あのお笑い芸人も行った!「1本80円の串焼き」が愛しい【鶯谷駅】昭和25年創業!ディープな街の名店

  • 2024年01月12日公開

こんにちは、ディープな居酒屋が何よりも好物!ヨムーノライターの蘭ハチコです。

1日の平均乗車人員が少ない駅の上位に入る鶯谷駅。ピンクのネオンが光る建物がたくさんあるイメージもあり、降りたことのない方も多いのではないでしょうか。

実は激シブの居酒屋がたくさんあるゾーンでもあるんです。

今回はディープな街、鶯谷でおすすめのお店をご紹介します。チュートリアルの徳井義実さんもYouTube内で訪れていましたよ。

炭火焼やきとり・もつ焼き「ささのや」

鶯谷駅南口を降りて、左手の陸橋を進み階段を下ると、もくもくと煙を立てているお店があります。それが「ささのや」です。

昭和25年に創業した、炭火焼のやきとりともつ焼きのお店。

名物はなんといっても1本80円の串焼きです。レバー、シロ、タン、ハツ、カシラ、ナンコツ、ネギマ、つくね、ネギ、ウィンナーのラインナップ。

それぞれ1本ずつ、10本買ってもお釣りがきます。おとなの駄菓子屋のようで、ワクワク。

土曜日に訪問したのもあってか、にぎわっているのは店内だけではなく路上まで。店先にテーブルが設置されていて、そこでも呑兵衛たちが楽しんでいます。

店頭では次から次へと焼かれる串の数々。一帯は「こちら生とウーロンハイ〜!」ときびきび動く店員さんや、お酒に興じる人々の姿で活気にあふれています。

持ち帰りOK!お土産にいかが?

串焼きのお持ち帰りも可能。店員さんは並んでいるお客さんをパパッと把握していて「店内ですか?持ち帰りですか~?」と声をかけてくれますよ。

月〜土曜日の15:30から串が無くなるまで営業しているので、平日の早い時間なら少し空いているでしょう。

今回初めてテイクアウトしたのですが、持ち帰りをする人が多いのにも驚きでした。待っている間、常連と思われる親子連れに「気を付けて帰ってね〜」と店員さんが声をかけている姿も。

居酒屋としてだけではなく、ご近所さんの食卓の一部にもなっているんですね。

1本80円とは思えない旨さにビールもすすむ!

家に帰ってさっそく始めます。串を並べると、おうちが大衆酒場に大変身!

左から、ネギマ、ナンコツ、タン、シロ、レバー(タレ)、つくね(タレ)と個人的な最強の布陣で挑みます。なんだか居酒屋の活気まで持ち帰った気分です。

炭火焼き独特の芳香を放つ串たちが愛おしい……。

ネギマは、たんぱくでやわらかな鶏むね肉にちょうどいい塩気が効いています。長ネギのシャキシャキ感は癖になるほど爽やか。肉たちの世界によくぞ舞い降りて来てくれました!最初にネギマを考えた人、天才!

その歯ごたえが好きな方も多いのではないでしょうか。「ささのや」のナンコツは、やわらかい肉質と軟骨部分の双方があり、一口ごとに違う食感を楽しめます。

弾力のあるタンは、柔らかくさっぱりとした味わいで特有のコリコリ感がたまりません。噛むたびに肉の旨味が広がりました。

豚の大腸であるシロは、歯を跳ね返すようなプリプリした食感が心地よく、永遠に噛みしめていたくなります。串から肉が無くなるのに比例して、ビールもどんどん空いていきました。

タレは甘さ控えめ。七味でアクセントをつけていただきます。

ふんわりしていてずっと味わっていたい欲求とは裏腹に、あっという間に口のなかでほどけていく、つくねはある種、刹那的。

独特の臭みのないレバーは、きちんと下処理されているのがわかります。どれも80円とは思えないクオリティに大拍手。

鳥〇族のように大ぶりの串焼きではないものの、それがまたいろいろな種類を少しずつ食べたい人にとってはうれしいです。

ぶらり途中下車してみては?

鶯谷駅南口からすぐの「ささのや」はもくもくとした煙に引き寄せられてしまう居酒屋。

店内、いえ店外までにぎわっていて、店頭で次から次へと焼かれる串は圧巻です。渋い店構えと1本80円の串焼きが名物で、串焼きは持ち帰りもできますよ。おうちで大衆居酒屋を味わってみてはどうでしょうか。

この記事を書いた人
業務スーパーとカルディに毎週通う!webライター
蘭ハチコ

業務スーパーとカルディに毎週通い、お得に美味しく適度な手抜きをして生活しています。海外グルメとお酒のおつまみには目がないwebライターです。「美味しいものは人を幸せにする」と信じています。毎日がちょっと幸せに過ごせる、お得で美味しい素敵なモノをご紹介します♪

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