今こそ【食中毒対策】「お願い!卵をご飯の上に割らないで」「卵パック裏も見てた?」"やらかしがち"要注意
- 2024年04月12日更新

こんにちは。管理栄養士でくふうLive!ライターのmihoです。
最近価格の高騰で何かと話題の「卵」。
栄養価が高く、食卓にも欠かせないですが、これからの時期"食中毒には注意が必要な食材"のひとつです。
そこで今回は、卵を家庭で扱う際の注意点についてご紹介していきたいと思います。
食中毒にならないために!卵を家庭で取り扱うときのポイント
まずご紹介するのは、東京都福祉保健局のホームページに掲載されている卵の衛生的な取扱い方法です。
購入から調理、食事するまで、順番にポイントを見ていきましょう。
ポイント①購入する際、殻(から)の状態をよく見る
ご存じの通り、卵の殻は割れやすく、お店に並んでいる段階でもヒビが入ってしまっている可能性がゼロではありません。
卵パックを手に取るときは優しく持ち、裏側からも殻に傷やヒビがないかチェックしてから購入しましょう。
また、産卵日や期限表示がある卵は、日付を確認してから購入するのが安心ですよ。
ポイント②卵はすぐに「冷蔵庫」に入れる
卵を買ってきたら、すぐに冷蔵庫に入れましょう。10℃以下がめやすです。
また期限表示があるものはその期日内に消費するようにし、表示がないものは、産卵日や包装日などを確認して、早めに食べるようにしましょう。
ポイント③夏場の「溶き卵」放置はNG
卵は調理前から扱いに注意が必要です。 料理に使う分だけ取り出し、使う直前に割ってすぐに調理しましょう。
割ったままの状態で放置すると、細菌が増殖しやすくなります。
効率よく作業するため、割り置きしたり、溶いたまま放置しておくと、夏場は特に危険です。
卵がついた調理器具(ボウル、包丁など)もしっかり洗うように心がけましょう。使用後に熱湯をかけると、より安心ですよ。
ポイント④火が入らない卵料理も要注意
卵は火が入っていない状態で放置するのが、特に危険です。
調理途中で放置するようなことはせず、やむを得ない場合は冷蔵庫に一度入れ、再び調理する際にしっかりと加熱するようにしましょう。
自家製マヨネーズなど、卵に火を入れないで作る場合は、食中毒の事例も多く、特に注意が必要です。
ヒビの入った卵や古い卵の使用は避けましょう。
ポイント⑤加熱が不十分な卵料理は2時間以内に食べる
加熱が不十分な卵料理は、調理が始まった段階から2時間以内には消費するように心がけましょう。
気温や湿度が高い日は、特に注意が必要です。
抵抗力の弱い人(高齢者、妊娠中の方、2歳以下の乳幼児など)には、できる限り十分加熱した卵料理を提供してください。
もし使い切れなかったり、食べきれず残ってしまった卵料理は、時間が経ち過ぎたら思い切って捨てましょう。
TKG(卵かけごはん)で食中毒になることもある
パパッと食べることができ、栄養価も高くおいしい卵かけご飯。大好きな方も多いのではないでしょうか。
しかし、卵にはサルモネラ菌のリスクがつきもの!スーパーなどで販売されている卵は、専門の施設で選別・殺菌・洗浄が行われていますが、購入後の保存状態などによってはそのリスクがゼロとは言い切れません。
卵かけご飯で食中毒にならないように、注意するポイントをまとめてみました。
ポイント➀食べる直前に殻を割る
サルモネラ菌は10℃以上、特に20℃以上になるとよく増殖します。
温度が低い状態にあるほど、サルモネラ菌の繁殖はおさえる事ができるので、スーパーなどで購入してきたら、なるべく早く冷蔵庫で保管しましょう。
そして、食べる直前に冷蔵庫から取り出し、割って使用するといいですね。
ポイント②卵は一度お皿に割ってからご飯にのせる
卵かけご飯を食べる際、ご飯にくぼみを作って、そこに卵を割り落とす方も多いのではないでしょうか?
しかしこれはちょっと注意が必要です。
ご飯の上に直接落としてしまうと、卵の状態(殻や血が混ざってしまっているなど)がよくわからなくなってしまいます。
一度お皿に割って、卵が生食に適しているか確認してからご飯にのせる方法がおすすめですよ。
卵の食中毒リスクを回避!
今回ご紹介した卵と食中毒の危険性。
最近、卵は値段が高いこともあり、「もったいない!」「ちょっとくらい大丈夫」と思ってしまいがちですが、特に生でいただく場合、食中毒のリスクがつきものとしっかり認識しておきましょう。

子育てをきっかけに都会からUターンし、海も山も近い田舎に住みながら、フリーランスの管理栄養士をしています。毎日の生活に役立つ、アイディアレシピや節約レシピなどを楽しくわかりやすく伝えていければと思います。ぜひご覧くださいね★
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