【白菜1/4カットすぐ消える!】もう、お鍋だけじゃない「スーパー青果部」が教える「旨い食べ方」はコレだ!

  • 2024年09月17日更新

こんにちは!八百屋歴10年、ヨムーノライターの青髪のテツです。

本格的に寒くなってきましたね。この時期は冬野菜が甘くおいしくなってきます。みなさんはこの時期どの野菜をよく買って食べていますか?

そんな今甘くておいしい冬野菜の中でも、この時期うちのお店で人気なのはお鍋に欠かせない白菜です。ただお客さんから「白菜を買っても、なかなか使いきれないから、いつも残りがダメになっちゃう」と相談を受けたことがあります。

そこで、そんなお悩みを持つ方のために、今回は、我が家でよくやっている白菜の大量消費レシピを紹介します!

スーパー青果部が家で作っている「白菜の塩昆布和え」

材料(4人分)

・白菜…1/4カット
・醤油…大さじ1
・ごま油…大さじ1
・はちみつ…小さじ1
・塩こんぶ…適量   

※1歳未満の乳児にはちみつを与えることは、乳児ボツリヌス症感染の危険性があるため避けてください。

作り方①白菜1/4カットをしっかり洗う

作り方②1cm幅にカット

作り方③耐熱ボウルに入れ、ラップして5〜6分チン

作り方④全体的にしんなりしていればレンジから取り出す

しんなりしていなければ、レンジ加熱を追加する。

粗熱をとり水気を切りましょう。

作り方⑤調味料と塩昆布を入れてまぜる

白菜を切って、レンチンし、調味料と和えるだけで完成する副菜です。 調味料を除けば材料は白菜だけのシンプルなレシピですが、めちゃくちゃおいしいので、ぜひ一度試してみてくださいね。

より新鮮でおいしい白菜を選ぶことで、このレシピはさらにおいしくなります。 合わせて白菜の選び方を知っておきましょう。

カット白菜の選び方

カットした白菜を買うときのポイントを紹介します。

・葉がぎっしりと詰まっている
・切り口が平らなもの
・切り口が黄色いもの

葉がぎっしりと詰まっている

甘いカット白菜を選ぶときは、切り口の状態をチェックしましょう。

白菜は冬になると、厳しい寒さで自身の水分が凍結しないように、糖分を生成し氷点を下げます。

葉がぎっしりと詰まっている白菜は、冬の寒さから身を守るために糖をしっかり蓄えた証拠です。

切り口が平らなもの

白菜は、切り口が平らなものを選びましょう。

野菜は収穫されて、お店に運ばれ半分に切られても、まだ生きて成長を続けているんです。

白菜も同じでまだ成長しているので、カット後時間が経つと切り口が成長し盛り上がってきます。切りたてで鮮度のいい白菜を選ぶなら、切り口が平らなものを選びましょう。

切り口が黄色いもの

「カットされた白菜は、切り口が緑色のものよりも、黄色いものの方が鮮度が良いんです」

※お店によく出回る一般的な品種の場合です。

こう伝えると「えー!緑色の方が新鮮だと思ってた!」と驚かれることがよくあります。多くの葉物野菜は、最初緑色で徐々に黄色く変色していくので、そのような勘違いが起きても仕方ないのかなと思います。

毎日白菜を切っているスーパーの店員だからこそわかることですが、切りたての白菜の切り口は黄色いんです。

白菜は切られても生きているので、お店の照明で光合成をして緑化していきます。なので陳列されて半日も経つと上のような切り口が緑色の白菜ができあがるというわけです。

これで丸々白菜もすぐ消費できちゃう!

今回は白菜を大量消費できる「白菜の塩昆布和え」レシピと、新鮮でおいしい白菜の選び方を紹介しました。

どちらもぜひ試してみてくださいね。

この記事を書いた人
野菜のプロ
青髪のテツ

スーパーの青果部歴10年の青髪のテツです。

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