【食パン、いきなり焼かないで!】大手パンメーカーが教える「いつものトーストがグッと美味しくなる」温め方!パン屋の味

  • 2024年08月17日公開

こんにちは、世界中のパン屋さんを巡ってきた、ヨムーノライターのKanakoです。

朝食の定番、食パン。手軽に食べられるので、朝食はパン派という方も多いでしょう。

最近ヤマザキパンさんの公式ホームページで、気になる食パンの温め方を発見!

ちょっとした一手間でよりおいしくトーストを楽しめるとのことだったので、気になり、実践してみました。

【ヤマザキパンさん流】食パンの温め方

食パンの温め方のコツは予熱。焼き始める2~3分前にあらかじめトースターを温めておき、そこに食パンを入れます。

予熱なしの状態のトースターにいきなり食パンを入れると、温度が徐々に上がるため、その間に水分が飛んでしまいます。

しかし、予熱をしておくことで短時間で一気に焼くことができ、外はサクッと、中はもちもちしたトーストに仕上がるとのこと。

お手軽なので試しやすいですね!

また、お皿を温めておくこともポイントだそう。お湯などをかけて温めておくことでトーストの熱がお皿に奪われず、すぐに冷めません。

さらに、パンとお皿の間に蒸気が溜まってしまうことも防げるため、サクッと食感が失われにくくなります。

ほんのちょっとの気遣いで、トーストの焼き上がりは変わるのですね。

出典:山﨑製パン「Lesson1 パンを温めるとき」

いきなり焼いたトーストVSヤマザキパンさん流

ホームページで紹介されている通りに、「ロイヤルブレッド」(6枚切り)をオーブントースターで焼いてみました!

使用したオーブントースターは、5,000円前後で購入したごく一般的なもの(1000W)。今回の加熱時間は予熱なしのものが約2分半、予熱ありのものが約2分です。

予熱ありで温めるトーストは焦げやすいため、加熱時間は通常よりも短い方が良さそう。うっかりいつもの感覚で焼いてしまうと、真っ黒焦げになってしまうので、注意してくださいね。

焼き上がりの見た目には、大きな違いは見受けられませんでした。

食べてみると、それぞれにそこまで大きな違いはありませんでしたが、予熱ありトーストの方がもっちり感が強いように感じました。

また、お皿を温めているため、トーストの裏面がべちゃっとせず、外のカリッと食感が楽しめました。

約10分経過してから再び食べてみると、さらなる違いが!予熱ありトーストの方が、サクサク食感と中のもっちり感が残っていました。

どちらも冷めたことによって、全体的にかたくはなってしまっていましたが、予熱ありトーストの方が圧倒的にパサパサ感が少なかったのです。

また、予熱ありの方はお皿を温めていたぶん、まだじんわりと熱が残っていました。

食事をしていると、トーストが冷めてしまうこともあるため、少し時間が経ってもパサパサ感があまり気にならないのはいいですね!

冷凍した食パンでも挑戦!

同じブランドの食パン(6枚切り)を冷凍したものを、そのまま予熱したオーブントースターで温める方法も試してみました!

今回の焼き時間は冷凍しているぶん、常温の時より少し長めの約2分半にしました。

するとびっくり!パン屋さんのオーブンから出てきたばかりの焼きたて食パンのような味わいと食感になりました。

常温で保存していた食パンよりも、外のサクッと感と中のもっちり感が強く感じられます。

かぶりついた瞬間に、サクサクと音を立て、トーストのいい香りが口の中いっぱいに。

せっかくなので、母にも今回の3つの焼き方をしたトーストを食べてもらいましたが、冷凍食パンバージョンがNo.1と言っていました。

いつものトーストが2つのコツでワンランク上に!

予熱と、お湯などをかけてお皿を温めておくという2つのポイントを押さえるだけで、いつものトーストがレベルアップします!

簡単かつ短時間で実践できるので、ぜひ今度試してみてはいかがでしょうか?

この記事を書いた人
世界中を旅するグルメ好きwebライター
Kanako

世界中でグルメハンターをしています。国内外を旅しながら、新しい世界や人々との出会いを楽しむwebライター。そんな私がおうちでも大満足できるごはんたちをご紹介します。

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