識を持つことが必要だと感じています。
防災用品は一度揃えたらおしまいではありません。季節や住んでいる地域によって必要なものが変わります。服と同じように、防災用品にも衣替えが必要です。
夏と冬とでは必要なものが異なる
皆さんは防災用品にどんなものを入れていますか?食料や日用品など、災害時でも最低限の生活ができるよう備えている方が多いのではないでしょうか。
それにプラスして備えてほしいのが季節用品です。夏は最高記録が毎年のように更新されるほど、暑くなることが増えましたよね。
令和元年房総半島台風で被災したときは、停電や断水になり、スーパーの棚からペットボトル飲料がごっそりなくなりました。災害時は冷房が使えなくなることもあるので、ハンディファンやネックリング、各々に水分が取れるよう500mlのペットボトル飲料など、熱中症対策になるものを備えています。
残暑が長引く昨今、非常用袋にはまだまだ暑さ対策グッズは入れておいたほうがよさそうです。
一方冬は、体を温められるカイロや防寒シートの他に、保温効果のある水筒を入れておくのがおすすめです。これは東日本大震災の時に寒冷地で被災した方から、温かい飲み物や食べ物をちょっと口にできるだけで心がホッとしたと聞き、防災グッズに追加して常備するようになりました。
見直すタイミングを決めておく
季節によって備えるものが変わるため、定期的な見直しが必要となります。私は暑くなり始める5月と、寒さが本格化する前の10月に、防災用品の見直しをしています。
家中の全ての防災用品を一度に見直すのは大変なので、「今日は防災バッグ、次は食品ストック」と、ジャンルごとに少しずつ見直しながら衣替えをしています。
うっかり忘れてしまいそうという方は、カレンダーに書いたりスマホのリマインド機能を活用したりしてみてください。
地域によってプラスアルファを備える
地域によって起きる災害はさまざま。例えば、雪が降る地域なら、大雪による災害が起きるかもしれません。海に近い地域では、水害や突風による被害が発生しやすくなります。
私は関東在住なのですが、都心での降雪予報が出ると同時に雪かき用スコップが売り切れるほど、予報が出てからでは備えが間に合わなくなることも。
オフシーズン中に、何を備えておいたらいいのか見直しをしたり、雪かき用スコップのようにかさばるものはコンパクトに収納できるものを探したりして、住んでいる地域に合わせて、平時から備えておきたいですね。

整理収納アドバイザー1級/親・子の片付けインストラクター1級。『仕組みを整える節約術』をキーワードに、 元汚部屋の住人&浪費家ならではの、簡単な工夫で続けられる情報をお届けします。夫、小2、年長男子の4人家族。
こちらもどうぞ
人気記事ランキング
24時間PV集計
コラム
-
もう「醤油さし」って呼ばないで!?【クイズ】「魚型の醤油入れ」この子の名前知ってる?2024/04/24
-
その視線…「バレてないと思ってる?」知らんぷりが可愛すぎるネコちゃんに思わず笑顔「こんなの許すしかない」2025/03/31
-
新社会人のみんな、初日お疲れ様です!【2025年新入社員の本音】どうなりたい?"理想の社会人"調査結果が発表!2025/04/01
-
「朝だー!!!」寝起きとは思えないエネルギーに「その元気、分けてほしい…」マッハすぎる姿に爆笑2025/03/24
-
不調から脱した!ダルビッシュ有選手が唯一食べる炭水化物「冷凍の焼きおにぎり」を推す理由2024/04/05
-
ヨムーノ公認『ご当地アンバサダー』大募集!!一緒にご当地情報を発信しませんか?2025/02/26
-
知るとみんなに言いたくなる!【牛乳パック】上部にある"くぼみ”の重要な役割とは2025/03/26
-
中2で習う【読めそうで読めてない!汗】基礎の“礎”だけで「何て読むんだっけ…」わからない大人続出【社会人漢字クイズ】2024/12/17
-
「リカちゃんの家系図」って見たことある?あの大人気ファミリーに「みつごの赤ちゃん」登場!2023/06/23
-
防災の専門家に聞く!「非常持ち出し袋」の正しい準備方法【中身・詰め方・使い方】2024/11/12
特集記事
-
2024年08月09日PR
-
2024年05月02日
-
2024年05月01日
-
2023年09月01日
連載記事
-
2019年08月21日
-
2019年05月28日